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地域観光 ■第2667号《2012年8月4日(土)発行》    
 

地方自治体間で観光交流の動き、協力して旅行商品も
 東日本大震災の風評被害に苦しむ福島県会津若松市と新潟市、東西を代表する古都の神奈川県鎌倉市と奈良市が7月、それぞれ「観光交流宣言」を締結した。自治体が観光振興を図る施策を推進する際、単独では限界がある場合も多く、自治体同士で協力することによって誘客を図り、双方の経済活性化につなげようとする取り組みは今後も広がりそうだ。

 会津若松市と新潟市は22日、JR会津若松駅で両市長が出席して、観光交流宣言を締結した。

 両市間の交流人口拡大を目指す取り組み。観光分野を重視し、互いに協力して誘客、経済振興を図る狙いがある。具体的には、双方で観光PRを展開するほか、新潟と会津をセットにした旅行コースを作ることなどを検討する。また、激減した新潟市からの教育旅行復活も視野に入れる。

 両市は歴史的につながりが深く、古くは阿賀野川の舟運、現在も磐越道やJR磐越西線で結ばれている。震災時には、新潟経由で支援物資も運ばれた。会津若松市は3月、来年のNHK大河ドラマ「八重の桜」放映決定を機に、京都市とも観光分野での相互交流宣言を締結している。

 一方、奈良市と鎌倉市は21日、奈良国立博物館で両市長が出席し、観光交流宣言と災害時相互応援協定を締結した。

 観光交流宣言では、(1)両市の自然・文化遺産を後世に伝え、活用していく(2)国内外からの誘客促進のための連携(3)行政、観光などさまざまな分野の市民団体の交流──が盛り込まれた。災害時相互応援協定では、食料や飲料水、資機材の提供などに加え、古都という共通の性格を持つことから「文化遺産の被災調査等の支援」が盛り込まれているのが特徴。

 奈良市はすでに世界遺産に登録され、鎌倉市も来年の登録を目指しており、古都として共通点は多い。今回は、双方が持つ豊富な文化遺産を活用して双方への誘客促進を図る狙いがある。また両市は、東日本大震災の教訓から、地勢的に離れた両市が応援協定を結ぶことは効果的と判断した。



北海道根室地域、官民一体で教育旅行誘致へ
 北海道根室地域への教育旅行の誘致を強化しようと、北海道根室振興局や地元自治体、大手旅行会社、航空会社など11の機関がこのほど連携協定を締結した。官民一体でプロモーションや学習メニューの充実に取り組み、受け入れの玄関口として中標津空港を活用していく。誘致に合わせて航空便の機材を大型化する実証事業にも取り組む考えだ。

 連携協定への参加機関は、根室振興局とその管内の根室市、別海町、中標津町、標津町、羅臼町、民間企業からはJTB、近畿日本ツーリスト、日本旅行、トップツアー、全日本空輸(ANA)。7月10日には根室管内教育旅行誘致推進協議会(会長=小林実・中標津町長)を設置。共同で事業を進め、新たな事業モデルの創出を目指す。

 同管内への修学旅行は、2010年度に26校、11年度に33校。受け入れ校を増やすには、教育効果の高い学習メニューづくりや効果的な学校へのプロモーションなどが課題。メーンターゲットの関東、関西などからの誘致を増やすには、航空アクセスの利便性向上も必要となっている。

 参加機関では課題の解決に向け、グリーンツーリズムや酪農民泊などをテーマにした学習メニューづくりや受け入れ態勢の整備に取り組むほか、学校関係者などを対象にしたモニターツアーなども実施する予定。

 航空アクセスの利便性向上に向けては、中標津空港を発着する路線や機材の調整に取り組みたい考え。14年度には教育旅行に合わせて大型の機材を運航する実証事業を行う計画もある。

 また、根室管内の誘致、受け入れ態勢を整備した上で、誘致の拡大につながるように釧路地域やオホーツク地域など道東エリア全体にも広域的な連携を呼びかけていく方針だ。



OCVB、体験商品で誘客促進
 沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)はこのほど、夏季の主要ターゲットである子ども連れの家族客を誘客するため、体験メニューの割引クーポンの配布を始めた。

 配布対象者は家族で旅行する中学生以下の子ども。1人当たり2千円分の割引クーポン2枚を配布する。例えば、2500円の体験メニューの場合、500円で体験できる。クーポンは親子で使用可能。

 体験メニューはマリンスポーツや伝統工芸などさまざま。67団体の228の体験メニューで利用できる。地域別には沖縄本島が34団体118種、久米島が13団体33種、宮古島が11団体45種、石垣島が9団体32種。

 体験メニューはOCVBのホームページ「おきなわ物語」(www.okinawastory.jp)で確認できる。

 対象となる体験メニューは、安心、安全に楽しめる地域の観光協会や商工会と連携しているプログラム。実施期間は9月末まで。予算に達し次第終了する。

 体験クーポンは那覇空港、久米島空港、石垣空港、宮古島空港の各観光案内所で配布。沖縄への往復搭乗と、中学生以下と証明できる物の提示が必要。原則として、1つの体験メニューに対して1人1枚のクーポンが利用できる。



会津若松市と跡見女子大、風評被害で連携協定
協定書を交わした会津若松市の室井市長(右)と跡見学園女子大学の山田学長

 跡見学園女子大学は、福島県・会津若松市と7月25日、風評被害対策を包括的に支援するパートナーシップ協定を締結した。これまで観光マネジメント学部の学生がインターンシップで訪れ、女子大生の視点で提言するなど連携してきたが、それをさらに強化する。

 会津若松市役所で行われた締結式では、跡見学園女子大学の山田徹雄学長と会津若松市の室井照平市長が出席し、協定書を交わした。山田学長は、協定記念として桜の苗木も贈呈した。

 昨年9月に観光マネジメント学部の学生が会津若松市の風評被害の現状を視察。観光客を呼び込む方策も考案し、現在、旅行商品の開発にも取り組んでいる。旅行商品はNHK大河ドラマ「八重の桜」をテーマとし、放映に合わせて来年1月頃の発売を予定している。



有馬温泉で「涼風川座敷」始まる

 7月24日から有馬温泉(兵庫県神戸市)で恒例の「有馬涼風川座敷」が始まった=写真。期間は9月2日まで。

 涼風川座敷は有馬温泉の阪神淡路大震災からの復興のために始めたイベント。温泉街の中心にある有馬川親水公園内に座敷や特設ステージ、屋台を設置して開催する。

 座敷では有馬川で涼を取りながら、すき焼きなどが楽しめる。特設ステージでは芸妓の踊りやクラシックなどの音楽コンサートも行われる。

 有馬温泉観光協会では「有馬の夏のイベントとして定着した。期間中は、大きな催しとして、ありま夏まつりや有馬温泉ゆけむり大学なども行われる。多くの観光客を迎えたい」と話している。




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