トップ

観光行政

トラベル

旅館・ホテル

ビジネス

地域観光

インバウンド

商品・サービス

　ぐるなび総研（滝久雄社長）は23日、日本観光振興協会、観光政策研究プロジェクトチーム（代表・本保芳明首都大学東京教授）と手を組み「インバウンド研究会」を立ち上げた。

　訪日外客増加のためのプロモーション戦略の構築や受け入れ環境対策、人材育成などを研究テーマに掲げ、「成果を国や自治体、観光関連団体・企業に幅広く提供し、観光産業の活性化に寄与する」と同総研。同日、活動の第1弾として「日本、香港、シンガポールのインバウンド施策」をテーマに記念講演会を開催し、井手憲文観光庁長官が政策の一端を述べた。

　広島電鉄と中国ジェイアールバス、一畑バス、石見交通、島根県松江市など官民が連携し、外国人観光客向けチケット「Sun in Japan TICKET（サン イン ジャパン チケット）」を発売した。

　広島を訪れた外客に山陰まで足を運んでもらうのが狙いで、広島から松江、出雲、石見銀山への高速バスと現地の周遊チケットをセットにした。利便性の高いバスと現地での周遊をアピールすることで「新たな需要を取り込みたい」という。

　チケットは3種類。例えば、広島から松江・出雲方面（3日間用）は高速バス、出雲路を巡る路線バスと一畑電鉄が3日間乗り放題となり、約30施設の割引特典を付けた。価格は往復9800円、片道6400円となっている。

　JR広島駅新幹線口の広島バスセンターなどで発売。購入に際してはパスポートの提示を求める。利用期間は4月16日〜9月30日まで。

観光業界トップメディア
観光に専門特化
観光立国を推進