にっぽんの温泉100選 | 人気温泉旅館ホテル250選 | 5つ星の宿 | 部門別100選 | 宿のパンフ | ベストセレクション | 宿の必需品 | 観光経済の本

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
  アーカイブ
→ PR
→ 宿の必需品
目次
→ 観光業界人インタビュー
→ このひと
→ いらっしゃいませ!
→ 最新宿泊&施設情報
→ 特集
→ データ
→ 注目トピックス
→ 2016年のニュース
→ 2016年の写真ニュース
→ 2015年のニュース
→ 2015年の写真ニュース
→ 2014年のニュース
→ 2014年の写真ニュース
→ 2013年のニュース
→ 2013年の写真ニュース
→ 2012年のニュース
→ 2012年の写真ニュース
→ 2011年のニュース
→ 2011年の写真ニュース
→ 2010年のニュース
→ 2010年の写真ニュース
→ 2009年のニュース
→ 2009年の写真ニュース
→ 2008年のニュース
→ 2008年の写真ニュース
→ 2007年のニュース
→ 2007年の写真ニュース
→ 2006年のニュース
→ 2005年のニュース
→ 2004年のニュース

 

トラベル ■第2690号《2013年2月2日(土)発行》  
 

鉄旅オブザイヤー、グランプリはJTB中国四国
にわとりの着ぐるみを着て記念写真に臨むJTB中国四国の社員

 魅力的な鉄道旅行の日本一を決める催しが1月23日、さいたま市の鉄道博物館で開かれ、JTB中国四国の「長州黒かしわを味わう!長門湯本温泉or俵山温泉に泊まる!貸切やきとり列車の旅2日間」がグランプリを受賞した。審査委員の井門隆夫さん(井門観光研究所)は「豪雨で被災した美称線を救うべく、地域自治体や協賛業者・関係団体と一致団結して企画した企画力に敬意を表したい」とコメントした。

 この催しは「鉄旅オブザイヤー」(実行委員長・田川博己JTB社長)。旅行会社が造成する鉄道旅行商品の企画力を競うもので、今回で2回目となる。全国から64作品(商品)が寄せられ、実行委員会による第1次審査、外部審査員(委員長・関口知宏さん)による第2次審査を経て、グランプリを含めて5作品が選ばれた。

 グランプリを受賞した作品はJTB中国四国山口支店の上田英夫さんと眞田直也さんが造った。

 JR美祢線は10年7月の集中豪雨で、橋梁の橋げたや橋脚が流されるなど大きな被害を受け、1年以上もの間不通となっていた。今回のツアーは美祢線の運転再開を機に同路線の利用促進を図ることを目的に、沿線の観光素材を組み込んだイベント列車の旅。

 沿線の長門市は全国でも有数の焼き鳥の街であることから、やきとり列車の誕生となった。2両編成の車両は満席で「当初は家族連れを想定していたが、家族連れは3割で、7割はお酒好きな年配者だった」という。

 「ものすごくオジサン向けに見えるが、パンフレットもかわいいイラストを使い、各駅歓迎やイカ釣り、アイス責めなど飲み屋好き女子のこころをくすぐりまくり」(鉄旅ガールズ)、「ビール列車はたくさんあるが、焼き鳥をメーンにした列車は新しい。お客さんの笑顔が目に浮かぶ」(ママ鉄代表の豊岡真澄さん)など女性からの高評価が目立った。

 表彰式では受賞者がにわとりの着ぐるみで登場し、場の雰囲気を和ませていた。また、10月にJR九州が運行を開始するクルーズトレイン「ななつ星in九州」に実際に乗務するクルーがプレゼンターを務め、クルーズトレインの最新情報も発信した。

 準グランプリは日本旅行西日本営業本部と日本クルーズ客船の「欧亜国際連絡列車100周年記念号の旅 夏のウラジオストッククルーズCコース特別列車乗車プラン」、審査委員特別賞はクラブツーリズムの「鉄道でめぐる!日本一周の旅14日間」と「紅葉エクスプレスで行く秋色輝く北海道5日間」、JTB西日本の「サロンカーなにわ鉄道クルーズ 日本海の絶景を望む 山陰縦断ローカル線の旅4日間」が選ばれた。



