にっぽんの温泉100選 | 人気温泉旅館ホテル250選 | 5つ星の宿 | 部門別100選 | 宿のパンフ | ベストセレクション | 宿の必需品 | 観光経済の本

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
  アーカイブ
→ PR
→ 宿の必需品
目次
→ 観光業界人インタビュー
→ このひと
→ いらっしゃいませ!
→ 最新宿泊&施設情報
→ 特集
→ データ
→ 注目トピックス
→ 2016年のニュース
→ 2016年の写真ニュース
→ 2015年のニュース
→ 2015年の写真ニュース
→ 2014年のニュース
→ 2014年の写真ニュース
→ 2013年のニュース
→ 2013年の写真ニュース
→ 2012年のニュース
→ 2012年の写真ニュース
→ 2011年のニュース
→ 2011年の写真ニュース
→ 2010年のニュース
→ 2010年の写真ニュース
→ 2009年のニュース
→ 2009年の写真ニュース
→ 2008年のニュース
→ 2008年の写真ニュース
→ 2007年のニュース
→ 2007年の写真ニュース
→ 2006年のニュース
→ 2005年のニュース
→ 2004年のニュース

 

地域観光 ■第2657号《2012年5月26日(土)発行》    
 シェア

輪島市、世界農業遺産で誘客
千枚田を彩るイルミネーション

 石川県輪島市など8市町にまたがるエリアは、世界農業遺産に「能登の里山と里海」として認定されている。輪島市は遺産に認定された農業にまつわる景観や文化などの地域資源をPRし、誘客を拡大しようと、観光施策を強化している。4月から定期観光バス「わじま温泉郷号」を運行しているほか、昨年初開催して好評だった千枚田をLEDの電球で照らすイルミネーションイベントを昨年より期間を延ばして今年も開催する。

 世界農業遺産は、農業の営みとそれにかかわる景観、文化、生物多様性などに富んだ地域を認定、継承する制度。国連食糧農業機関が認定する。日本では、「能登の里山と里海」(輪島市、七尾市、珠洲市、羽咋市、志賀町、中能登町、穴水町、能登町)と、「トキと共生する佐渡の里山」(新潟県佐渡市)が昨年6月に認定されている。

 能登の里山と里海が広がるこのエリアには、千枚田などの景観、神子原米や能登野菜などの農産物、揚げ浜式製塩や海女漁などの伝統技法といった豊かな地域資源がある。特に輪島市の白米千枚田は、国の文化財名勝の指定を受け、日本の棚田百選に入るなど美しい景観で知られている。

 定期観光バスのわじま温泉郷号は、輪島市が補助金を交付し、北鉄奥能登バスが運行している。「輪島魅力発信人」と称する案内人が同乗し、千枚田をはじめ農業遺産にまつわるスポットなどを案内。輪島、能登空港、金沢を起点とし、予約制で毎日運行する。

 わじま温泉郷号には、約700年の歴史を持つ總持寺、強風を避けるために間垣をめぐらせた景観などを巡り能登の風情を感じるコースと、輪島の朝市、白米千枚田、揚げ浜塩田などの伝統文化に触れるコースの2コースがある。

 運行期間と料金は、總持寺・間垣を巡るコースが11月3日まで(9月11〜15日運休)で、道の駅輪島、能登空港の出発で大人4900円。朝市・千枚田を巡るコースは11月4日までで、道の駅輪島の発着、または能登空港の到着で大人5900円。

 白米千枚田をLEDの電球で照らすイルミネーション「あぜのきらめき」は11月10日から来年2月17日までに開催する。昨年は11月10日〜1月9日の開催だったが、来場者数が約2万5千人に上った。幻想的に浮かび上がる千枚田のあぜ道の中を散策できるとあって好評だった。

 LED電球は昨年は1万2千個を使用したが、今年は2万個に増やす計画。電球1個ごとに太陽光の充電パネルが付属し、環境にも配慮されている。開催期間中には輪島市街地から臨時バスも運行する。

