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地域観光 ■第2540号《2009年11月28日(土)発行》  

商工会議所、神戸で観光振興大会
約1700人が参加した観光振興大会(20日)

 「全国商工会議所観光振興大会2009in神戸」が20〜22日、神戸市の神戸ポートピアホテルを本会場に開催された。主催は日本商工会議所(岡村正会頭)と神戸商工会議所(水越浩士会頭)。同大会は04年から開かれており、今年で6回目。商工会議所会員の観光に対する意識改革と普及活動を図り、まちづくり運動の一環として観光振興を推進することが目的。全国の商工会議所の役職員、観光関連の会員など約1700人が参加した。

 今回のテーマは「デザイン都市づくりと生活文化体験型観光の推進」。神戸は08年10月にアジアの都市で初めて、ユネスコ「デザイン都市」に認定されており、まちの魅力を高めるための新しい都市戦略として「デザイン都市・神戸」を掲げ、まちづくりや産業の振興などに取り組んでいる。

 大会ではデザインの視点からまちの資源や魅力を見直し、まちの魅力そのものを感じてもらう「体験型観光」のあり方について検討した。

 初日20日の本大会、日商報告では、「商工会議所の観光事業の取り組みと今後の方向性」として須田寛・観光専門委員長が登壇。日商が調査した、各地の商工会議所における観光振興事業の傾向と今後の方向性を説明した。各地商工会議所が実施する観光振興事業をみると、文化財、伝統芸能、イベントなどを観光資源とする従来型のものが多い一方で、産業観光などをはじめとするニューツーリズムへの取り組みも活性化していると報告。今後は、インバウンドや、広域連携への取り組みが望まれるとまとめた。

 基調講演では、西川りゅうじん・マーケティングコンサルタントが「デザイン力による『地域“イキイキ化”戦略』」をテーマに話した。このほかパネルディスカッションや分科会、兵庫県内のエクスカーションを通して神戸が発信する新たな観光振興のあり方を学んだ。

 次回開催地は青森県。11年2月3、4日に開催される。




ニトリパブ、「非誠勿擾」の配給権、観光振興に活用
似鳥社長(写真左)と高橋知事

 北海道を舞台に撮影され、中国で大ヒットした中国映画「非誠勿擾(フェイチゥンウーラオ)」の日本国内での配給権を道内に本社を持つ企業が取得した。取得したのは、家具・インテリア用品の製造販売大手のニトリ(本社・札幌市)の子会社ニトリパブリック(同)。来年2月から道内各地の映画館で上映される。この映画を契機に北海道には多くの中国人が訪れるようになっており、日本での映画公開が北海道の訪日観光の機運の盛り上がりにつながりそうだ。

 邦題名は「狙った恋の落とし方。」となる。北京に住む主人公の中国人男性が投資で大金を手に入れ結婚相手を探すというラブコメディー。原題の「非誠勿擾」は日本語で「冷やかしお断り」の意味。中国では昨年末の公開以来、1億人以上が観たという大ヒット。中国映画史上最高の興行収入約54億円を記録した。

 映画では、主人公がめぐり合った中国人女性と北海道に出かけ、知床半島や阿寒湖など道東の美しい自然の中を旅する。映画後半のクライマックスシーンを盛り上げた道東の美しい風景などが評判となり、中国に「北海道ブーム」を起こしている。道東を訪れる中国人観光客は急増し、ロケ地の1つである阿寒湖温泉(釧路市)では、今年1〜9月の中国人宿泊者数が昨年同期の3倍以上に増えた。

 このほど配給取得を記者発表したニトリの似鳥昭雄社長は、「映画に出てくる雄大で美しい自然を全国にPRし、北海道の観光振興につなげていきたい」と述べ、全国公開を目指していることを明らかにした。

 記者発表に駆けつけた高橋はるみ北海道知事も、「映画を通じて、中国の方々の心を理解していただける。北海道を元気にという趣旨に感謝する」とあいさつし、国内での上映に大きな期待を寄せていた。



高知、長崎など4県、京都で龍馬ゆかりの地をPR
各県のキャラクターらがアピール

 NHK大河ドラマ「龍馬伝」の来年1月からの放映に合わせ、坂本龍馬ゆかりの山口、高知、長崎、鹿児島の4県が共同で、龍馬ゆかりの地をPRする「『大龍馬恋』観光展〜龍馬ゆかりの地へ」が15日、京都市の京都霊山護国神社・霊山内休憩所と京都駅・駅前広場で開催された。京都は龍馬が活躍した舞台の1つであることから、イベントは高い関心を集めた。

