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トラベル ■第2557号《2010年4月10日(土)発行》  

KNTが共栄大と連携、授業に協力
固い握手を交わす、山田学長(左)と田ヶ原聡・KNT執行役員団体旅行事業本部カンパニー長

 共栄大学(埼玉県春日部市、山田和利学長)は4月から新たに国際経営学部観光ビジネスコースで、実践型授業「ワールドラン」を始める。講師派遣や、学生が企画、運営するマカオでの結婚式とツアーにかかわる仕入、手配業務などで、近畿日本ツーリスト(KNT)の全面的な協力を受ける、産学連携の取り組み。KNTの協力を受けることでビジネス体験ができる実践的な授業を実現し、実社会で役立つ能力を持った学生の育成を進めたい考えだ。

 共栄大は、実社会で生きる基礎能力や問題解決力を持つ人材育成を実現するため、産学連携による授業「リアルビジネス(RB)型授業」の構築を進めており、これまでもプロ野球球団「埼玉西武ライオンズ」と連携して、観戦ツアーの企画、運営などを行う実践型授業を展開している。

 ワールドランは、共栄大国際経営学部観光ビジネスコースの新しいRB型授業として今年度から新たに始めるもの。中国・マカオの大型ホテル「ザ・ヴェネチアン・マカオ・リゾートホテル」での日本人マーケット向け婚礼パッケージとマカオツアーの構築を目指し、デスティネーションや婚礼について学ぶほか、婚礼とツアーの2グループに分かれて企画や個別業務の研修を行う。婚礼、ツアー企画について実際のビジネスを肌で感じるために、実際に挙式するカップルを1組募集し、打ち合わせからマカオでの挙式までの業務を授業の一環として行う。

 3月31日にKNT本社で会見した山田学長は「今の時代は机上での学びでは得られない『社会学力』を備えた人材の育成が求められており、そのためのRB型授業だ。ワールドランの開始にあたり、KNTは本学の教育理念に強く共鳴し、全面的な協力を申し出てくれた」と話し、KNTの人材やノウハウを生かした産学連携教育への意欲を示した。

 ワールドランは今年4〜9月に全15回、4単位の授業として実施。挙式は9月12〜15日の期間に行う。

 同大学では来年以降もワールドランを開講、来年度はマカオを舞台に行う予定だが、「模擬挙式の国内での実施や、国内デスティネーションをテーマとした授業もありうる」(山田学長)という。



JR北と楽トラ、北海道商品を共同開発

 JR北海道と楽天トラベルは道内への旅行者拡大と鉄道の利用促進を図るため、楽天ANAトラベルが提供するダイナミックパッケージ「ANA楽パック」に、JR北海道の商品を組み込んだ宿泊プランを共同開発し、楽天トラベルのウェブサイトで予約販売を開始した。パソコンとモバイル(ケータイ版楽天トラベル)で提供する。

 JR北海道路線内の特急、快速、普通列車を自由に乗降できるフリーパスと、観光客に人気の旭山動物園、おたる水族館の日帰り商品を、ANA楽パックと合わせて自由に組み合わせすることができるようにした。9月29日まで販売する。

 フリーパスは道内の2エリア(札幌、道央)から選択でき、約100店舗で利用できるクーポン(1100円相当の商品券)を付けた。また、日帰り商品については両施設の最寄り駅までの往復乗車券・特急券と駅からのバス往復乗車券、入場券をセットにした。

 「これらの商品をANA楽パックの商品ラインアップに加えることで、道の全エリアをANAとJR北海道でカバーすることができる」とJR北海道。

 楽天トラベルには約1100軒の宿泊施設が登録されているが、販売当初は札幌市内の10軒に限定する。順次、道南や道東、道北の各地区でも販売する予定だ。



ウィラー、新宿に新バスターミナルオープン
新バスターミナル開設で会見する村瀬社長

 高速ツアーバス運行のウィラートラベル(大阪市北区、村瀬茂高社長)は5日、東京・新宿西口の住友ビル1階に高速ツアーバスの専用駅「ウィラーバスターミナル新宿西口」を開設した。

 長距離バスのターミナル駅の雰囲気は皆無。空港をイメージさせる施設となっている。

 出発前に予約者へ送信される案内メールなどから取得できる2次元バーコードをかざすことで、約15秒でチェックインが完了する自動チェックイン機、エグゼクティブシート利用者専用の有人チェックインカウンター、出発時刻、便名、行き先、経由地、ゲート出発時刻、出発ゲートなどを表示する50インチモニター、コンビニ、コインロッカー、無料インターネットなどを備えた。