 輪島市交流政策部観光課誘客推進室の中谷武史室長は「輪島観光の下期の目玉はあぜのきらめき。輪島を訪れる商品の企画、販売をお願いしたい」と話す。旅行者がメッセージを書き込んだLED電球を千枚田に自ら設置できる宿泊プランも旅館・ホテルから販売される予定。



トリンドル玲奈、鳥取「まんが博」をPR
平井知事(左)とトリンドル玲奈さん

 鳥取県は17日、今年8〜11月に開催される「国際まんが博」をPRする記者発表会を東京都内のホテルで開いた。まんが博は、マンガをテーマに鳥取県の認知度向上、観光客の誘致拡大などを目指す大型イベント。平井伸治知事が主要イベントの魅力を紹介したほか、「鳥取ふるさと大使」に就任した人気モデルのトリンドル玲奈さんも出席し、まんが博のアピールにひと役買った。

 鳥取県は、「ゲゲゲの鬼太郎」の水木しげる氏、「遥かな町へ」の谷口ジロー氏、「名探偵コナン」の青山剛昌氏など著名な漫画家を多数輩出していることから、「まんが王国とっとり」を掲げ、マンガを通じた地域振興策を展開している。

 今年8月4日には鳥取県主催の国際まんが博が開幕する。県の主催行事を中心に、企業や団体との共同で各種イベントが行われる。メーンイベントは、県内3地域で巡回開催する博覧会「とっとりまんがドリームワールド」。原画やマンガ家の仕事場を再現した展示、作品の世界観を再現したコーナーのほか、ステージイベントや体験型イベントを行う。

 ドリームワールドの開催日程と会場は、8月4〜14日が鳥取市のコカ・コーラウエストパーク県民体育館、9月7〜23日が倉吉市の県立倉吉体育文化会館、10月20日〜11月11日が米子市のどらドラパーク米子市民体育館。

 メーンイベントのほかにも、谷口ジロー氏の作品「父の暦」に登場する昭和30、40年代の鳥取の街並みを鳥取市内の商店街に再現するイベント、北栄町で行う「名探偵コナン」にちなんだ謎解き宝探しイベント、アニメソングやコスプレをテーマに外国人らも参加するイベントなどが行われる。

 記者発表会で平井知事は「まんが博は、マンガ界を代表する鳥取出身の巨匠たちはもとより、マンガの魅力と出会う場。全国、世界の皆さんにまんが博にお越しいただきたい」とアピールした。

 また、鳥取ふるさと大のトリンドルさんをまんが王国とっとりの“王女として紹介した。トリンドルさんはテレビCMで、鳥取のはわい出身という設定で鳥取の方言を話していることでも話題だが、「鳥取にはまだ行ったことがない。まんが博を通じて鳥取の魅力が分かると思うのでぜひ訪れたい」と笑顔をみせていた。



茨城県、映画「天心」で地域復興目指す
映画のPRロゴ

 茨城県では現在、五浦六角堂のある茨城県北茨城市を中心に、六角堂を設計し、日本の美術教育に力を注いだ岡倉天心の姿を描いた映画「天心」の制作に向けた動きが進んでいる。東日本大震災の津波で流失した六角堂が再建されるなど、映画撮影のための舞台も整いつつある。地元と一体となった映画づくりにより地域を盛り上げ、東日本大震災からの復興機運の向上につなげたい考えだ。

 天心は、茨城県ゆかりの題材を取り上げ、ロケを行う茨城発の映画の第3弾として、「HAZAN」、「桜田門外ノ変」に続き3年ほど前から計画。岡倉天心の生誕150年、没後100年となる2013年の公開を目指している。

 映画の舞台となる北茨城市は、震災による被害のほか、原発事故により観光産業や水産業などが大きな打撃を受けている。そのため五浦から日本美術院の再興を目指した天心らの姿に震災被害からの復興を目指す茨城を重ね合わせ、「ここから始まる」をテーマに掲げて映画を制作することで、震災からの復興や地元の元気発信を図ることとなった。

 映画制作を盛り上げようと行政や大学、地元企業などでつくる同映画の実行委員会では、北茨城市出身のミュージシャン、石井竜也さんがデザインしたPRロゴマークも制定。購入代金の一部が映画の製作費用となる、ロゴをあしらったオフィシャル缶バッチを作成し、販売を始めた。また協賛を1口1万円で募っている。