 観光パンフレットなどを配布したほか、同日に開催されていた「龍馬よさこいステージ」で各県のミスや龍馬博のイメージキャラクターが龍馬ゆかりの地をアピールした。

 ゆかりの地の1つ、山口県下関市は、龍馬と妻のお龍が暮らした場所。巌流島には龍馬とお龍が一緒に花火を上げたという逸話も残っている。  龍馬の生まれた高知県は、来年1月から約1年間、「土佐・龍馬であい博」(通称・龍馬博)を開催する。

 長崎県にも来年1月9日から約1年間、期間限定のドラマ館として、長崎歴史文化博物館内に「長崎奉行所・龍馬伝館」が開設される。また長崎市の浜の町商店街とハウステンボス内にも龍馬関連施設が設置される。

 鹿児島県霧島市は、龍馬とお龍の2人が、薩摩藩の小松帯刀や西郷隆盛たちの誘いで薩摩を訪れたゆかりの地。この旅が「日本最初の新婚旅行」と言われる。ドラマに合わせ、塩浸温泉龍馬公園の整備も進んでいる。



栃木・川治温泉、まちの魅力作りに懸命
ノルディックウオークの体験

 栃木県日光市の川治温泉は現在、温泉街の新しい魅力づくりを進めている。川治、五十里(いかり)両ダム湖とその下流域が持つ「水のふるさと」としてのイメージや、温泉、自然などの天然資源に着目。日光市の遊歩道整備などのハード整備に合わせ、旅館組合らが自然体験やヘルスツーリズムに関するメニューの開発などソフト面の整備を進めている。

 11、12日には首都圏や栃木県内の旅行会社関係者らを対象としたモニターツアーを行い、専用のポールを手に装着して歩く「ノルディックウオーク」などの自然体験メニューや地元食材を使ったオリジナルの食メニューについて、商品化のための意見を求めた。

 モニターツアーで参加者らは、ポールを付けて温泉街を流れる男鹿川沿いの遊歩道を散策し、上半身のエクササイズにも効果があるというノルディックウオークの運動効果を体感したほか、川や周辺の紅葉の眺めから得られる「癒し効果」についても検証。川治ダムのダム湖でのカヌー体験なども行った。

 体験メニューの合間には、ご当地メニューとして開発した、日光産ほうれん草入りの肉まん風田舎まんじゅうや水をイメージしたクリスタルゼリーを添えた豆乳チーズケーキの試食会も開かれた。

 参加者からは、「周辺の鬼怒川、湯西川の両温泉にはない楽しみ方がありそう」「温泉街の中心通り沿いとは違う、『男鹿川側』の魅力を感じた」との意見のほか、「個別のメニューは魅力的だが、これらをどのようにつなげていくのかに工夫が必要」「豊富な温泉をもっと生かしたほうが良い」などのアドバイスが出た。

 モニターツアーの成果は、12月中旬に開くシンポジウムで発表する。川治温泉の新しいキャッチコピーも同時に公表する予定だ。

 一連の取り組みは、国土交通省の「水源地域活性化モデル事業」を活用したもの。旅館組合を中心に立ち上げた「川治温泉“水のふるさと”いきいき発見推進協議会」が中心となり自然体験プログラムの開発などを進めている。このうちノルディックウオークについては栃木県内で初めて、本格的な導入に向けた取り組みを開始。新たな誘客のカギとして指導者養成講習の実施やウオーキングコースの整備を進めている。



12月11日から京都・嵐山で「花灯路」始まる
 京都の嵯峨、嵐山一帯がライトアップされる「京都嵐山花灯路2009」が12月11日から20日まで開催される。主催は京都府、京都市、京都商工会議所などで構成される京都・花灯路推進協議会。時間帯は午後5時から午後8時30分まで。幻想的な情景が観光客らを魅了する。

 花灯路は、「灯り」をテーマにした観光イベント。03年3月に東山地域で「京都東山花灯路」が始まり、05年12月からは嵯峨、嵐山地域でもスタート。毎年多くの観光客で賑わう京都の夜の新たな風物詩になっている。

 期間中には、大覚寺や二尊院、落柿舎などで夜間の特別拝観が可能なほか、天龍寺では鈴木松年画伯の旧法堂雲龍図が公開されるなどの催しもある。

 行灯で飾られる「灯りと花の路」ルートには、京都いけばな協会の協力でボリューム感のあるいけばな作品が8カ所に展示される。中の島公園では、京都の学生らのストリートパフォーマンスや舞妓と記念撮影ができるイベントも実施される。



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