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地域観光 ■第2717号《2013年8月31日(土)発行》    
 

15年春開催の福島DCで震災からの復興アピール
キャッチコピーのパネルを囲む4氏(左から小池、西野、佐藤、菅野の各氏)

 2015年4〜6月の福島県デスティネーションキャンペーン(DC)開催に向け、同県の官民で組織する福島県観光復興キャンペーン委員会(会長=佐藤雄平・福島県知事)は26日、福島市のホテルサンルートプラザ福島で今年度2回目の総会を開き、プレ、アフターを含めた3カ年にわたるキャンペーンの事業計画を承認した。計画では、花や温泉、食など、地域の観光素材を活用したさまざまな取り組みを行い、東日本大震災からの復興をアピールするとともに、原発の風評被害の完全払拭を目指す。また、一般から募集していたDCのキャッチコピーが「福が満開、福のしま。」に決まり、同日発表された。

 佐藤知事は「地震、津波、原発で、一昨年から大変な状況にあるが、(県民)一人ひとりの努力と県内外からの支援で、だいぶ元気を取り戻した。しかし、手強いのが風評被害。原発事故がなかなか収束せず、福島県の基幹産業である観光は依然、厳しい状況だ。団体客をいかに元通りにするかに頭を悩ませている」と述べたあと、「来年のプレDC、そして再来年の本番のDC、翌年のアフターDCに、われわれが全力を傾けることが福島県の観光復興につながる。官民一体で知恵を出して、素晴らしいDCになるよう、一層の尽力を」と求めた。

 JR東日本からは、中通りと会津地方の路線を管轄する仙台支社の西野史尚支社長、浜通りの路線を管轄する水戸支社の小池邦彦支社長があいさつ。「佐藤知事の力強い声に応えて、DCにさらに力を入れて取り組む」「ライバル(の観光地)に勝つための仕組み作りが必要。地域、業界の皆さまとともに、一致団結して取り組んでまいりたい」と述べた。原口宰常務は「JR東日本の観光開発と福島DCに向け期待すること」と題して講演した。

 DCは2年後の2015年4月1日から6月30日までの3カ月間開催。2005年に会津地方単独のDCが行われたが、県全域の開催は2001年以来14年ぶり。

 今回のDCでは、原発事故の影響を踏まえて中通り、浜通り、会津などエリア分けをした上での誘客宣伝は行わず、県全域を一つのエリアとして展開。花をテーマにしたスタンプラリーや、県内の温泉や旅館の周遊と利用を促進する県産品プレゼントキャンペーンなど、地域の観光素材を活用したさまざまな企画や催しを行う。ガイドや語り部など、人にスポットを当てた総合パンフレットや、二次交通ガイドブックも作成する。総事業予算は約13億円。

 今年は10月30日から11月1日まで、首都圏の旅行会社などを対象に「七転び八起き観光キャラバン・旅行会社説明会」を実施。来年のプレDCでは、旅行会社の社員500人を呼び「全国宣伝販売促進会議・エキスカーション」を5月21〜23日に行う。

 DCのキャッチコピーは「福が満開、福のしま。」に決定。6月6日から7月15日まで一般から募集したところ、3161点の作品が集まり、福島市在住の大波優月さん(7歳)の作品が選ばれた。「春の観光の目玉である『花』や、多くの『福』がある福島に多くの人に来てもらいたい、との強い思いが込められている」と、採用が決まった。

 県観光復興キャンペーン委員会の副会長を務める福島県旅館ホテル生活衛生同業組合の菅野豊理事長は「本番に向けて、準備が着々と進んでいる。新しい観光素材による、今までにない商品を作っていきたい」と述べた。



宮崎の中学生、教育旅行の一環で被災地訪問
全壊した中浜小校舎内で井上元校長の話を聞く

 宮崎市内の中学生が20日、東日本大震災の被災地の宮城県山元町を訪問し、地元の中学生や仮設住宅の住民との交流、被災現場の見学に臨んだ。同市教育委員会の「がんばろう東北 子どもたちふれあい交流事業」による教育旅行で、旅行業務は近畿日本ツーリスト九州宮崎支店が受託した。また、宮崎菓子協会が地元の菓子詰め合わせ650個を託し、交流団の一行が同町の中学生や被災住民に配布した。

