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　割り箸や木質燃料（ペレット）製造の環境ネット（岐阜県高山市）は、スギの端材や間伐材を利用して作るさまざまな種類の割り箸＝写真＝を「環境にやさしい割り箸」として、全国の旅館に採用を働きかけている。

　同社の地元、岐阜・飛騨高山は観光業のほか、林業が中心産業として地域経済を支えている。かつて、加工した木材の端材や間引きした間伐材は、そのまま捨てられていた。同社はそれらを加工してさまざまな割り箸を生み出す。

　箸に刻まれた「飛騨高山」の銘は、豊かな木材資源に恵まれた地元に対する感謝、そして商品の箸に対する同社の自信の表れだ。旅館が客に提供する自慢の料理に添えれば、料理の質をさらに高めるだろう。

　さらに、箸を作る上でどうしても排出されてしまう木くずやおがくずも、集められて成形され、暖房用の木質燃料に生まれ変わる。これも、石油や電気を使わない暖房燃料、つまり「環境にやさしいエコなリサイクル燃料」といえる。

　なお、同社は障害者に就労機会を提供する就労継続支援事業所に認定されており、同社製品を利用することは、障害者の自立を支援する福祉の向上につながる。

　問い合わせは環境ネットTEL0577（36）1655。

　アパホテル（元谷芙美子社長）は12月1日、「アパ社長せんべい」＝写真＝を発売する。「アパ社長カレー」「富士川源流天然水」「アパ社長ラーメン」に続く、アパ社長シリーズの第4弾商品。

　栗山米菓と提携。同社のロングセラー商品「ばかうけ」と協業した。

　全国のアパホテルのフロントやレストラン、アパホテル公式サイトで販売する。宿泊プランにも組み込む。価格は30グラム入りの1袋が100円。

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