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トラベル ■第2529号《2009年9月5日(土)発行》  

KNT、訪日宿泊サイトを刷新
サイトのトップ画面

 近畿日本ツーリスト(KNT)は8月27日、訪日外国人向けのインターネット宿泊予約サイト「JTO(ジャパントラベラーオンライン)」(http://japantraveleronline.com/)を開設した。同社が運営してきた訪日客向けサイト「JHO」(ジャパンホテルズオンライン)の機能を強化しリニューアルしたもの。宿泊予約可能施設数を1100軒から2千軒に増やしたほか、ウェブ専業旅行会社とのシステム連携機能など加え在庫の販売機会を拡大。12年度に25億円の取り扱いを目指す。

 サイトは日本語と英語に対応。宿泊予約は24時間受け付け、クレジットカードでのウェブ決済ができる。決済は日本円だが、ドル、ユーロなど30種類の外貨での概算を表示できる機能を付け、外国人利用者の利便性を高めた。また複数のプランや宿泊施設の比較ができるほか、複数件の予約を一括決済する機能も付けた。

 企業と消費者の間での取り引きだけでなく、企業間取引機能も充実。提携旅行会社に対するアフィリエイトやシステム連携による販売機能を盛り込んだ。さらにウェブ専業旅行会社と提携し、提携会社のウェブサイトからJTOの宿泊在庫を利用できるようにした。

 イベント・コンベンションにかかわる「宿泊仕入」「販売管理」「予約管理と清算業務」の業務を効率化できる機能も付け、主催者の希望に合わせカスタマイズできるようにした。英語に加え日本語にも対応しているため、国内の日本人対象のイベント・コンベンションにも活用できる。

 同社ではJTOのトップ画面に置く特集ページやコンテンツの充実に力を入れる方針。各コンテンツやバナーを訪日客に向けた観光地のPRツールや販売促進ツールとして、自治体や宿泊施設に売り込んでいく。

 今後1年以内に、予約可能施設数を3600軒まで拡大する予定。対応言語も年内中に韓国語、中国語の繁体字、簡体字に広げる。またパッケージ商品やオプショナルツアー、着地型商品の販売もサイト上で行う考えだ。



日本旅行が新日本プロレスとタッグ、観戦ツアーも
7月に行われたプレイベント((C)NJPW)

 日本旅行は新日本プロレスリングと手を組み、全国でプロレス興行と開催地の地域振興イベントを企画。イベントへの参加・観戦ツアーも催行する。第1弾を10月10、11日、新潟県魚沼市で実施。「自治体、プロレス団体、旅行会社各々の目的が合致して実現した初の試み」(日旅)で、今後全国展開を目指す。

 イベントは震災復興と魚沼市制5周年記念の「AUTUMN DREAM FIESTA2009in魚沼」。魚沼市観光協会が主催、魚沼市、新日本プロレスリング、日本旅行が共催する。「地域住民が元気になり、交流を図るイベント」として、プロレスの特別興行のほか、選手とファンの交流会を行う。

 ツアーは東京発着の1泊2日。プロレスのリングサイドでの観戦や選手との交流会、選手との魚沼観光などを盛り込んだ。料金は大湯温泉泊が4万1千円、ビジネスホテル泊が同3万9800円。

 日本旅行は、「地域イベントにプロレスという従来旅行とは縁のなかった新しいコンテンツを組み合わせて地域活性化を図る。地域振興の新たなビジネスモデルとして地域に貢献したい」としている。

 また、受け地の行政、観光協会では、市の特産品や観光資源のプロレスファンへのPRと、住民へのトップエンターテイメント観覧の機会の拡大、新日本プロレスは新たなファンの獲得をそれぞれ目指している。



はとバスが食い倒れツアー実施、3食付き1万円弱
 はとバスは10月から、3食付きの食い倒れツアーを運行する。昨年秋から始めた「江戸味覚食い倒れツアー」の第2弾で「今回は有名店での焼き肉や洋風料理を組み合わせた」(同社)のが特徴だ。