ANTA、群馬で観光活性化フォーラム
主催者を代表してあいさつする二階会長

 全国旅行業協会(ANTA)は1月23日、着地型旅行「地旅(じたび)」を通じて地域の活性化を図るための第9回「国内観光活性化フォーラムin群馬」を群馬県前橋市のグリーンドーム前橋で開催した。全旅が共催。冒頭、主催者を代表してあいさつした二階俊博会長は、「観光立国の実現は、地方から考え、地方の観光資源を掘り起こして取り組むことが大事だ」などと述べ、ANTAとして群馬をはじめ全国各地の観光振興に尽力する考えを示した。

 二階会長はまた、事前防災の考え方に基づく「国土強靭化基本法」の制定や「東アジア・ASEAN経済研究センター」と連携した観光振興についてANTA会員の理解と協力を求めた。あいさつの締めくくりに「観光の果たすべき役割は極めて幅が広く、深い。その責任を自覚して、みんなでがんばっていこう」と呼び掛けた。

 名誉実行委員長に群馬県出身の福田康夫・元内閣総理大臣を迎えて、来賓は観光庁から井手憲文長官、地元からは群馬県の大澤正明知事、前橋市の山本龍市長らと豪華な顔ぶれ。井手長官は基調講演にも登壇し、「観光立国の推進に関する最近の動向と取り組みについて」をテーマに語った。

 大会では「日本のふるさとぐんま〜おいでよ日本のど真ん中」に加えて、「行こうよ! 東北・東日本」のスローガンも掲げており、井手長官に続いて東北観光推進機構の長谷川博樹・国内事業部事業部長が東北復興の現状報告も行った。

 第3回「地旅大賞」の表彰式も催され、大賞の「歴史人に触れ合い古代の自然に触れ合う旅」を企画した日本海トラベル(山形県・庄内町)などに表彰状が贈られた。日本海トラベルの後藤紀代表取締役は、着地型旅行実践会員の事例発表として取り組みを紹介した。

 まちづくり観光研究所の奥坊一広所長をコーディネーター、全旅の池田孝昭社長をコメンテーターとして、「“地旅”と地域活性化の方向性」をテーマにパネルディスカッションも実施した。

 パネリストの末永洋一・前青森大学学長は「地旅は、地元の人でなければ分からないような資源をどう発掘するかだ。そのとき、連続性やストーリー性でとらえることによってすばらしい商品ができる」と指摘。井門隆夫・井門観光研究所代表取締役は「これから着地型旅行を担うのは中小企業。その地に根付き営業している人たちが商品を作り、お互いに売っていくということをやらなければならない」として全国のANTA会員の行動に期待した。このほか、五木田・三浦法律事務所の三浦雅生弁護士、塚越屋七兵衛の塚越裕子会長も持論を述べた。

 第10回となる来年のフォーラムは和歌山県で開催する。和歌山県から仁坂吉伸知事が歓迎のあいさつを行った。

【地旅大賞】
 優秀賞=ツアー・ステーション(愛知県・扶桑町)「町家で食す郷土料理と華麗な犬山祭宵山」▽アースランド観光(熊本県熊本市)「南阿蘇村7不思議の旅」▽特別賞=アールエイチ企画(福島県会津若松市)「お祝い膳にて還暦祝い〜廃校利用同級会プラン」、セグラスツーリズムエージェンシー(東京都台東区)「役者が御案内する浅草ガイドツアー全3コース」、三島市観光協会(静岡県三島市)「三嶋大社正式参拝ツアー」、地域観光プロデュースセンター(滋賀県大津市)「環境船めぐみで行く『冬の湖北・余呉の食と暮らし』を訪ねる旅」



ジャルパック、上期のテーマは「いい旅、あたらしい旅。」に

 ジャルパックは1月23日、東京都品川区の本社で、2013年度上期の「JALパック」商品の説明会を行った。安全と品質の「いい旅、あたらしい旅。」をテーマに掲げる同社は、上期の商品について、JALパックならではの「企画力」と「手配力」を生かした魅力あるツアーを満載したと発表。二宮秀生社長=写真=は「旅行会社が介在する意味を商品に生かした」と意気込みを語った。

 今期は国内旅行、海外旅行とも「ゆったり」と「楽しい」をキーワードに商品を企画した。

 「ゆったり」をキーワードにした商品では、新世代シニアと呼ばれるアクティブなシニア層へのアプローチを強めた商品をそろえた。国内旅行では、観光性の高いコースとガイドを活用したコースを拡充。移動中もゆったり楽しめるよう観光列車を利用したコースを新設し、観光タクシーや観光バスコースも各方面に設定した。また観光タクシー、レンタカーコースはホテルを午前9時以降に出発、午後5時前到着で、ホテルチェックイン後にゆっくりくつろげる「ゆったり行程」を組んだコースも各方面に盛り込んだ。

