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トラベル ■第2738号《2014年2月8日(土)発行》  
 

鉄道旅行のグランプリに日本旅行の「北陸本線の旅」
グランプリを受賞した玉川さん(左から2人目)。右端は丸尾社長

 魅力的な鉄道旅行の日本一を決める催しが1月29日、さいたま市の鉄道博物館で開かれ、日本旅行の「北陸本線100周年記念号の旅」がグランプリを受賞した。同社は審査委員特別賞とルーキー賞も併せて受賞、企画力の高さを見せつけた。審査委員の一人、大塚圭一郎さん(共同通信記者)はグランプリ受賞作品ついて、「鉄道旅行の豪華フルコース料理と呼ぶべき充実した企画」と評価した。

 この催しは「鉄旅オブザイヤー」(実行委員長・丸尾和明日本旅行社長)。旅行会社が造成する鉄道旅行商品の企画力、オリジナリティーを競うもので、今回で3回目となる。実行委による第1次審査、外部審査員(委員長・関口知宏さん)による第2次審査を経て、グランプリを含め5作品が選ばれた。

 グランプリを受賞した作品は日本旅行西日本営業本部JR営業推進部の玉川淳さんが企画。玉川さんは昨年、準グランプリを受賞しており、「今年はグランプリを狙っていた」という。

 昨年は北陸本線全通100周年にあたり、グランプリ作品はこれを記念したツアー商品。北陸本線の往年の名門列車として利用していた475系車両を利用し、敦賀—糸魚川間をゆっくり時間をかけて運行。途中の各駅でもたっぷり時間をとりながら、併せてイベントも行うという盛り沢山の内容。富山駅ではシンガーソングライター伊藤敏博さんのミニライブも行った。

 昨年10月13、14日出発(コース数3本)で、価格は1万1800円から。約510万円の販売実績を上げた。「幼い頃から鉄道趣味人であり、鉄道がない生活は考えられない。私の人生にとっても(受賞は)大きな喜び」と玉川さん。

 審査委員からは「こだわりが半端ない。駅弁や名菓、ミニライブなども盛り込まれ、鉄道ファンでない人も楽しめる内容」(旅の手帖編集長の矢口正子さん)、「地域と地域を結ぶ鉄道ならではの旅の楽しみ、そこに住む人々を巻き込み、高いエンターテイメント性を融合した企画力と実現力がすごい」(鉄旅ガールズ)と絶賛するコメントが相次いだ。

 準グランプリはクラブツーリズムの「クラブツーリズム貸切トワイライトエクスプレス車両で稀有な刻 瀬戸の絶景・呉線『ランチクルーズ列車』の旅3日間」、審査委員特別賞は日本旅行の「ミッドナイト撮影会in銚子電鉄」と「広田泉さんと訪ねる 南三陸の今」が受賞。

 また、過去受賞したことがない作品で、コンセプト、内容などについて審査員が評価した作品に贈られるルーキー賞は北海道オプショナルツアーズの「廃線探訪シリーズ『定山渓鉄道』『夕張・三菱大夕張鉄道』の2本」が選ばれた。



JTB、エースに宿の品質基準を導入
 JTBは、14年度(4月から)の国内旅行パッケージツアー「エースJTB」で、基幹商品である方面別の「赤パンフレット」に品質と満足度の商品企画基準を導入する。「好評価の宿を厳選している」など主に宿泊施設にかかわる6基準を設定。これを「6つのお約束」として来店客などに品質の良さを明確に提示することで購買につなげる。

 商品企画基準は、年間50万件を超える顧客アンケートなどを基に不満や求めていることを詳細に分析して設定した。

 「好評価の宿」は、アンケート点数で「総合評価」77点以上、「客室」「料理(ホテルは朝食)」72点以上を基準として選定。さらに6つのお約束の中の客室、設備、眺望、料理内容などに関するサービスを確実に提供できることも条件とした。

 客室に関しては、「和室は10畳以上、洋室は20平方メートル以上」を基本にした。JTBの調査によると宿泊に対する一番の不満は「客室」で、さらに客室の中での一番の不満は「広さ」だった。自宅の快適性に劣らぬよう、一般家庭のリビングルームの広さに相当する10畳、20平方メートルを広さの最低基準とした。

 客室での「景色、眺望の良さ」も約束した。企画担当者が基準をクリアしていると確認した客室だけを提供する。
 夕食は「パンフレット掲載の写真と同じ料理」を「温かいものは温かく、冷たいものは冷たく提供する」と明言する。

 宿泊施設以外の約束としては、「主要観光地で大きな手荷物を配送、または預かる」サービスを全国38カ所で実施する。

 14年度のエース商品の沖縄では「快適宣言」として、旅のストレスを解消するサービスも展開。JTBの利用客専用のラウンジを設置するほか、並ばずに朝食を食べられるプランも設定した。

 添乗員同行型プランでは、バス移動時や夕食時に他のグループと相席にならないよう配慮する。



阪急交通社、4月1日付で社長に松田氏

 阪急交通社は3日、松田誠司取締役常務執行役員西日本営業本部長が代表取締役社長に就任する人事を内定したと発表した。生井一郎代表取締役社長は代表権を持つ会長に就く。4月1日付就任。

 松田 誠司氏(まつだ・せいじ)関西学院大卒。1977年4月阪急交通社入社。取締役執行役員九州営業本部長、同西日本営業本部長などを経て、2012年4月から取締役常務執行役員西日本営業本部長。京都府出身、59歳。

社長に難波江専務執行役員 阪急阪神BT
 阪急阪神ビジネストラベル(BT)は3日、難波江隆一非常勤取締役(阪急交通社代表取締役専務執行役員)が代表取締役社長に就任する人事を内定したと発表した。小川清隆社長は相談役に就く。4月1日付就任。

 難波江 隆一氏(なばえ・りゅういち)上智大卒。1974年4月阪急交通社入社。取締役執行役員旅行事業本部西日本営業本部長、同常務執行役員東日本営業本部長などを経て、2010年4月から代表取締役専務執行役員。愛媛県出身、64歳。




主要旅行業12社の12月実績

 鉄道旅客協会が1月30日に発表した、主要旅行業12社の12月の旅行販売取扱額は前年同月比4.9%増の2586億5009万円だった。

 内訳は国内旅行が6.6%増の1584億8794万円、海外旅行が2.3%増の910億9043万円、外国人旅行が2.4%減の56億2476万円だった。

 総取扱額が前年同月を上回った事業者は12社中11社だった。

 国内旅行で前年同月を上回ったのは、ジェイティービー、日本旅行、KNT—CTホールディングス、東武トラベル、名鉄観光サービス、京王観光、農協観光、読売旅行、阪急交通社の9社。海外旅行は10社。外国人旅行は11社中6社が前年同月を上回り、うち東武トラベル、西鉄旅行、阪急交通社は3ケタの伸びだった。

 4月からの累計総額は、前年同期比0.5%増の2兆5735億380万円。前年同期を上回った事業者は、ジェイティービー、日本旅行、名鉄観光サービスの3社。

 分野別では国内旅行が4.3%増の1兆5943万6036万円、海外旅行が6.5%減の9052億5123万円、外国人旅行が23.5%増の575億3510万円。

 国内旅行の累計が前年同期を上回った事業者はジェイティービー、日本旅行、KNT—CTホールディングス、名鉄観光サービス、読売旅行、阪急交通社の6社だった。



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