にっぽんの温泉100選 | 人気温泉旅館ホテル250選 | 5つ星の宿 | 部門別100選 | 宿のパンフ | ベストセレクション | 宿の必需品 | 観光経済の本

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
  アーカイブ
→ PR
→ 宿の必需品
目次
→ 観光業界人インタビュー
→ このひと
→ いらっしゃいませ!
→ 最新宿泊&施設情報
→ 特集
→ データ
→ 注目トピックス
→ 2016年のニュース
→ 2016年の写真ニュース
→ 2015年のニュース
→ 2015年の写真ニュース
→ 2014年のニュース
→ 2014年の写真ニュース
→ 2013年のニュース
→ 2013年の写真ニュース
→ 2012年のニュース
→ 2012年の写真ニュース
→ 2011年のニュース
→ 2011年の写真ニュース
→ 2010年のニュース
→ 2010年の写真ニュース
→ 2009年のニュース
→ 2009年の写真ニュース
→ 2008年のニュース
→ 2008年の写真ニュース
→ 2007年のニュース
→ 2007年の写真ニュース
→ 2006年のニュース
→ 2005年のニュース
→ 2004年のニュース

 

旅館・ホテル ■第2532号《2009年9月30日(水)発行》  

全旅連青年部、まちづくりの事例学ぶ
観光庁の笹森課長を交えたパネルディスカッション

 全国旅館生活衛生同業組合連合会(全旅連)青年部(井上善博部長=福岡県原鶴温泉・六峰舘)は16日、東京の有明フロンティアビルで今年度第2回の県部長サミットを開いた。観光とまちづくりをテーマに観光庁観光地域振興課の笹森秀樹課長を招き、講演会とパネルディスカッションを行ったほか、エコポイント制度について勉強した。

 「観光の現状とこれからの旅館の役割」と題して講演した笹森氏は、国内観光の現状や、全国各地で進んでいる観光圏整備事業、観光圏整備のための支援措置を解説。観光圏の形成を含めた観光まちづくりによる地域活性化に取り組む地域に向けて、庁としてサポート体制を構築している現状を説明し、積極的な活用を訴えた。

 質疑応答では、「新しい観光事業について、議会で予算が通らない」との声が出たのに対し、笹森氏は「地域経済を支えるのは観光だと、皆さんがデータを示し、背中を押せば動くのでは」などとアドバイスした。

 パネルディスカッションはパネリストに笹森氏と、青年部から井口智裕氏(新潟県越後湯沢温泉・HATAGO井仙)、阿部公和氏(山形県湯野浜温泉・亀や)、コーディネーターに柳一成氏(新潟県松之山温泉・ひなの宿千歳)を交えて進行。各地の観光まちづくりの取り組み事例を説明、成果と今後の展望を話した。

 新潟、群馬両県の7市町村で形成する「雪国観光圏」にあるHATAGO井仙の井口氏は「『湯沢ブランド』では限定されるが、『雪国ブランド』では食を含めた観光魅力が一気に広がる。お客さまにより満足してもらうため、広域連携は必要だ」と訴えた。

 このほかエコポイント制度については、電気工事とメンテナンス事業を手掛けるトータルソリューションの美齊津敬二取締役と荒井敏和執行役員が解説。旅館・ホテルでも必需品のエコポイント制度の対象家電(エアコン、冷蔵庫、地上デジタル放送対応テレビ)について、法人がポイントを得るための手続きなどを説明した。



源泉湯宿守る会、甲子温泉で見学会実施

 源泉の適正利用を実践する旅館・ホテルなどでつくる源泉湯宿を守る会(平野富雄会長、52会員)は15、16の両日、源泉管理研修と会員同士の情報交換を目的とした源泉見学会を福島県西郷村の甲子温泉・大黒屋で開いた。参加した約20人の会員を前にセミナーを行った平野会長は、温泉のモニタリング(監視のための継続的な調査)が持続的な源泉利用に役立つことを改めて強調。「得られた泉質や温度のデータを自分で読めるよう勉強をすることも、温泉旅館の主人の役目だ」と指摘した。

 大黒屋の源泉見学の前に行われたセミナーでは、現存する明治、大正期の大黒屋の温泉に関する記述をもとに過去と現在の甲子温泉を温度や含有成分などさまざまな側面から比較。同館の温泉があまり温度変化していないことや、今後温度や成分の変化があった場合に考えられる要因などについて解説した。この中で平野会長は、今年4月に環境省が出した温泉のモニタリングについてのガイドラインにも言及し、「大黒屋は100年間の温泉の変化の状況が分かっているために、現状や今後の動向を推測できる。これこそが環境省の言うモニタリングの本質。温泉の経過からその傾向を知れば、管理上の禁忌などもつかめる」と強調。源泉から出る温泉の温度や湯量を保ち続けるために、1つのデータもおろそかにせず生かすよう訴えた。

 このほか見学会では、大黒屋と同じく福島県南西部に位置する会員宿の新甲子温泉・五峰荘、二岐温泉・大丸あすなろ荘、柏屋旅館を訪問=写真。会員らは源泉ポンプや風呂を前に各旅館の源泉管理の方法について説明を受けたほか、3館の源泉と大黒屋の源泉の違いについて温泉分析表をもとに学んだ。



岡山・湯原町旅組、幹部候補生を公募
 湯原町旅館協同組合(岡山県真庭市)は10月12日まで、観光キーパーソン(幹部候補職員)を募集している。国の緊急雇用対策にかかる岡山県ふるさと雇用再生特別基金事業により実施するもの。企画、立案など観光振興を推進する総合的な業務を担う人材を募集する。

 応募資格は、(1)失業中であること(2)旅行、ホテル業など観光関連企業等で旅行商品やイベント企画、営業、マーケティングなどの経験者(3)湯原温泉地域および真庭地域の観光振興に情熱を持ち、知識と行動力を持つ人(4)パソコンが使用できる(5)普通自動車運転免許資格がある(6)採用後、湯原温泉内または周辺市町村内に居住可能である──など。

 勤務場所は湯原町旅館協同組合。給与は年俸換算で480万円。勤務成績により、平成24年4月以降の正規職員として継続雇用を検討する。

 提出書類は(1)履歴書(市販A4、自筆)(2)自己PR文(テーマは「応募の動機と津山市の観光振興について」)(3)失業中であることを証明するもの。10月12日必着。

 1次選考は書類審査、2次選考は口述試験と面接となる。

 問い合わせは同組合(TEL0867・62・3024)。



▲ページトップへ
週刊 観光経済新聞
観光業界トップメディア
観光に専門特化
観光立国を推進
JAPAN Endless Discovery
個人情報著作権等ご購読広告掲載お問い合わせ

写真、見出し、記事など全てのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます。著作権・著作隣接権は観光経済新聞社に帰属します。
Copyright (c) 1999ー2017 Kankokeizai News Corporation
All Rights Reserved