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地域観光 ■第2709号《2013年6月29日(土)発行》    
 

鬼怒川・川治温泉観光協会、芸妓文化復活へ一般公募
 鬼怒川温泉の芸妓文化を復活させようと、栃木県日光市の鬼怒川・川治温泉観光協会が7月中旬、芸妓候補を一般公募する。候補者は、半年間の育成期間を経て一人前の芸妓を目指す。同協会は、芸妓の減少に歯止めをかけて、かつての温泉地のにぎわいと文化を復活させることを目指しており、市も協会の計画に協力する方針だ。

 同協会によると、温泉旅館やホテルに芸妓を派遣する「鬼怒川温泉芸妓・芸妓屋組合」は1935年ごろに設立された。ピーク時の高度経済成長の時代には300人を超える芸妓が所属し、夜の温泉街をにぎわせていた。

 しかし、団体旅行から小グループ、家族旅行主体という旅行形態の変化に伴う宴会需要の減少や長引く不況、技能を持たずに参入できるコンパニオンの登場などで芸妓は減り続け、現在は50〜60代の9人だけ。温泉地の伝統文化は「風前のともしび」となってしまった。

 同協会は、現役の芸妓が活躍しているうちに後継者を育てる必要があると判断。100万円の予算を計上して後継者育成に乗り出すことにした。また、芸妓を養成する稽古場がすでになくなっていることから、市に対して公共施設の貸与を要請した。斎藤文夫市長も市議会6月定例会での答弁で、協力に前向きの姿勢を示した。

 計画では20代と30代前半の女性を対象に公募し、半年後にお座敷に出られることを目標に稽古する。指導は現役の芸妓や旅館の女将らが担当する。受講料は協会が負担する。なお、日光市内の4観光協会が12月に合併することから、芸妓養成事業は今年度の単年事業となり、来年度以降は新観光協会で継続を検討することになる。

 詳しい応募要項や待遇などについては、28日の「鬼怒川温泉芸妓活性化委員会」で決定後、公表されることになっている。



茨城、栃木両県、プレミアム付き宿泊券で旅行需要回復へ
茨城の宿泊券(上)と栃木の宿泊券

 茨城県と栃木県は、東日本大震災で減少した宿泊客を呼び戻すため、プレミアム付き宿泊券をそれぞれに発売した。販売価格は茨城県が2500円、栃木県が3千円で、いずれも5千円分の宿泊券として利用できる。両県の取り組みは個別のものだが、ともに今年度中に2万枚の発券を目指す。

 茨城県がプレミアム付き宿泊券を発行するのは初めて。2011年と12年に、ツアーを催行する旅行会社に無償で観光バスを手配する事業を行ったところ、団体客の誘致に成功し大きな効果を出した。ところがバスツアーが造成されやすい大きな宿や施設に旅行客が偏ってしまった。「今年は個人の旅行者に向けて宿泊券を考案した。小さな宿にも宿泊客を誘致したい」と観光物産課の鈴木賢嗣さん。

 5千円の宿泊券は、2500円で発売。差額のうち500円は宿泊施設が負担し、残りの2千円は県の宿泊観光推進事業の予算約5600万円で支払われる。販売枚数は第1期、2期ともに1万枚。第1期は25日に発売した。第2期は10月1日が予定されており、ともに14年3月末まで使用可能。1人8枚まで購入でき、1泊1万円以上の場合は2枚まで、1万円未満は1枚使用できる。

 宿泊できる施設は137施設。宿泊券は全国のコンビニエンスストア、リクルートの割引チケット共同購入サイト「ポンパレ」、アンテナショップ「茨城マルシェ」で販売する。

 栃木県がプレミアム付き宿泊券を発行するのは昨年に続き2年目。昨年は夏期と冬期にそれぞれ1万枚発売し完売した。県内販売分は即売したが、首都圏分は完売まで時間がかかった。

 今年も5千円の宿泊券を3千円で販売し、差額の2千円は県の観光予算で賄う。

 今年の夏期分は15日に発売され、県内分は3日で完売した。県外分は9月27日まで販売され、利用期間は24日〜9月30日。その後、冬期分が発売される。

 1人4枚まで購入でき、1泊につき1人1枚利用可能。宿泊券が使えるのは246施設。券の販売は県内外のアンテナショップ「とちまるショップ」「おいでよ!とちぎ館」のほか、一部の旅行代理店などで行う。

 個々の取り組みとは言え、隣接する県がプレミアム付き宿泊券をそろって販売したことで、周遊観光の需要も喚起されそうだ。



長野・渋温泉がモンハン一色へ

 志賀高原や湯田中渋温泉郷などを抱える長野県山ノ内町の夏や秋のイベントを紹介しようと、町の観光関係者らが19日、東京・池之端の観光経済新聞社を表敬訪問した。

 訪れたのは山ノ内町観光連盟の山本聡一郎会長(癒しの湯かどや社長)=写真中央=や山ノ内町観光商工係の酒井義之さんら計6人。山本さんは6月1日付で会長にしたばかりで、その手腕に期待がかかっている。

 イベントの目玉の一つが7月27日から渋温泉で始まるアクションゲーム「モンスターハンター」とのコラボレーション企画だ。2011年夏に街をモンハン一色にしたところ好評だったことから、今回は1年間のロングランに。期間中、さまざまな企画を用意し、観光客を迎える。

 たとえば宿泊では男女ペア限定で泊まれる「狩ップルプラン」(朝・夕食付き、2人で7万5千円)や「ハンタープラン」(朝食付き)、「ちょこっと素泊まりプラン」(食事なし)があり、それぞれにこのプランでしか手の入らない特性オリジナル土産をプレゼントする。

 また、源泉かけ流しの「ハンター露天風呂」は水着着用のため家族やカップルで入場できる。

 町と宝探しサイト、タカラッシュが連携し、7月20日から11月24日まで「スノーモンキーと大冒険2」を実施する。参加できるのは宿泊客だけ。特別賞として3人に賞金10万円を贈る。このほか志賀高原カレッジコンサート(7月7日〜8月31日)や大蛇祭りとミス志賀高原コンテスト(8月23〜25日)などイベントが目白押しだ。




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