 開設に先立ち2日、会見した村瀬社長は同バスターミナル設置の理由について「『集合場所がわからない』『乗車するまで待つ場所がない』『路上での乗車は格好悪い』『冬は寒いし夏は暑い』『雨の日は待つのがつらい』『荷物を預けたい』『飲みの物、食べ物を買いたい』など、利用者から寄せられた不満や要望を解決するため」と語った。

 今後の展開については「仙台、名古屋、大阪、広島、福岡でもウィラーバスターミナルを開設し、路上での乗車をなくしたい」と述べた。

 同バスターミナルは延床面積100坪。大型バス4台分の専用駐車場を併設している。1日あたり、出発便数44便、利用人数1100人を見込む。

 同社の高速ツアーバスは、過去12カ月間で138万1191人が利用したという。



全旅、JR東・日旅と提携
 全国旅行業協会(ANTA)の事業受託会社、全旅(池田孝昭社長)は、JR東日本(清野智社長)と3月25日、国内旅行業務提携契約と募集型企画旅行商品の受託販売契約を締結。日本旅行(丸尾和明社長)とは、全旅クーポンで日本旅行の旅行商品の代金を精算できる業務提携を4月1日付けで結んだ。

 5月上旬からJR東日本の募集型企画旅行商品「びゅう」の受託販売を開始する予定。宿泊と鉄道をセットにしたユニット商品の提供を受け、着地型旅行商品「地旅」を組み合わせた募集型企画旅行商品の造成、販売も行っていく。

 JR東日本では、募集型企画旅行商品「旅市」でのランドユニットとして地旅を活用する。

 一方、日本旅行との業務提携で、全旅クーポン会員の旅行会社が、自社で取り扱った日本旅行の国内・海外旅行商品や宿泊券を全旅クーポン会の精算サイトで支払える。クーポン会員の利便性が高まり、取り扱いも拡大できるメリットがある。

 日本旅行は、全旅クーポンが100%全額保証であるため債権管理の手間が不要になるなど業務の効率化が図れるとともに、クーポン会員との取引が可能になる。



GWの国内旅行者は0.9%増 JTB調べ
 JTBは2日、ゴールデンウイーク(GW、出発日基準4月24日〜5月4日)に宿泊旅行に出掛ける人の動向見通しを発表した。今年は5月1〜5日が5連休で、4月30日を休めば7日間連続の長期休暇も取れる。日並びの良さから、国内旅行は前年を0.9%上回る2150万人の旅行者数を予測。海外旅行者数も4.3%増の50万8千人と3年ぶりに50万人を超える模様だ。

 国内旅行の行く先は、長期の休みを利用して、北海道、四国、沖縄などの遠距離方面を予定している人が多い。24日から主会場の平城宮跡会場がオープンする「平城遷都1300年祭」で、奈良を中心に関西方面への旅行者が増加する。NHKドラマ「龍馬伝」「坂の上の雲」の人気を受け、高知、松山、長崎などゆかりの観光地も注目を集めそう。

 費用は前年を3.0%上回り3万8千円と推計している。宿泊は1〜3日が中心。高速道路のETC休日特別割引が7日間連続で適用されるので、ドライブ旅行が大きく増える見込み。

 海外旅行は、日並びが良いうえに、円高の定着もあって欧州やハワイの人気が高い。近場ではグアム、中国が好調。旅行平均費用は4.7%増の22万3100円。



主要12社2月実績

 鉄道旅客協会によると、主要旅行会社12社の今年2月の総取扱額は、2055億1293万円で前年同月比4.2%減だった。内訳は、国内旅行が同5.4%減の1265億7958万円、海外旅行は同3.0%減の746億2606万円。一方、外人旅行は、同40.7%増の26億5269万円で、昨年実績を大きく超えた。

 総取扱額で前年を上回ったのは、日本通運、阪急交通社の2社。

 国内旅行は阪急交通社が前年超えしたほかは各社前年割れ。前年を2ケタ割り込んだ東武トラベルの低調が目立つ。

 海外旅行は日本旅行など5社が前年実績を超えた。

 外人旅行は取り扱い11社中6社が前年超え。いずれも2ケタの大きな伸びとなった。

 その他の取り扱いは、同5.7%減の16億5461万円。

 09年4月からの累計は、総取扱額が前年同期比15.1%減の2兆6599億2356万円だった。12社のうち累計総額が前年実績を超えているところはない。内訳は、国内旅行が同11.8%減の1兆7043億4614万円、海外旅行は同20.9%減の8895億6006万円、外人旅行は同18.3%減の443億6832万円。その他は同2.2%増の216億4904万円。


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