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地域観光 ■第2529号《2009年9月5日(土)発行》  

「地震の影響跳ね返せ」静岡県が緊急誘客キャンペーン
旅館女将らと名産品を配る森理世さん

 景気低迷や冷夏、8月11日早朝に駿河湾沖で発生した震度6弱の地震などで影響をうけた観光需要を取り戻そうと、静岡県大型観光キャンペーン推進協議会は8月27、28日の2日間、県内の旅館女将とミスら20人による緊急観光誘客キャンペーン「静岡は今、2倍楽しい〜夏はまだこれから、秋の味覚も先取り〜」を東京・有楽町の交通会館1階の屋外イベントスペースで開いた。

 初日の夕方には、静岡市の出身で07年ミスユニバース世界大会優勝者の森理世さんも駆けつけトークショーを開いたほか、干物、梅干、お茶など静岡の名産品が詰まった土産袋を女将らと一緒に街頭配布した。

 現在静岡市内で母親と共にダンススクール「I.R.M.アカデミー」を開いている森さんは、「気候が温暖で人の心も温かい静岡にはおいしい物がたくさんあります。ぜひ静岡に来て、心も体もあたたかくなって下さい」と郷土の魅力をアピールした。

 イベントスペースの隣には、静岡の物産販売・観光パンフ配布コーナーを設置。ミスと自治体・団体職員らが、あおのり、イワシせんべい、マーマレードなどを販売した。

 PRイベントに参加した女将、ミス、県内自治体・観光関連団体職員らは総勢76人。街頭キャンペーンと並行して、数班に分かれ、旅行会社、メディア各社などを訪問。元気な静岡を訴えた。

 訪問先は、JTB、KNT、日本旅行、クラブツーリズム、びゅうトラベルサービス、小田急トラベル、はとバス、米国大使館、昭文社、交通新聞社、旅行読売出版社、東京新聞、スポーツニッポン、サンケイスポーツ、日刊ゲンダイ。送客と宣伝を呼びかけた。

 街頭キャンペーンは観光経済新聞とテレビ朝日などが取材した。森理世さんと旅館女将6人が「静岡に来てください。とっても良いところです。お待ちしています」とアピールする場面は翌朝のテレビ朝日の情報番組で放映された。

 今回参加した女将とミスは、古屋旅館(熱海)、迎賓館熱海小嵐亭、旅の宿かみむら(熱海)、ホテル貫一(熱海)、坐漁荘(伊東)、味の宿喜久(稲取)、観音温泉(下田)、落合楼村上(天城湯ヶ島)、季一遊(南伊豆)、楽山やすだ(伊豆長岡)、ミス熱海梅娘、ミスあじさい、伊豆の踊子、ミス富士山、ミスかぐや姫、2009しずおかクイーン、ミス浜松グランプリ。




富山県、韓国からの登山客誘致へ夏山の魅力アピール
韓国の旅行会社員らが立山を歩いた

 富山県は8月18日から21日までの期間、夏山の魅力をアピールしようと、韓国の旅行会社とマスコミ7社7人を招へいした。韓国では健康志向を背景に登山人気が高まっていることから、登山客誘致をテーマに設定。従来から認知度の高い春の「雪の大谷」、秋の紅葉に加え、新たな素材として登山とトレッキングコースを紹介し、通年観光につなげる。

 夏山シーズンに招へいするのは初の試み。主に登山、トレッキングを取り扱う旅行会社4社4人と、一般紙、旅行業界、山岳専門誌の3社3人を招いた。

 韓国では週末にレジャー感覚で標高1千メートルほどの山に登る人が多いことから、「学校行事で小学生なども登れるような気軽に楽しめる山」(県観光課)として立山を紹介した。トレッキングでは、コースとして確立している室堂、弥陀ヶ原トレッキングを高山植物に親しみながら散策してもらった。

 旅行会社の参加者からは「自然景観が抜群で売れるコースだ」との声が聞かれた。マスコミからは「すばらしい写真が撮れる」と好感触で、記事は年度内には各紙に掲載される予定という。