 この日は宮崎市立赤江東、生目南いきめみなみの両中学校の生徒20人らが、町内のイチゴ農園での清掃ボランティアに従事した後、同町立山下、坂元の両中学校を訪問した。一行は両校の全校生徒が参加する歓迎式に臨んだ後、宮崎県に関するクイズやゲームで交流を深めた。山下中では宮城、宮崎両県の郷土料理の給食を味わった。坂元中では記念植樹を行った。

 さらに、津波で全壊し、廃墟となった旧中浜小学校校舎を訪問。元校長の井上剛・現坂元小校長から津波が襲ってくる緊迫した状況や避難してきた住民の様子などの説明を受けた。生目南中1年の笹山大輔君(12)は「テレビや新聞で見るよりひどい。本当に津波は怖いと思った。もしもの時は自分たちで考えて対処できればと思う」と語った。

 この後、地元の仮設住宅を訪問し、住民から現在の生活状況について話を聞いた。

 今回の教育旅行は19〜21日の日程で実施された。一行は同町訪問の前後で、松島湾や仙台城跡の見学、松川だるま絵付け体験も行った。

 今回の教育旅行に対する地元住民や宮崎市内の保護者の関心は高く、同支店が開設した旅行内容を紹介する簡易型ホームページには多くのアクセスがあった。また、訪問した中学生の一部は20日、同町臨時災害FM放送局「りんごラジオ」の番組に出演した。

 この交流事業は、同市が震災直後から同町に職員を派遣、宮崎県教委も教職員を派遣し、このうち同市の教員も含まれていたことがきっかけで始まった。市教委は2012年3月に山下中の生徒と教師計192人、同10月に坂元中計103人を同市に招待した。

 当初から同事業を担当し、今回添乗員として同行した同支店の田代修担当課長は、今回の交流事業の意義について「(2年前の)口蹄疫の被災地になった宮崎と震災被災地の宮城が、復興を目指して共に協力しながら前に向かうことが大事。これをきっかけに交流が続いていくことを願う」と語った。

 また、震災復興や防災教育に関して旅行会社が果たす役割については「地方の支店に勤務しているので、地元活性化や地元発型の交流事業を大切にしたいと考えてきた。今回の教育旅行を担当し、旅行会社として両県の交流に携わることができたことはとてもうれしいし、有意義だったと思っている。訪問した子どもたちは今回の体験をぜひ、地元で多くの人に話してほしい」と成果を強調した。



埼玉県、特命観光大使にバナナマンの設楽さん
 埼玉県は22日、お笑いコンビ「バナナマン」の設楽統さん(40)=皆野町出身=が28日から特命観光大使に就任すると発表した。また、設楽さんが編集長を務めるフェイスブック(FB)も開設した。

 県が観光に特化した大使を任命するのは初めてという。任期は来年3月末まで。

 FBについては「ちょこたび埼玉観光情報局」を運用しているが、設楽さんが編集長を務めるFBは「たびちょこ埼玉観光情報局」として、これまでとは違う切り口で埼玉の観光情報を発信していく。

 28日は都内の赤坂サカスで埼玉のイベントを開催。巨大ガラポンを使った抽選会やB級ご当地グルメの販売、県のキャラクター「コバトン」との写真撮影会も行い、設楽さんはビデオレターで登場した。



熱海市、都内で観光プロモーションのキックオフイベント

 静岡県熱海市は26日、東京都墨田区の銭湯「大黒湯」で新観光ブランドプロモーションのキックオフイベントを開催した。今年から3年間「意外と熱海」を統一テーマに、熱海の魅力を全国に発信していく。同市が3年間の長期ブランドプロモーションを行うのは初めて。プロモーション事業はJTB中部が担当する。

 同市がこれまで行っていたプロモーションは単発のものが多く、イベントや広告ごとに異なる事業者に委託していた。そのため統一したイメージを発信することができず、誘客につながっていなかった。

