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トラベル ■第2544号《2010年1月1日(金)発行》  

10〜12月の国内旅行市場、景気指数は悪化

 日本旅行業協会(JATA)が四半期ごとに発表している旅行市場動向調査で10〜12月の国内旅行市場は、景気動向指数DIが3カ月前(7〜9月)のマイナス57から9ポイント減少しマイナス66になった。学校を中心とする新型インフルエンザの感染、家計所得の低下やETC割引、企業の出張費用抑制が影響し、旅行需要が低迷している。3カ月後(1〜3月)は6ポイントと小幅だが改善しマイナス60となる見込み。

 方面別では、北海道はマイナス62、奄美・沖縄はマイナス49で、それぞれ3カ月前より28ポイント、21ポイントの大幅なダウン。関東はマイナス49、甲信越はマイナス63とそれぞれ8ポイント減。京阪神は12ポイント増のマイナス41、北陸、近畿は7ポイント増でマイナス50、マイナス51、東京(含む横浜、浦安)は5ポイント増のマイナス37だった。

 前年同時期と比べて上回る方面はなく、北海道、九州、奄美・沖縄は40ポイント以上、東京、関東は30ポイント前後、他の方面も概ね20ポイント前後下回っている。

 3カ月後(1〜3月)は、北海道が7ポイント増加、東北は9ポイント減少する見込み。それ以外の方面には目立つ動きはない。

 一方、10〜12月の海外旅行市場は、3カ月前より6ポイント増加しマイナス66。アジア方面が好調で、また、業務渡航も復調傾向にある。年末年始の予約状況は厳しいが、間際予約への期待もあり、3カ月後は4ポイント増のマイナス62となる見込み。

 調査は617社を対象とし、217社から回答を得た。



「10年の国内宿泊数は微増止まり」財団交通公社予測
 来年の国内宿泊数は09年対比0.2%の微増止まり。財団法人日本交通公社は12月16日、旅行市場の最新トレンドを紹介する「第19回旅行動向シンポジウム」を東京で開き、10年の旅行市場をこう予測した。

 国内宿泊のプラスの要素として、消費者の旅行意欲が08年末に比べて上向きで、旅行に割安感があることを挙げる。とはいえ、実際は収入の減少で旅行支出は絞られるとの見方を示した。

 高速道路割引の効果は09年並みに継続するが、旅行に出掛ける動機となる半面、公共交通機関への悪影響、日帰りの促進、平日需要の減少というマイナス面もある。新型インフルエンザの影響は限定的と見通す。

 訪日外客数は、09年見込みの670万人に対して18.7%増となる795万人と予測。海外旅行者数は、女性とシニアの牽引で、09年見込みの1545万人比7.4%増の1660万人と読む。

 シンポジウムの後半では、京都人気の理由を探る討論会も催した。



龍馬ツアー続々登場
 旅行各社が坂本龍馬に熱い視線を注いでいる。11月のKNTに続き、JTB、阪急交通社がこのほど「龍馬」を冠したツアーや地元で開催される龍馬関連イベントに参加するツアーを発売した。いずれもNHK大河ドラマ「龍馬伝」の放映開始を受けたものだ。

 JTBが12月18日発売したのは、坂本龍馬ゆかりの地を訪ねるツアー。首都圏発着の商品で、方面は高知、京都、長崎、熊本、大分、鹿児島。幅広い地域を対象とし、「国内旅行で人気となっている歴史ゆかりの地を訪れる要素に加えて、旅行の楽しさを味わえる内容とした」(同社)。

 商品名は「熱き志士の足跡をたどる維新伝心の旅 坂本龍馬」。

 添乗員同行ツアーでは、「龍馬が生まれた土佐への旅」や「龍馬が歩いた長崎への道」といったテーマで龍馬の足跡を追う。京都のフリープランは龍馬と中岡慎太郎の墓のある霊山護国神社、霊山墳墓の拝観券が付く。

 パンフレットでは、高知、京都、長崎の各方面で龍馬の歩みを紹介し、龍馬と岩崎弥太郎の概略年表を掲載するなど、歴史初心者でも興味をもてる情報を掲載した。

 設定は来年1月4日〜3月。

 阪急交通社は高知県観光コンベンション協会の協力を得て「土佐・龍馬であい博」を組み込んだツアーを発売した。ツアー名は「土佐・龍馬であい博と大歩危・祖谷かずら橋2日間」。阪急阪神ホールディングスグループ各社が開催する「高知県×阪急阪神グループ共同 龍馬のふるさと高知キャンペーン」(1月12日〜3月31日)の一環として催行される。

 1月17日から2月28日まで、計27本設定した。メーン会場である「高知・龍馬ろまん社中」などを見て回る。旅行代金は2〜4人1室で1人1万3800円。
 同社は龍馬伝の放送効果を見込んでおり、2千人の取り扱いを目指す。



主要旅行業62社10月実績

 観光庁が12月15日に発表した09年10月の主要旅行業62社の旅行取扱状況(速報)は、総取扱額が前年同月比15.8%減の5175億9693万円だった。前年実績割れは15カ月連続。このうち国内旅行は同14.3%減の3368億3672万円、海外旅行は同18.7%減の1740億916万円、外国人旅行は同11.9%減の67億5105万円。いずれの分野とも前年を2ケタ下回った。

 国内旅行は12カ月連続で前年を割り込んだ。取り扱い57社中、前年の取扱額を超えたのは、エイチ・アイ・エス、i.JTB、JTBグルーバルマーケティング&トラベルの3社のみ。

 海外旅行は前年割れが17カ月連続となった。取り扱い60社のうち前年超えは7社。

 外国人旅行は、14カ月連続前年比減。34社中12社が前年を超えた。近畿日本ツーリストの好調が目立つ。

 募集型企画旅行は、総取扱額が前年同月比12.2%減の1351億1569万円。このうち国内旅行は同15.6%減の769億2653万円、海外旅行は同7.3%減の578億5303万円、外国人旅行は同4.9%減の3億3612万円。

 募集型企画旅行の総取扱人数は、前年同月比10.2%減の339万4790人だった。内訳は、国内旅行が同12・3%減の300万135人、外国人旅行は同13.3%減の1万7381人と2ケタ減。一方海外旅行は同11.7%増の37万7274人と好調だった。


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