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　関越自動車道で乗客に死者を出したツアーバス事故を受けて、観光庁は4日、ツアーを企画したハーヴェストホールディングス（大阪府豊中市）に対し旅行業法に違反があったとして、今月5日から47日間の業務停止処分にすると発表した。

　調べによると、同社には、事故が起きたツアーの際にバスを運行した貸切バス事業者に配車指示書が到達したことを確認しなかったなど、複数の違反行為があった。

　同社は4日付で一般貸切旅客自動車運送事業について、5日付で旅行業について事業の廃止を届け出ている。

　帝国データバンクによると、同社は今月2日に事業を停止し、自己破産申請の準備に入っているという。

　観光庁は、官民を挙げて実施している「東北観光博」で、東北を訪れる旅行者に配布しているスタンプ帳「東北パスポート」のスタンプ数に応じたプレゼントを行う。商品の提供については東北6県や東北観光推進機構、大手旅行会社が協力。旅行券や特産品を抽選で贈る。

　対象は東北観光博が開幕した3月18日から、9月30日までに東北パスポートにスタンプを押印した旅行者。周遊した県の数に応じて合計900人に東北の特産品が当たる。観光博が東北6県に設定したすべての観光ゾーン(計28カ所)のスタンプを集めた旅行者から抽選で3人には旅行券10万円分が当たる。

　また、同じ期間内を対象として旅行調査、満足度調査に協力した旅行者から抽選で25組50人にペア宿泊券をプレゼントする。

　東北の特産品は各県が提供。旅行券はJTB、近畿日本ツーリスト、日本旅行、宿泊券は東北観光推進機構が提供している。

　応募は東北観光博ポータルサイトの専用ホームページまたはハガキで。詳しい応募方法は20日ごろにポータルサイトで紹介する。

　環境省は5日、2012年度の「温泉関係功労者」7氏2団体を発表した。旅館業界からは、ホテル大観社長で国際観光旅館連盟会長の佐藤義正氏（78）が選ばれた。表彰式は10日、東京・霞が関の同省会議室で行われた。

　佐藤氏は1995年から13年間、岩手県自然環境保全審議会や環境審議会の温泉部会委員、部会長を歴任、温泉資源の保護に力を尽くし、温泉行政の推進にしたことなどが評価された。日本温泉協会常務理事、つなぎ温泉観光協会会長など兼務。

　佐藤氏以外の表彰者は次の通り（敬称略）。

　岡村真（62）高知県環境審議会温泉部会委員▽加藤尚之（59）東邦大准教授▽葛谷昌之（69）岐阜県自然環境保全審議会会長兼温泉部会長▽斎藤勝弥（86）熊本県温泉協会顧問▽野田徹郎（67）茨城県自然環境保全審議会委員▽波田重熙（71）兵庫県環境医審議会委員▽神奈川県温泉地学研究所▽長野市開発公社

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