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トラベル ■第2550号《2010年2月20日(土)発行》  

コロプラ、旅行情報提供サービス「コロ旅」開始
旅行参加者への特典コロカ

 携帯電話の位置情報を使ったゲーム「コロニーな生活☆PULUS」(コロプラ)を運営するコロプラは12日、JTBとリクルートの調査研究機関「じゃらんリサーチセンター」(JRC)の協力を受け、旅行情報の提供サービス「コロ旅」を始めた。コロプラが宿泊にかかわるサービスを手掛けるのは初めて。ゲームで役立つ特典を付けた旅行商品を旅行会社に企画、販売してもらうことで、ユーザーにゲームを楽しんでもらうだけでなく、ユーザーに実際に旅行に出てもらい地域活性化を後押しする狙いがある。

 コロプラは、移動先で位置情報を登録することで移動距離に応じたゲーム内通貨を取得するゲーム。取得した通貨を使って自分のコロニー(ゲーム内の国のようなもの)を育てたり、その地域でしか取得できないゲーム内アイテムを集めたりと、さまざまな楽しみ方ができる点で人気を集め、現在首都圏の20〜40代を中心に約88万人のユーザーがいる。さらに実際の移動を伴うゲームという旅行との親和性の高さから、旅行会社などの注目を集めてきた。

 コロ旅では、同ゲームのサイト内に設けた専用ページで、ユーザー専用の「オフィシャルツアー」と、既存の旅行商品を利用した「特選ツアー」の情報を提供する。掲載ツアーの企画催行は、JTB東北とリクルート関連会社の旅行計画が行う。

 オフィシャルツアーは団体パッケージツアー形式。都道府県ごとに複数設定された地域スタンプや、地域の名物をモデルにしたゲーム内アイテムを取得できる地域をまわる内容。対象の土産品を買うことで入手できゲーム内アイテムとしても使えるカード「コロカ」の提携店舗も訪問する。例えばJTB東北が企画催行する岩手方面へのオフィシャルツアーは、1泊2日で岩手県内の地域スタンプをすべて取得できるようにコースを設定。コロカ提携店2店にも立ち寄る。参加者には自分のコロニーをオリジナルデザインに変えられるカードや、ツアーの行程や取得できるアイテムを掲載した地図などを付ける。

 特選ツアーは個人ツアーや現地発商品など形態はさまざまだが、参加者には目的地に応じた「都道府県コロカ」や取得できるアイテムを記した地図を付ける。

 同社では今回のコロ旅サービスを試用版と位置付けており、3月からは、JTB、旅行計画以外の旅行会社も参画する形で本格的にサービスを始める予定。「ゲームをきっかけに若年層に旅行に出てもらい、さらに旅の楽しさや日本各地の魅力を再発見してもらえれば」とコロプラでは期待する。

 同ゲームは移動距離や提携店舗での買い物がゲーム上のアイテム収集などに直接影響することから、地域スタンプの取得やコロカ提携店での買い物を目的に旅行に出るユーザーが出現。また昨年JRCが行ったユーザー対象のバスツアーでは、参加した60人がコロカ提携店に2時間滞在する間に約50万円の売り上げを記録しており、ゲーム外での旅行行動や消費行動に対するコロプラの影響力は実証されている。

 今回の旅行商品に対し、コロプラユーザーがどのように反応するか、旅行への参加状況などに旅行会社はじめ観光関係者の注目が集まりそうだ。



「旅市」モニターツアーに4万人が応募
旅市のパンフレット

 500人の募集に4万人超える応募JR東日本が旅行商品「旅市」のモニターツアーを募集したところ、こんな事態が起きた。募集期間は10日足らず。「想定外、まさかこんなに多いとは」(広報部)と同社は嬉しい悲鳴を挙げる。5コースのツアーを設定しているが、もっとも応募が多かったのは青森県の八戸コースで、1万人近くが応募した。

 「人が集う市に新鮮な野菜が並ぶように、地元の人がお勧めする観光素材を集めた」という「旅市」は昨年春に造成、発売開始した。第1弾は山形県の白鷹町観光協会が提案した旅など3エリア9コースだった。