 天心には同県水戸市出身の俳優、渡辺裕之さんの出演が決定。またすでに六角堂の創建のシーンとして、茨城大学の協力を受けて4月に六角堂の再建の様子を先行撮影している。今後は夏をめどに、北茨城はじめ県内5カ所でエキストラのオーディションを実施すると同時に、自治体と共にプロモーション活動などを進める予定だ。

 星加正紀プロデューサーは、「震災からの復興途中で地元の皆さんも厳しい時だが、茨城の皆さんは地域発の映画づくりに非常に協力的で、大変ありがたい。茨城を、日本を元気づけられる復興支援映画を実現したい」と話し、映画製作への理解と協力を求めた。



天心展が開幕 東京の百貨店で
 東日本大震災の津波で流失した茨城県北茨城市の五浦六角堂の再建を記念した展覧会「五浦と岡倉天心の遺産展」が9日、東京都中央区の日本橋髙島屋で始まった=写真。茨城大学などでつくる実行委員会、日本経済新聞社の主催。今月28日まで。

 日本画というジャンルを確立した岡倉天心の軌跡、五浦六角堂の再建について写真や絵画、文書で紹介し、文化財の保護の重要性や震災からの復興をアピールする。天心の指導のもと、新しい日本画の創造に取り組んだ横山大観をはじめとする画家たちの作品も展示している。



東京スカイツリータウンがオープン、初日は22万人が来場

 世界で最も高い自立式電波塔として国内外で注目を集める東京スカイツリーと、隣接する商業施設「東京ソラマチ」などからなる東京スカイツリータウンが22日開業した。初日のスカイツリータウンへの入場者は、20万人の予想のところ、約21万人9千人、スカイツリーの入場者は9千人。雨天にもかかわらず、多くの人が買い物などを楽しんだ。

 スカイツリーの出発ゲート前で行われた、東京スカイツリー開場式には、鈴木道明・東武タワースカイツリー社長、根津嘉澄・東武鉄道社長のほか、地元から山﨑昇・墨田区長、同区出身で、墨田区名誉区民でもある王貞治・福岡ソフトバンクホークス会長らが出席。

 あいさつした鈴木社長は、「今日からスカイツリーの歴史が始まる。スカイツリーで国内外の皆さんにものづくりや人情などの墨田の魅力、新しい日本の魅力を体感してもらいたい。われわれもスカイツリーが名前の通り、天空に向かって成長する大樹となるよう、努力していく」と語った。

 式典には、タワーの名称を決める投票で「東京スカイツリー」に投票した人の中から「東京スカイツリー名づけ親賞」に選ばれた、中澤歩さんも出席。鈴木社長が来塔1番目の認定証を贈呈したほか、公式キャラクターのソラカラちゃんが花束を贈った。



観光経済新聞社、サンリオ、元裕社と共に「フリーペーパー」発行
パスポートサイズのハロートラベル

 観光経済新聞社と、キャラクタービジネスのサンリオ、観光専門広告会社の元裕社の3社はこのほど、フリーペーパー「ハロートラベル」の発行、配布を始めた。元裕社が企画、制作し、観光経済新聞社が発行する。

 ハロートラベルはパスポートサイズの各種優待クーポン付きガイドブック。4月下旬に「群馬」を発行。今後「日光・那須」「富士山」「箱根」「伊豆」「千葉」「沖縄」「北海道」「横浜」などを順次発行していく。

 「グルメ・ショッピング」「体験」「観光・レジャー」「日帰り温泉」「厳選宿」などの情報や地図を掲載。高速道路のサービスエリア、道の駅、観光案内所、旅館・ホテル、アンテナショップなどで各方面約10万部を配布する。




▲ページトップへ
週刊 観光経済新聞
観光業界トップメディア
観光に専門特化
観光立国を推進
JAPAN Endless Discovery
個人情報著作権等ご購読広告掲載お問い合わせ

写真、見出し、記事など全てのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます。著作権・著作隣接権は観光経済新聞社に帰属します。
Copyright (c) 1999ー2017 Kankokeizai News Corporation
All Rights Reserved