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地域観光 ■WEB増刊号《2011年10月29日(土)発行》  

神戸市、来年1月に「清盛」関連の施設オープン
PRキャラバン隊を紹介

 神戸市はこのほど、来年のNHK大河ドラマ「平清盛」の放送開始に合わせて実施する「KOBE de 清盛2012」事業の概要を発表した。目玉となるのは、1月にオープンする「ドラマ館」「歴史館」と、歴史館周辺の歴史ガイドツアーだ。

 ドラマ館は、JR神戸駅に直結したハーバーランドセンタービル内に開館。ドラマの放送に合わせ、作品を映像やパネルで紹介する。出演者の衣装や小道具の展示をはじめ、清盛ゆかりの地である神戸を発信するエンターテイメント性の高いパビリオンとなる。広さは約500平方メートル。

 歴史館は、清盛が修築した大輪田泊があったエリアに建設する。清盛の生きた平安時代の暮らし、遺跡や出土品の展示などを核として、約900年前の神戸を紹介する。オリジナルアニメーションやCGを使い、福原京も再現する。広さは約6300平方メートル。

 屋外ステージも設置され、神戸市内外への情報発信活動と、神戸を訪れる観光客のおもてなしを行うため結成されたPRキャラバン隊「神戸・清盛隊」のショー、地元住民によるイベントを実施する予定。

 歴史ガイドツアーは有料で、歴史館周辺の清盛ゆかりの史跡をガイドや学生ボランティアと巡る。

 ドラマ館の入場券は大人600円、小中学生300円。歴史館の入場券は大人300円、小中学生150円。2館セット券は大人700円、小中学生350円。団体割引入場券、障害者を対象とした特別割引入場券も設定。前売券の販売もスタートした。



くまモン、大阪でPR活動を強化
大阪でPR活動中のくまモン

 熊本県は今年度下期、PRキャラクター「くまモン」を活用した大阪でのプロモーション活動にさらに力を入れ、さまざまな活動を展開する。

 くまモンは、大阪で昨年秋から約1年間PR活動を行い、県のイメージアップに大きな成果を上げたほか、くまモン自体も抜群の認知度を誇る。

 多くの観光客が大阪をはじめ関西から訪れており、大阪へのお礼として、地域の祭り、運動会などの学校行事に出演、イベントを盛り上げながら熊本観光をPRする。

 さらに県の「営業部長」として関西の企業を訪問し、同県の食材もPRする。県産食材を使用した商品を製造、販売するなどのコラボレーションをくまモンを通じて提案していく。

 また、100万人のくまモンファンと触れ合う「くまモン ミリオンプロジェクト」も企画。手づくりのくまモンやくまモン仕様にした弁当などをウェブやイベントなどで募集する。

 大阪駅では、最新広告技術を使った電子看板でのPRも実施。電子看板の前を通るとカメラが顔を認識し、看板の画面上のくまモンの体に人の顔が付き、くまモンに“変身”できる。くまモンの訪問先でも同じシステムを搭載した携帯型パソコンで、出会った人をくまモンにできる。

 訪問先ではほかにも、くまモンなりきりグッズのサンバイザー「モンバイザー」1万個、ユニークなキャッチコピーの入った「くまモン名刺」3万枚などを配布する。



13年春、広島市で「菓子博」開催
キャラクターの愛称も募集

 全国の製菓業が一堂に集まり、菓子製品の即売や工芸菓子の披露などを行う、4年に1度の祭典「第26回全国菓子大博覧会」(愛称=ひろしま菓子博2013)が2013年4月19日〜5月12日、広島県広島市で開催される。世界文化遺産「厳島神社」を菓子で再現した工芸菓子をシンボルとして展示するほか、今回初めて土日祝日に夜間展示を実施。実行委員会では周辺エリアの宿泊施設や飲食店などとも連携し、地域活性化も狙う。

 主催は同県の菓子組合や広島県、広島市などでつくる実行委員会。全国菓子博の広島での開催は1921年(大正10年)以来92年ぶりとなる。

 市街地にある旧広島市民球場跡地と周辺エリアを会場に設定。全国の菓子を展示、販売するエリア「全国お菓子めぐり館」、菓子づくりの技を体験できる施設「お菓子の学校」などを設置。ファミリープールのエリアを使ったカフェなどの開設も計画する。

 また再入場システムも導入し、来場者が周辺の飲食店を利用したり、観光施設に足を運んだりしやすいようにした。

 目標来場者数は80万人。

 入場券は当日券が大人2千円、小中学生800円だが、前売券を2期に分けて販売。来年4月19日〜9月30日の第1期には大人1500円、小中学生600円で販売する。また午後5時からの夜間入場券も初めて設定し、大人1千円、小中学生400円で販売する。

 実行委員会では11月11日まで、日本風の殿と西洋風の姫をイメージしたイベントキャラクターの名前を募集しており、12月の500日前イベントでお披露目を行う予定としている。