 モニターツアーは、現在発売中の商品の中から5コースを設定。専用のホームページから申し込めるようにした。募集人員は各コース100人の計500人で、応募期間は1月22〜31日の10日間と短い。

 「旅市」の料金(1泊2日)は通常3〜4万円で、同社の旅行商品の中でもやや割高。しかし、今回は往復の交通費、宿泊、現地での体験・観光メニューを含めて、1人1万円という「破格値」(広報部)が消費者の関心を集めたのか、2万2303件・4万1483人の応募があった。競争率は約80倍だ。今月上旬に抽選会を行い、当選者500人を決めた。

 もっとも応募人数が多かったのは八戸コースの「活気あふれる港町・八戸 横丁の旨いものめぐり」で、9997人が申し込んだ。近年注目を集める「八戸前沖さば」を堪能し、個性豊かな横丁めぐりをするもので、観光タクシーを使うのが特徴。通常は昼食と横丁で使える1千円相当の飲食券が付いて2万9800円(2人1室利用)となっている。

 また、「りんごの香りと心に響く津軽三味線を満喫」には9756人、「城下町白石と宮城蔵王 ホットなふれあい」には9041人が応募した。

 旅行期間は26日から3月14日。東京、上野、大宮駅発着となる。参加者にはツアー終了後アンケートに答えてもらう。



楽天トラベル、売上高が約20%増加
 楽天が12日発表した楽天グループの09年12月期(09年1〜12月)決算で、楽天トラベルを中核とするトラベル事業の売上高は前期比19.3%増の193億2千万円だった。営業利益は同17.9%増の88億100万円。景況感の悪化などから大手旅行会社の取り扱いが低調な中にあって、予約泊数も3千万泊を突破するなど好調さを示す結果となった。

 一般の旅行会社の取扱額にあたる予約流通総額は前期比17.2%増の3051億円、予約泊数は同11.0%増の3057万3千泊。

 30%台後半から50%台まで、時期ごとにばらつきの合った営業利益率は、販促費投入の平準化により年間を通じて40%台となった。

 第4四半期(09年10〜12月)は、売上高が前年同期比17.6%増の51億5700万円、営業利益が同4.6%増の23億7800万円だった。予約流通総額は同16.6%増の749億円。予約泊数は771万泊だった。

 予約流通総額は、国内・海外宿泊施設予約のほか、海外航空券、楽天バスサービス、国内・海外ダイナミックパッケージ、レンタカーの各予約サービスの実績を含んでいる。

 楽天グループ全体の09年12月期の連結決算は、売上高が前期比19.4%増の2982億5200万円、営業利益が同20.1%増の566億4900万円、経常利益が同23.3%増の548億9千万円。



主要62社12月実績

 観光庁が12日に発表した09年12月の主要旅行業62社の旅行取扱状況(速報)は、総取扱額が前年同月比14.7%減の4296億77万円だった。前年実績割れは17カ月連続。内訳は、国内旅行が同13.6%減の2644億1003万円、海外旅行が同16.3%減の1609億2177万円、外国人旅行が同23.9%減の42億6898万円だった。

 国内旅行は14カ月連続で前年を割り込んだ。取り扱い57社中、前年の取扱額を超えたのは、JR東海ツアーズなど5社。阪神航空など3社が2ケタの伸びとなった。

 海外旅行は前年割れが19カ月連続となった。取り扱い60社のうち前年超えは8社だった。

 外国人旅行は、16カ月連続前年比減。34社中15社が前年を超えた。「一部事業者で、ヨーロッパ方面からのツアーが回復の兆しを見せている」(観光産業課)。

 募集型企画旅行は、総取扱額が前年同月比18.4%減の1189億2116万円。このうち国内旅行は同17.7%減の632億9585万円、海外旅行は同19.3%減の554億2388万円と低調。一方、外国人旅行は同16.6%増の2億144万円と伸ばした。

 募集型企画旅行の総取扱人数は、前年同月比13.1%減の317万710人だった。内訳は、国内旅行が同14.4%減の277万2506人、海外旅行が同3.8%減の38万6121人、外国人旅行が同15.1%増の1万2083人。


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