 「新・食・観!TOKYOまるかじりツアー」と銘打って、7日からの水曜と金曜(28日、11月8、12日、12月23、25、30日は運休)に実施。料金は大人9900円、子ども7500円。

 第1弾は朝食が寿司、昼食が天ぷら、夕食は鰻重と江戸(東京)を代表する味覚を取り入れたが、今回は朝食が目黒雅叙園のバイキング、昼食は叙々苑の焼肉ランチ、夕食は六本木ハードロックカフェのハンバーガーと趣向を変えた。

 第1弾は昨年10月から運行し、当初は期間限定での企画だった。しかし、今年3月末までの間、利用客は2200人に上る人気コースとなったため、4月から定期観光バス化した。「現在でも週3日の運行日は満席。可能な限り2台運行(1台当たり定員は44人)で対応しているが、1カ月先まで予約が取れない状況だ」と嬉しい悲鳴を上げる。

 第2弾では月当たり200人の集客を見込んでいる。



九電工コミュニケ、宿泊サイトを旅行会社に譲渡
 九州電力グループの九電工が100%出資する九電工コミュニケーションズ(福岡市博多区)は、九州・山口の温泉旅館に特化した宿泊予約サイト「温泉ぱらだいす九州」(http://onpara.jp/)の事業を、旅行会社のホワイト・ベアーファミリー(大阪市北区)に10月1日付で事業譲渡する。譲渡金額は明らかにしていない。

 同事業の従業員はホワイト・ベアーファミリーに移籍。同社福岡営業所内で宿泊予約サイト事業を継続する。

 温泉ぱらだいす九州は、地域に根ざして地域貢献する宿泊予約サイトを標ぼうし、06年7月に開設。06年度の経済産業省認定「IT経営百選」の最優秀賞を旅行業界で初めて受賞している。

 開設5年目での黒字化を目指していたが、建設・設備工事業を営む親会社である九電工の業績が伸び悩む中、建設業との関連が薄く相乗効果が見込めない宿泊予約サイト事業は、ITの専門知識と旅行分野での営業力が高い企業での運営が適切と判断し、事業譲渡を決めた。

 ホワイト・ベアーファミリーは大阪に本社を置く1977年創業の旅行会社。東京、札幌、名古屋、広島、福岡、那覇にも拠点を持つ。従業員数は120人で、平均年齢は29.5歳と若い。20種類以上の旅行販売サイトを展開。08年の売上高は90億円で、ツアー販売の70%はインターネット経由という。宿泊予約サイトは持っていなかった。

 やはり九電工100%子会社の九電工ネットプロデュースが福岡市内に所有する温浴施設「波葉の湯」の運営をホワイト・ベアーファミリーに委託していたことが接点となり、今回の事業譲渡決定に至った。



旅行業12社7月実績

 鉄道旅客協会によると主要旅行会社12社の今年7月の総取扱額は、前年同月比18.5%減の2615億6155万円だった。このうち国内旅行は同11.6%減の1779億8966万円だった。海外旅行は同30.9%減の777億7660万円、外人旅行は同30.2%減の34億2521万円で、いずれも3割減となった。

 国内旅行は12社とも前年実績を割り込んだ。このうちジェイティービー、名鉄、京王、農協、阪急の各社は1ケタ減。その他はいずれも2ケタ減となった。

 海外旅行は阪急交通社が同1.5%増と前年超えたが、その他は前年実績割れ。KNT、名鉄、西鉄の低調が目立った。

 外人旅行はトップツアーが同35.5%増と取り扱いを伸ばしたほかは、各社前年を下回った。

 今年4月からの累計額は、総取扱額が9266億5970万円で、前年同月比21.0%減となった。7月までの累計取り扱い額が前年実績を超えている会社はない。内訳は、国内旅行が同14.1%減の6126億7384万円、海外旅行が同32.7%減の2889億1769万円。いずれも前年実績を超えた会社はなかった。外人旅行は同22.4%減の169億8696万円。京王観光(同9.6%増)、西鉄旅行(4.3%増)が前年の累計値を超えている。



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