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地域観光 ■第2602号《2011年3月26日(土)発行》  

オーライ大賞グランプリ、ふるさと体験学習協会に
各賞を受賞した団体

 都市と農山漁村の交流活性化事業を進めるオーライニッポン会議は9日、東京都内で全国大会を開き、先進的な取り組みを行った団体を顕彰するオーライニッポン大賞の受賞団体を表彰した。グランプリを受賞したのは、岩手県久慈市のふるさと体験学習協会。森の一部を丸ごと学校に貸し出し、林業体験などを行うなど、オリジナリティあふれる活動を10年以上継続的に展開してきた点などを評価した。

 冒頭あいさつした審査委員会長の安田喜憲・国際日本文化研究センター教授は、「非常に実力が伯仲しており、どの団体がグランプリを受賞してもおかしくなかった」と述べ、各団体の取り組みの充実を評価した。

 グランプリを受賞したふるさと体験学習協会は、旧山形村の教育旅行受け入れ事業が前身。旧久慈村との合併を機に06年に協会化し、今年度までの6年間に約2万5千人を教育旅行で受け入れており、「行政と連携しながらも民間が中心となった取り組み態勢や、首都圏の消費者グループとの交流事業を行っている点など、他地域の参考になる点が多い」(オーライニッポン会議)。

 このほかIターンなどで農山漁村に定住するなどして魅力的なライフスタイルを実現、都市農山漁村の交流拡大に寄与しているとして、農と食の文化発信を行う中村成子氏(島根県奥出雲町)と農家民泊をベースに交流事業に取り組む白松博之氏(山口県阿武町)には、オーライニッポンライフスタイル賞を贈った。

 全国大会ではふるさと体験学習協会などが代表して取り組み事例の発表事例紹介を行ったほか、山形県の山伏で宿坊を営む星野文紘氏の基調講演や着地型旅行の事例紹介などを行った。

 その他の受賞団体は以下の通り。

 オーライニッポン大賞=【農山漁村イキイキ実践部門】塩谷町旧熊ノ木小学校管理組合(栃木県塩谷町)▽紀和町ふるさと公社(三重県熊野市)【学生・若者カツヤク部門】東京農業大学多摩川源流大学(東京都世田谷区)【都市のチカラ部門】いこま棚田クラブ(奈良県生駒市)

 オーライニッポン大賞審査委員会長賞=【農山漁村イキイキ実践部門】砥山農業クラブ(北海道札幌市)▽しずおか体験教育旅行(静岡県静岡市)▽いなべ市農業公園(三重県いなべ市)▽いえしま(兵庫県姫路市)【学生・若者カツヤク部門】いなかインターンシップ(高知県高知市)【都市のチカラ部門】豊田・加茂 菜の花プロジェクト(愛知県豊田市)

 オーライニッポン フレンドシップ大賞=【農山漁村イキイキ実践部門】かみえちご山里ファン倶楽部(新潟県上越市)▽信州せいしゅん村(長野県上田市)   



富士河口湖町がバリアフリーのモニターツアー
旅館内のスロープの危険性を指摘する参加者ら

 「宿の風情をそのままに味わいたい」「アクティブに活動している障害者の声を取り入れて」──。10、11の両日、山梨県富士河口湖町で、車いす利用者や視覚障害者らが宿泊施設や観光施設のバリアフリー化状況を検証した。参加者からは河口湖周辺のバリアフリー化状況について問題点の指摘があった一方、積極的な取り組み姿勢や障害者にやさしい観光地となりうる潜在的可能性を評価する声も聞かれた。

 検証は、同町内の観光活性化などに取り組む、富士山地域創造(小佐野常夫代表理事)が山梨県地域活性化促進事業の補助を受け実施したモニターツアーの一環として行ったもの。

 首都圏在住の電動車いす利用者4人、手動車いす利用者2人、全盲、弱視の視覚障害者3人が参加。3グループに分かれて町内各施設を移動、見学したほか、バリアフリールームを持つ旅館・ホテルに宿泊し、利用しやすさや問題点などをチェックした。