 「楽しい」をテーマにした国内旅行は、オフィシャルスポンサーならではの企画として、30周年を迎える東京ディズニーリゾートの貸し切りイベントツアーや、プレミアムガイド付きツアーなどをさらに充実させた。

 パンフレットについては、今期から表紙の色を赤から白に変更した。表紙左上にはJALパックのブランド名を黒色で、右上には「鶴丸」を配し、赤色の表紙が多い他社のパンフレットとの差別化を図った。

 国内旅行の13年度計画人数については、前年比5%増とし204万5千人を目標する。2012年度落ち込んだ北海道、九州、沖縄方面については巻き返しを図りたい考えを示した。

 また1月17日に放送が始まったジャルパック社員の奮闘を描いたドラマ「あぽやん」については、「ジャルパックを身近に感じてもらえるようになればと期待する」と二宮社長。販売店にドラマのポスターなどを配布し、販売促進に活用するとした。



鉄道4社、恋をテーマに限定切符発売
 JR北海道(札幌市)と三陸鉄道(岩手県宮古市)、西武鉄道(埼玉県所沢市)、智頭急行(鳥取県智頭町)の鉄道4社はこのほど、「日本に四つ 恋の駅きっぷ」を限定発売した。2月14日のバレンタインデーに向けた共同企画で、初めての試み。

 JRは「母恋」、三陸は「恋し浜」、西武は「恋ケ窪」、智頭は「恋山形」という、「恋」が付く駅名を持っており、全国に四つしかないという。4社は恋をテーマに連携し、地域活性化を図ることを目的に「恋駅プロジェクト」を展開しているが、今回初めて4社の恋が付く駅発着の乗車券、入場券を販売することにした。

 4社の恋の駅をデザインしたはがきサイズの台紙に、硬式乗車券または硬式入場券をセット。表面の折り部分を開くとメッセージを書けるスペースがある。「バレンタインに向けて、メッセージカードとして恋人など大切な人への想いを込めたプレゼントに利用できる」とJR北海道。また、4社の切符の折り部分をつなげると一つの絵柄が完成する。

 JRは東室蘭、三陸は盛、釜石、宮古、西武は恋ケ窪、池袋、所沢、智頭は智頭、大原、上群の各駅で、3月14日まで発売する。発売額は会社によって異なり、最も安いのは400円。郵送での受け付けも行っている。



イースター航空、成田―仁川線往復500円で運航
スギちゃんが通行人にイースター航空グッズを配布して搭乗を呼びかけた

 韓国の格安航空会社(LCC)「イースター航空」は1月23日、成田—仁川間の往復運賃を期間・人数限定で500円にするなどのキャンペーンを実施すると発表した。都内で開かれた発表会にはお笑いタレントのスギちゃんも「1日宣伝機長」として参加し、搭乗を呼びかけた。なお、キャンペーン価格での航空券販売はすでに終了している。

 キャンペーンは同航空の就航5周年を記念したもので、同航空の日本総代理店、グローブルーの近藤隆行社長は「LCCに対するイメージは『安い』が先行している。キャンペーンで実際に乗ってほしい。価値が分かると思う」と説明している。

 往復500円の「ワンコインキャンペーン」は4月1〜22日(日本発、金土曜出発除く)、同2〜23日(韓国発、日月曜到着除く)。期間中最大320席を用意する。

 さらに、同航空の全利用者を対象に同1〜23日まで、新宿、東京駅と成田空港を結ぶ「無料ラッピングシャトルバス」を運行する。先着順で定員は45人。1日1往復の予定。

 発表会終了後、スギちゃんは会場前に立ち、通行人に同航空グッズを配布してPRに努めていた。



▲ページトップへ
週刊 観光経済新聞
観光業界トップメディア
観光に専門特化
観光立国を推進
JAPAN Endless Discovery
個人情報著作権等ご購読広告掲載お問い合わせ

写真、見出し、記事など全てのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます。著作権・著作隣接権は観光経済新聞社に帰属します。
Copyright (c) 1999ー2017 Kankokeizai News Corporation
All Rights Reserved