玉川大、山形大と合同で蔵王活性化プロジェクト開始

 玉川大学の折戸晴雄・経営学部観光経営学科教授を中心とする研究グループは、山形大学の村松真・エンロールメントマネジメント部准教授らが行っている「蔵王温泉開発プロジェクト」と合同で「蔵王温泉スキー場活性化プロジェクト」を始めた。

 テーマは「蔵王温泉の観光(レクリエーション)と再開発(リ・クリエーション)」。具体的には、(1)樹氷(スノーモンスター)のキャラクター開発などによる蔵王温泉スキー場のブランド強化(2)雪合戦大会、雪像つくり大会、雪かき・雪下ろし体験など「雪とのふれあい」の訴求によるファミリー層と訪日外国人の誘客(3)宿泊施設との連携による外国人受け入れ態勢の強化──などを行う。スキーリゾートから“スノーリゾート”への転換をめざす。

 折戸教授と折戸ゼミの学生30人は今年7月に蔵王温泉でゼミ合宿を実施。村松准教授と山形大学人文学部地域づくり政策研究会の学生2人との意見交換会=写真=を行った。さらに10月、山形県出身者も含む玉川大生メンバーによる現地調査を実施した。

 山形大学人文学部と蔵王温泉観光協会(斉藤長右衞門会長=わかまつや社長)は09年に地域連携協力協定を締結、蔵王温泉開発プロジェクトを進めてきた。蔵王温泉スキー場活性化プロジェクトは、村松准教授と折戸教授、蔵王温泉協会が中心となり、山形市商工観光部観光物産課、タカミヤグループ(岡崎彌平治社長=蔵王温泉観光協会副会長)の支援を受けながら進める。玉川大学芸術学部、工学部も今後同プロジェクトに加わる。

 蔵王温泉スキー場は、1980年代のスキー全盛期には1シーズンあたり150万人の来訪者があったが、現在は3分の1の50万人まで落ち込んでいる。スキー客の減少に伴って250万人だった蔵王温泉の年間訪問者数も150万人まで減った。

 蔵王温泉スキー場活性化プロジェクトでは、スキーシーズンにスキーを目的としない観光客の増加を狙う。 



山形県、上期の外客数は34%減、震災が影響
 山形県はこのほど、今年上期(1〜6月)の同県内の外国人旅行者の受入実績調査の結果を発表した。期間中の延べ受け入れ人数は3万4955人で前年同期比33.9%減だった。1〜2月は海外からのスキー目的の入込客が増加したが、3月以降は東日本大震災の影響により大きく減少した。

 県内宿泊施設98施設と立ち寄り施設11施設を対象に調査した。

 スキーシーズンの1〜2月は、韓国やオーストラリアからの入込数が増加。しかし同県への訪日客の大半を占める台湾からの訪日客が、旧正月の休暇期間が短かったことなどから減少したため、同17.1%減の3万2201人にとどまった。

 3〜6月は同80.4%減の2754人で、大幅な落ち込みとなった。

 宿泊者数は2万1567人(前年同期2万4970人)、立寄者数は1万3388人(同2万7895人)。立寄者数が1万4千人以上減少しているものの、宿泊者数は3千人程度の減少にとどまった。

 主な市場別の動向は、台湾が46.5%減の2万794人、韓国が同38.1%増の6254人、香港が同32.7%減の3568人。韓国は、仙台空港定期便を使った1〜2月のスキーツアー客の増加などがプラスに働き、半期通しても前年を上回った。
 



西中国山地の魅力発信へ、中国3県の観光施設が連携強化
 広島、山口、島根各県の中山間地域にある観光関連施設が、誘客促進や地域活性化に向けて連携を深めている。10月1日に協力、連携を目的とした団体「西中国山地観光施設等連絡協議会」を創設。共同で情報発信や観光資源の掘り起こし、旅行商品の開発などに取り組む考えだ。

 協議会には、同地域の宿泊施設のほか、日帰り入浴施設や観光立ち寄り施設14施設が名を連ねている。

 今年度は11月中旬をメドに、情報発信のためのホームページの開設や、来年放映のNHK大河ドラマ「平清盛」に向けた関連地域素材の発掘と旅行商品の開発、マスコミや旅行会社へのセールスなどを手掛ける予定だ。

 協議会の設立は、昨年度に広島市が開いた情報交換会がきっかけ。協議会に参加する5宿泊施設が共同で、日帰り入浴と食事を組み合わせたプランをつくるなどして誘客を図り、手ごたえを感じてきた。

 「1施設では難しい広告宣伝も、各施設の広報手段を活用しあえば広範囲で行える。また団体になれば、行政からのアドバイスも受けやすく、旅行会社などへのアピールもしやすい」と吉本辰夫会長(山口県岩国市の錦パレスホテル支配人)。

 同地域は、各県の最も高い山を持つという地理的特徴もあって広島を中心とした中国地方の各地や北九州方面、関西方面などから豊かな自然や温泉を目当てにシニア層が集まるものの、各施設では周辺観光地として錦帯橋(岩国市)や原爆ドーム(広島市)などを紹介するにとどまっている。

 今後は農業などの異業種や地元NPOなどとの連携も図りながら足元の観光資源の発掘、整備を進めていく。



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