 このうち山梨宝石博物館や河口湖ハーブ館を回ったグループは、各施設の見学を楽しみながらも、施設内のスロープの危険性や多目的トイレの使いやすさ、展示方法などを、実際に利用する立場から確認。また介助に付いた町のボランティア参加者に、介助のコツなどを伝える姿も見られた。

 11日に行った意見交換会では、視覚障害者から「ルームキーや大浴場の表示が浮き彫りなどになっているだけでも非常に助かる」「視覚障害者は、触ったり臭いをかいだりして楽しむ。ハーブ館は香りで楽しめるのが良かった」、車いす利用者からは「スロープに手すりがあれば、車いす利用者だけでなく足の不自由な人の補助にもなる」「和室の床を椅子ぐらいの高さにした方が利用しやすい」などの意見が出た。そのほか「障害者は『特別扱いでない』のが一番うれしい。まずは障害者に慣れて、どんどん声掛けしてもらいたい」「河口湖は首都圏から近いし、泊りがけで来ても楽しめる観光地だと分かった。知人にも河口湖の魅力を伝えたいし、また来てみたい」などという声も聞かれた。

 小佐野代表理事は、「ハード、ソフト面で課題点もあったが、評価もいただいた。指摘を受けた人的なサポート体制の充実を含め1歩1歩バリアフリーの取り組みを進め、いずれは他の観光地に広めていけるようにしたい」と意欲を語った。

 4月以降は人的なサポート体制の充実を図るため、介助を行うトラベルヘルパーの養成などを進めていく考えだ。



「花かごしま」が開幕
メーン会場の鹿児島県立吉野公園

 花と緑の祭典、第28回「全国都市緑化かごしまフェア」(花かごしま2011)が18日、鹿児島県立吉野公園をメーン会場に開幕した。鹿児島や九州新幹線の沿線地域にちなんだ庭園や花壇なども観賞できる。

 今月12日の九州新幹線全線開業にあわせて開幕したもの。会期は5月22日まで。会場テーマは「まち、花、緑 かごしま絵巻」。サブ会場は、鹿児島ふれあいスポーツランド。

 全国都市緑化フェアは、都市緑化に関する意識高揚、知識の普及などを図ることにより、緑豊かな潤いのある都市づくりに寄与するのが目的。当時の建設省(現国土交通省)の提唱で、1983年からから毎年各地で開催されている。

 メーン会場では、かごしまスローライフガーデンとして、鹿児島の暮らしを「暮らしの庭」「さむらいの庭」「おごじょの庭」「島の華園(かえん)」で表現した。

 九州新幹線の全線開業で、青森から鹿児島までが新幹線でつながることから、沿線の自治体の観光地や伝統文化を表現した花壇「にっぽん花絵巻」も設置され、人気を集めている。

 開幕日には、11日に発生した東日本巨大地震の被災者への黙とうが捧げられたほか、会場内には義援金箱も設置された。



ぐんま総合情報センターがリニューアル
ぐんま総合情報センター(ぐんまちゃん家)

 群馬県が東京・銀座に開設しているぐんま総合情報センター(ぐんまちゃん家)が16日、リニューアルオープンした。場所が分かりやすくなり、「来館者も増えている」という。

 従来、商業ビルの1階の一部と2階を借りていた。イベントなどを行う2階は約200平方メートルの広さを確保していたが、物産販売や観光案内などを行う1階は約80平方メートルと狭く、来館者はゆっくり見て回れず、物産品の品数も限られていた。

 空き店舗となった1階の隣接部分を新たに借りたことで、スペースは約130平方メートルとなった。「広くなったことで回遊性が確保でき、品数も1割程度増やすことができた」。

 また、1階に「ぐんまちゃん家」と書いた大きな看板を設置できたことで、場所も分かりやすくなった。

 「東日本大震災で銀座に訪れる人が減っている中、来館者、物品売り上げとも増加しており、リニューアル効果は確実に出ている」と言う。

 当初はオープニングセレモニーや記念イベントを行う予定だったが、11日の巨大地震発生を受け見送った。閉館も早め、午後7時から5時に繰り上げている。




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