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トラベル ■第2585号《2010年11月13日(土)発行》  

KNT、訪日旅行部を新設
 近畿日本ツーリスト(KNT)は9日開いた取締役会で、訪日旅行部の新設と、中国・アジア方面からの訪日旅行を取り扱う受け入れ専門会社の設立を決めた。訪日旅行事業にかかわる戦略部門の強化と、訪日客受け入れ事業の機動性向上などを図ることにより、今後も増大が見込まれる中国人訪日旅行者の取り扱い拡大につなげたい考えだ。

 KNTの訪日旅行事業は、欧米方面からの取り扱いが7割を占める。拡大する中国人の訪日旅行市場への取り組みが不十分だとして、組織改正と新会社設立による体制強化を決めた。

 新設する訪日旅行部は、国内旅行部、海外旅行部と並立する形で設置。訪日旅行にかかわる方針の策定や計画の立案などを行うほか、観光庁などの重要取引先、関係協力機関との対応、折衝窓口としての役割を担う。また各部、カンパニー、事業部などが扱っている訪日旅行案件の調整なども行う。

 さらに中国、アジア方面からの団体、個人旅行を扱う受け入れ会社として、今年12月にKNT100%子会社のKNTASIAを設立する。訪日団体旅行の仕入れ、造成、販売のほか、個人旅行商品の造成支援と手配、宿泊券の販売などの事業を展開させる。「新会社を設立することで、機動性向上と競争力の強化が図れる」とブランド戦略室。

 本社は東京都内を予定し、資本金、資本準備金は各1億円。設立時16人程度の規模を予定する。営業開始は来年2月を予定し、2012年9月末までの取り扱い目標は1年間で11億円、9万4千人を掲げる。

 このほか中国に設置のKNT子会社、近畿国際旅行社(中国・北京)の業容を拡大。拡大が見込まれる個人旅行需要に対応するために、個人旅行企画チームを設置し、独自商品の企画や販売チャネルの拡大などを進める。中国市場の需要獲得に重要となってくる中国国内の提携旅行社への営業体制も強化し、現在7人の営業人員を2012年時点で11人まで増員する。近畿国際旅行社全体でも2012年には現在33人の社員を20人程度増員し、体制強化を図る。

 一連の体制変更に伴い、海外旅行部中国事業開発部は12月末で廃止する。国際旅行事業本部カンパニーは現行通り欧米市場中心に営業活動を展開していくという。

 同社は昨年11月に国際旅行事業本部カンパニー内にグループ内の中国を含むアジア方面からの訪日旅行関連部署を集約した中国・アジアセンターを設立したほか今年4月に近畿国際旅行社の上海支店を設立するなど、中国市場の取り込みに向けた動きを活発化させている。



コロプラ、近鉄など3社と提携
近鉄のきっぷ用のコロカ

 携帯端末の位置情報を使ったゲームサービスを運営する「コロプラ」はこのほど、近鉄、天草エアライン、肥薩おれんじ鉄道と提携した。コロプラ社は同社が運営するゲーム「コロニーな生活プラス(コロプラ)」で、沿線地域を絡めたゲームを展開する一方で、近鉄など3社は18日からタイアップしたきっぷを販売。ゲームユーザーの旅行意欲喚起を図る。

 3社が販売するきっぷは、コロプラ内で展開中のゲームイベント「日本縦断 花いっぱい位置ゲーの旅」と連動するもの。同ゲームは、携帯端末のGPS機能を使って位置情報を登録するとゲーム内で得られるバーチャルな花の種を育て、花を咲かせるもの。提携交通機関の専用きっぷとセットになったゲーム用カード「コロカ」のシリアル番号をゲーム内で入力すると、各地で育てられた花を撮影でき、ゲームを進めることができる。

 きっぷの価格は、例えば近鉄の「コロプラ近鉄乗り放題きっぷ」の場合、2日間全線版が5千円、1日関西版が3千円など。いずれのきっぷも、コロカが付く。

 すでにJR九州や名鉄など全国15の交通機関がコロプラ社と提携し、同ゲームイベントに連動したきっぷを販売。「開始1カ月で1千人以上のユーザーが専用きっぷを使い、(専用きっぷの最初の発売地域である)北海道と九州でゲームを進めた」と同社。

 コロプラのユーザー数は約150万人。



スカイマーク、国際線に本格参入
 スカイマークは8日、仏のエアバス社が開発した世界最大の旅客機「A380」型機を導入すると発表した。国内航空会社としては初めての導入で、オープンスカイ(航空自由化)を機に、国際線に本格参入する。

 両社はオプション2機を含む6機の購入契約を来年春ごろに締結する予定。「2014年度をめどに国際線用機材として導入し、海外主要路線での運航を計画している」とスカイマーク。

 A380については、日本航空と全日本空輸は採算性の問題などから導入を見送っている。スカイマークは「A380を導入することで長距離大量輸送による低価格が実現する」としており、価格面などを武器に利用客を獲得する意向だ。

 A380型機は総2階建て。標準客席数は525席と世界最大を誇る。シンガポール航空やエールフランスなどが導入しており、日本路線でも運航されている。ただ、豪カンタス航空のA380が今月、飛行中にエンジンを破損する事故を起こしている。



主要12社9月実績

 鉄道旅客協会が4日に発表した今年9月の主要旅行業12社の旅行取扱額は、総取扱額が前年同月比5.3%減の2735億7877万円だった。内訳は国内旅行が同8.1%減の1576億1521万円、海外旅行が同2.8%減の1088億2755万円、外国人旅行が同44.8%増の55億7732万円。

 国内旅行は、前年実績を上回ったのが日本通運の1社のみ。4社は2ケタの減少と低調だった。

 海外旅行は12社中6社が前年実績を超えた。

 外国人旅行は取り扱い11社中8社が前年を上回り、うち6社は2ケタの増加となった。

 今年4月からの累計は、総取扱額が前年同期比6.2%増の1兆6009億5625万円。内訳は、国内旅行が同0.8%減の9662億7792万円、海外旅行が同19.1%増の5936億8191万円、外国人旅行が同26.9%増の312億6245万円。

 累計額をみると、総取扱額では読売旅行(同3.3%減)を除く11社が前年を上回った。国内旅行はジェイティービー(同0.2%増)、日本旅行(同1.6%増)、日本通運(同14.2%増)のみ前年実績を超える状況。海外旅行は12社とも前年を上回った。外国人旅行は11社中8社が前年を超え、うち7社が前年実績から2ケタ増だった。


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