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トラベル ■第2616号《2011年7月9日(土)発行》  

夏の国内旅行人数、2.7%減の7230万人

 JTBが発表した夏休み(7月15日〜8月31日)の宿泊旅行動向の見通しによると、国内旅行者数は東日本大震災の影響で前年同期比2.7%減の7230万人。徐々に消費者の旅行意欲は高まりつつあり、東日本発の予約はやや出遅れているが、西日本発は堅調。東日本では節電対策を考えた休暇スケジュールも定まって、7月以降に予約の申し込みも急速に増加する見込み。

 節電対策で冷房を控える生活が続くなか、涼しい観光地や温泉地でゆっくりしたいという意向が強い。首都圏からは軽井沢や蓼科など信州の観光地、立山・黒部アルペンルートが人気だ。

 テーマパークでは、10周年を迎える大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンが増加する見込み。大河ドラマの影響で滋賀県長浜地区も好調。全線開通の九州新幹線を利用した九州方面への旅行も熊本、鹿児島を中心に人気。沖縄のビーチリゾートへの旅行者も多い。復興応援の気持ちも高まり、東北旅行への注目も高まっている。

 出発ピークは8月13、14の見込み。7月30日も多い。

 海外旅行も含めた全体の平均宿泊日数は、2.32泊で、前年より0.15泊上回っている。全体ではまだ少ないものの、今夏を機に長期滞在の旅行スタイルが一般に認知されつつあるという。

 旅行目的では帰省や家族や友人との親睦をあげる人が増加。「震災を契機に家族との親睦、絆を深める気持ちが再認識されている」(JTB)。

 海外旅行は5.8%減の228万人になる見込み。近場の韓国、台湾を中心にアジア方面が人気となっている。



スカイツリーが旅行業向け説明会、団体予約方法など示す
 
 東武タワースカイツリーは1日、東京都墨田区の東武ホテルレバントで、首都圏の旅行業関係者を対象に、東京スカイツリーの施設内部や旅行販売についての説明会を開いた。団体客の誘導導線や、団体予約の方法などについて説明を行ったほか、東京スカイツリーが位置する墨田区の観光素材の紹介などを行い、誘客への協力を求めた。

 新しい東京の観光スポットとして大きな期待を集めている東京スカイツリーだけに、会場には約500人の旅行業関係者が集まった。

 説明会は配布した旅行会社向け販売マニュアルを元に進行。東京スカイツリーの施設概要説明では、スカイツリー1階の団体フロアから第1展望台内の3フロア、第2展望台の2フロアへの導線と、エレベーター、トイレの配置などを説明。各展望台の収容人数について、第1展望台が3フロア計2千人、第2展望台が2フロアで900人であることも明らかにした。タワー構造のためタワー内のトイレに限りがあることや5階の出口フロアに戻るエレベーターが団体優先でないことなども説明し、旅程作成上での注意を促した。

 料金については先に発表した料金に加え、団体の取消料と団体バス用駐車場の料金を発表=詳細は別表。このうち団体取消料については、1人取り消しの場合から収受する。団体予約については15分ごと120人を予約可能人数に設定。11月上旬に団体予約センターを開設し11月22日から予約受付を始める予定。団体料金、団体予約については、25人以上で一括入場する団体を対象とするが、一部団体については25人未満の団体についても個別に相談に応じるとした。

 個人向け入場券については、当日券やウェブ販売の日時指定券のほか、観光券契約を結んだ旅行会社を通じて販売する、旅行商品素材専用の入場日のみを指定した入場予約券を販売する。

 このほか予約専用の団体用バス駐車場については、30台収容で、他に場外駐車場を設置予定であることを示した。

 説明会で参加者を前にあいさつした鈴木道明・東武タワースカイツリー社長は、「東京スカイツリーは、幅広い世代に楽しんでもらえる施設。地元の皆さんと融合を図りながら東京スカイツリーと墨田の魅力を発信していくので、一層の協力をお願いしたい」と送客への協力を求めた。

 同社では同様の説明会を7月下旬までに北海道や九州などで開催。説明会終了後から、送客手数料や小規模団体の送客などについて、各旅行会社との個別相談に対応する予定だ。



JTB、首都圏店舗で青森観光PR
東北への観光誘客を図るイベント「まってます東北」が2日、東京・池袋のJTBトラベルゲート池袋で行われた。
青森県からも青森デスティネーションキャンペーンのキャラクター「いくべぇ」が応援にかけつけ、子供達を喜ばせた

 JTBは7〜9月に展開の東北応援キャンペーン「まってます東北」の一環として2日、青森県観光連盟などの協力を得て東京・池袋の店舗「トラベルゲート池袋」で誘客イベントを行った。イベントには青森県の観光関係者や自治体関係者らが参加。同県を代表する祭り「青森ねぶた祭り」の踊り手「跳人(はねと)」の衣装を身にまとい、「ラッセーラ」の掛け声と共に威勢よく跳ねまわってねぶた祭りの雰囲気を再現=写真、道行く人に青森への来訪をアピールした。

 JTBでは6月28日に、東北を応援する旅行商品「まってます東北」を国内企画旅行商品ブランド「エース」から発売。「東北全域を網羅し、利用しやすい価格設定にしているのが特徴。東北6県の知事からのメッセージも掲載している」と藤村幸志・JTB広報室マネージャー。発売に合わせて、首都圏のJTB店舗約200店で専用コーナーを設置するなど、同商品をはじめとした東北方面商品の重点PRも行っている。

 青森県の観光関係者らとの誘客イベントは、1〜10日に首都圏のJTB11店舗で実施。ねぶた祭りの再現のほか、リンゴジュースの試飲企画や津軽三味線の生演奏などを行った。

 2日の池袋でのイベントには、開催中の青森デスティネーションキャンペーンのマスコットキャラクター「いくべぇ」も参加。津軽三味線の音色に合わせパフォーマンスする姿に、家族連れなどが足を止め写真を撮るなどしていた。

 イベントに参加した松橋泰彰・青森県観光誘致協議会会長(十和田湖観光汽船社長)は、「東日本大震災などの影響で当社の場合もいまだ例年の40%程度しかお客さまは戻っていないが、下を向いているわけにはいかない。イベントを通して『安心、安全』そして『元気な青森』を首都圏の皆さんに実感してもらい、夏休みはぜひ青森の豊かな自然の中で思い切りいやされてほしい」と力強く語った。



主要12社5月実績


 鉄道旅客協会が1日発表した、主要旅行12社の5月の旅行取扱状況は、総取扱額が前年同月比18.3%減の2063億2191万円だった。内訳は、国内旅行が同18.5%減の1278億9569万円、海外旅行が同15.5%減の748億451万円、外国人旅行が同60.0%減の21億2756万円。3分野とも前年実績を2ケタ割り込んだものの、国内、外国人の両分野については、前月(国内旅行同31.2%減、外国人旅行同77.0%減)に比べ、減少幅が縮小した。

 国内旅行は、全社が前年比減。このうち名鉄観光サービス、西鉄旅行のみ、1ケタの減少だった。

 海外旅行も全社が前年実績を割り込んだ。

 外国人旅行は、取り扱い11社中、東武トラベル(同57.2%増)、京王観光(同4.5%増)が前年実績を超えた。

 今年4月からの累計は、総取扱額が前年同期比21.7%減の3701億4830万円だった。内訳は、国内旅行が同23.6%減の2240億2983万円、海外旅行が同15.3%減の1398億8797万円、外国人旅行が同68.8%減の34億3708万円。

 総取扱額、国内、海外、外国人の各旅行分野の実績とも、累計額が前年実績を上回っている旅行会社はない。




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