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トラベル ■第2574号《2010年8月21日(土)発行》  

KNTが中計を見直し、安定利益確保へ体制強化

 近畿日本ツーリスト(KNT)は11日、昨年8月11日に発表した中期経営計画修正と今年2月17日に発表した「個人旅行事業の方向性と施策」の進捗を踏まえ、新たな施策と財務目標を打ち出した。2013年度の連結経常利益目標は55億円。個人旅行専門の戦略立案部門をつくるなどして顧客ニーズと市場の変化に的確に対応し、同時に効率性を徹底的に追求。4千億円超の規模を維持してきた同社の売上高が3800億円規模に縮小しても、安定的に利益を出せる体制の確立を図る。

 08年11月に発表、昨年8月に修正した中期経営計画のうち、11年度の連結営業収益、営業損益、経常損益は下方修正。12年度目標では、店舗撤退に伴い売上高の減少を見込むものの、経費削減効果などから営業利益、経常利益目標は上方修正した。

 施策面では、個人旅行事業で、来年1月をめどに国内、海外、ウェブ、提携販売すべての企画から販売までの戦略を立案する部門を創設し、個人旅行事業の運営体制の強化を図る。

 2012年度の売上高目標として400億円を掲げ注力しているウェブ販売については、来年1月にウェブ商品の販売、掲載、企画を1部門に集約。人員も2012年までに、現状の170人から300人体制へ増強し、豊富な商品の開発と、スピーディーな商品掲載を実現する考え。またウェブに掲載する同社企画旅行商品ブランド「メイト」「ホリデイ」の商品もさらに増やし、現状で8%程度のウェブ販売比率を2013年度に24%まで拡大。ウェブ販売の売上高を2013年度に500億円まで引き上げる考えだ。

 店頭販売部門については、地方拠点を中心に需要の縮小が見込まれる拠点の縮小、撤退を進めると同時に、東京、名古屋、大阪などの大都市圏への大型店舗の出店を進め、大都市圏での営業力強化を図る。

 オペレーションの面では、来年夏をめどに販売系新基幹システムを稼働させ、経理面や手配面の人員を圧縮するほか、電話予約や発券にかかわる部署を集約し、低コスト化を推進。

 このほか、中国での事業拡大やスポーツビジネスの強化も進める考えだ。



お盆の航空利用、ANAとJALに明暗
 航空各社のお盆期間中(7〜16日)の旅客利用状況が出そろった。国内便の利用状況は、全日本空輸(ANA)グループが前年を上回った一方で、日本航空(JAL)グループは前年割れした。JALは提供座席数を絞ったことが利用減につながったようだ。

 国内航空便のうちANAグループは、提供座席数が前年比0.5%減の187万7896席、旅客数は同5.6%増の134万1517人、利用率は前年比4.1ポイント増の71.4%。各方面とも前年実績を超えるなど好調で、特に沖縄方面は、座席数を同8.9%増やしたことなどから、利用者数も同15.8%伸びた。

 JALグループの提供座席数は同8.2%減の168万4267席、旅客数は同10.8%減の114万6315人、利用率は68.1%だった。全方面とも前年を下回った。このうち沖縄方面は同0.6%減とほぼ横ばいだった。

 エア・ドゥは、提供座席数が同1.7%増の6万2781席で、旅客数は同6.2%増の5万4661人、搭乗率は同3.8ポイント増の87.1%。

 スカイマークは、提供座席数が同32.7%増の14万5317席と大きく増加したことから、旅客数も同35.3%増の12万9489人と大きく伸びた。搭乗率は同1.7ポイント増の89.1%。

 スターフライヤーは提供座席数が同0.6%増の3万8542席で、旅客数は同0.3%増の3万3308人。搭乗率は同0.3ポイント減の86.4%。



JR西、ピカチュウの出迎えイベント
ピカチュウがお出迎え

 JR西日本は11〜18日、新大阪駅と大阪駅で、人気ポケモン「ピカチュウ」の出迎えイベントを開催した。「夏休みポケモンスタンプラリー2010」の一環。会場は、ピカチュウとの記念撮影や握手をしたい家族旅行中の子どもたちで大盛況となった。

 同社は、今年の夏休み期間は子ども手当の支給で、従来の夏の旅行需要の中でも、特に家族連れの需要拡大が見込まれると判断、子ども向け商品を充実させた。山陽新幹線や在来線の特急の特別企画乗車券でも子ども料金を設定した。

 7月17日から今月末まで実施する「夏休みポケモンスタンプラリー2010」も関西エリアだけでなく、山陽新幹線や、在来線特急沿線に拡大。菅内の12駅では記念撮影ができるフォトポイントを設置。またJRを利用した帰省や家族旅行の途中でもスタンプラリーに参加できるようにした。



KNT、ガイドブック「ことりっぷ」とタイアップ

 近畿日本ツーリスト(KNT)は昭文社と共同で、人気ガイドブックシリーズ「ことりっぷ」と=写真=タイアップした台湾ツアーを企画し、11日から販売を始めた。ことりっぷのメーンターゲットと同年代の20〜30代のKNTの女性社員が企画。「同ガイドブックを読んだ時の、『ここに行ってみたい』という気持ちを叶えるツアー」と同社。1人参加にも対応し、ことりっぷ読者の取り込みを目指す。

 ことりっぷは、働く20〜30代の女性に2泊3日の旅を提案することを基本コンセプトにしたガイドブック。国内版45点、海外版14点で合計350万部発行されている。

 タイアップツアーは、ことりっぷに掲載されているおすすめスポットを効率よく回れる行程を実現。ヘチマ入り小籠包などのヘルシーグルメやスイーツを楽しんだり、や買い物、ビューティースポットなどを回ったりする。宿泊はことりっぷに掲載された宿泊施設から、女性好みの部屋を用意した。

 ツアーは、KNTの海外航空券、ホテル予約サイト「旅せるふ」(http://tabiself.com)と昭文社ことりっぷ公式サイト(http://co-trip.mapple.net)で販売。今後、アジアを中心に、他の海外都市へのツアーや、国内の各都市へのツアーも予定している。



主要旅行業63社6月実績

 観光庁が8月17日に発表した今年6月の主要旅行業63社の旅行取扱状況(速報)は、総取扱額が前年同月比18.3%増の4880億9149万円だった。4カ月連続で前年実績を超えた。このうち国内旅行は同3.1%増の2944億4477万円、海外旅行は同53.2%増の1883億552万円、外国人旅行は同33.5%増の53億4120万円。

 国内旅行は学生団体の回復などから3カ月連続で前年を上回った。「近畿、中国、四国方面が好調な事業者があった」(観光産業課)。取り扱い58社中、32社が前年実績を上回った。

 海外旅行は取り扱い61社のうち59社が前年実績を超えた。

 外国人旅行は、6カ月連続で前年比増。36社中27社が前年を超えた。

 募集型企画旅行は、総取扱額が前年同月比20.7%増の1129億6385万円。このうち国内旅行は同0.1%増の589億9990万円だった。海外旅行は同55.9%増の536億3770万円、外国人旅行は同29.0%増の3億2624万円だった。募集型企画旅行の総取扱人数は、前年同月比9.1%増の278万1892人だった。内訳は、国内旅行が同5.5%増の245万5373人、海外旅行が同47.1%増の31万1102人、外国人旅行が同18.6%増の1万5417人。



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