 市では昨年、市長と副市長、観光関係者、有識者で組織する「観光戦略会議」を立ち上げた。その中でプロモーションの強化を提言。今後3年間の中期にわり一貫性のあるプロモーションを手がける事業者を公募した。行政や観光関係者、市民らが提案内容を検討し、JTB中部に決定した。

 JTB中部は「思いもよらず良かった」という発見が顧客満足度の向上につながると、「意外性」をブランドテーマに設定した。

 長期に渡るブランドプロモーションは「大きな挑戦」と齋藤栄熱海市長は語る。「20〜30代を中心にレトロな熱海が意外と新鮮に映るようだ」と若い世代を中心に誘客を図りたい考えを示した。

 同市の昨年の宿泊を伴う入り込み数は270万人。新プロモーション1年目は10%増を目指す。

 同イベントでは秋のプロモーションについても説明が行われた。ミス熱海の高木菜水さん、沼田園乃子さん、市川恵理さんが秋のキーワード「芸術」「恋愛」「世界遺産」を発表。MOA美術館で9月1日から開催される「熱海アートフェスティバル」や、恋愛のパワースポットである伊豆山神社、初島から見える富士山などの魅力を披露した。



熊本県、大阪で写真展を開催

 熊本県は11日から18日まで、京阪シティモールの大川側レストスペース(大阪市中央区)で、「熊本県観光アドバイザー 本堂亜紀 写真展『I LOVE 熊本』&関西女性視点『魅力満載!熊本』写真展」を開催した。期間中、約2400人が来場した。初日の開会式にはくまモンが登場し=写真、本堂さんによるトークショーも開催された。

 写真展では県の観光アドバイザイーを務めるモデルでカメラマンの本堂さんが過去6回訪れた熊本の観光地の写真30点や、本堂さん主宰の女性による異業種交流サークルのメンバーが撮影した50点の作品が展示された。

 熊本城からのまち並み、阿蘇の大自然、黒川や杖立の温泉街、SLでの人吉の旅のほか、天草のイルカウォッチングや絶景の夕日、山鹿の重要文化財「八千代座」、水俣の美しい棚田—など、県の有力観光地を網羅している。

 開会式であいさつした松岡岩夫・県観光経済交流局長は「女性から見た熊本の魅力を紹介してもらえる写真展だ。くまモンは九州新幹線全線開業に合わせて誕生したキャラクターで、まさに熊本生まれの大阪育ち。関西と熊本の交流を活発にして、今回の作品に登場する女性に魅力的な熊本の観光地に訪れてほしい」と述べた。

 本堂さんのトークショーは女性来場者50人限定で開催。本堂さんが撮影した熊本の写真作品を鑑賞しながら、女性にお勧めの熊本の旅の魅力を紹介した。



OKINAWA離島コンテンツフェア、9月11日に都内で
 沖縄県に数多くある離島の観光事業者が一堂に会し、県外の旅行会社や観光事業者に魅力をPRするとともに商談に臨む「OKINAWA離島コンテンツフェアin東京〜離島博覧会〜」が9月11日、東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開かれる。

 沖縄観光を取り巻く環境は、格安航空会社(LCC)の就航やクルーズ船の増加、海外航空路線の拡充などにより、追い風が吹いている。現在の好調な状況を維持し、さらに発展させるため、県と沖縄観光コンベンションビューローが主催し、初めてのコンテンツフェアとして開催実現につなげた。

 石垣市観光交流協会・八重山ビジターズビューローや宮古島観光協会、久米島町観光協会、ANAインターコンチネンタル石垣リゾート、宮古島東急リゾート、久米島シーサイドパークゴルフ場など、離島観光に携わる県内の50を超える団体が出展を予定している。

 会場は東京国際フォーラム地下2階展示ホールで、開催時間は午後1時から同6時まで。

 また、フェアに参加し、出展者と連携して新たに旅行商品を造成した旅行会社に対し、助成金制度も用意した。

 フェアへの参加はファクスかメールでの申し込みが必要。問い合わせや申し込みは、OKINAWA離島コンテンツフェアin東京事務局TEL098(867)2656、ファクス098(867)2627、Eメールritohaku@ritou-hakurankai.jpまで。




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