 JNTOによると、韓国で毎月1〜2回登山をする登山者人口は1560万人。近年では中高年層から青年層への広がりが見られ、海外での登山者は1万人に上る。このうち3千人が日本で登山をしているという。

 韓国からの直行便がある富山空港から立山周辺へは、約1時間のアクセスとあって利便性の良さもアピールポイントの1つ。週末に現地で登山を楽しむように「気軽に登山を楽しめる地の利がある」と県観光課は期待する。今後の集客策に向けては「見せ方を変えて重ねて紹介し、定着を図る必要がある」と指摘している。



熊本観光キャンペーン、キャラクターにスザンヌさん
パンフレットの表紙

 熊本県と県観光連盟、JR九州は10月1日から来年3月末まで、九州新幹線全線開業準備キャンペーン「くまもと最高ザンス観光キャンペーン」を展開する。キャンペーンキャラクターには県出身のタレントで「熊本県宣伝部長」に任命されているスザンヌさんを起用。パンフレットを制作するほか、専用ホームページなどでPRする。

 キャンペーンの目玉は食(グルメ)と温泉で、スザンヌさんが「ご当地グルメ」や「幸せの旅ルート」などを勧める。玉名温泉、菊池温泉、内牧温泉、人吉温泉などの温泉地、地産地消の朝食メニューをアピール。B級グルメの「熊本・玉名ラーメン」「太平燕」なども紹介していく。

 各温泉地の魅力を幸せの旅ルートをキーワードに、「極楽湯めぐりルート」「ご利益めぐり」として紹介し、観光に便利な湯めぐりパスポートや特典パスポートを発行する。

 キャンペーンパンフレットは、関西と九州で配布。県が25万部、JRが27万部を制作。キャンペーン期間を通したポスターと秋、冬、春の季節ごとのポスター計4種類作成し、JR九州主要駅や熊本県内主要観光案内所などに掲示する。スザンヌさんの等身大看板も設置する。

 スザンヌさんが出演するキャンペーン用のテレビCMも制作され、九州地方で放送される。ほかにも、テレビ番組など各種メディアとのタイアップで宣伝を展開する。



九州7県、修旅説明会でモデルコース提示
東京都内で開かれた

 九州7県による合同の修学旅行説明会がこのほど、東京のアルカディア市ヶ谷(私学会館)で開かれた。主催は九州観光推進機構。首都圏の中学校、高校の担当教諭、旅行会社の修学旅行担当者らが出席した。推進機構や各県から、環境学習などを盛り込んだエリア別のモデルコースや体験メニュー、最新の観光素材などが紹介された。

 説明会では、同機構の大江英夫事業本部長が「九州の観光振興にとって、修学旅行の誘致は大きな柱の一つだ。環境学習や平和学習などのテーマをアピールしたい」とあいさつした。

 モデルコースの事例として、長崎・佐賀2泊3日のコースでは、平和公園・長崎原爆資料館などでの平和学習に加え、長崎・北松浦半島での農林漁業体験を提案。鹿児島・熊本2泊3日のコースには、熊本・水俣市で水俣病や環境に配慮した都市づくりの学習、鹿児島・維新ふるさと館での幕末〜明治維新の歴史学習などが盛り込まれている。

 中学と高校計2校から修学旅行の事例発表もあった。東京都の板橋区立板橋第二中学校の吉田傳男教諭は、九州を修学旅行地に選ぶ理由として、平和や歴史文化、自然災害、農業漁業など多様なテーマで体験学習が可能な点を指摘し、「生徒だけでなく、保護者からの評判もいい」と話した。



秋田・雄勝地域振興局、モニターツアーで観光魅力検証
モニターツアーの参加募集チラシ

 秋田県の雄勝地域振興局は、9月から来年3月まで毎月1回、秋田市を発着地としたモニターツアーを実施する。同地域は昨年6月に発生した岩手・宮城内陸地震の震源地に近いため、風評被害などから観光客の入り込みが落ち込んでいる。モニターツアーの実施で観光魅力の発掘や受け入れ態勢の充実を進め、入り込み拡大を図る。

 コースはすべて毎月第2金土曜日に催行する1泊2日の内容。貸切バスを利用し観光地を回る。全コースとも日本三大盆踊りとされる伝統行事「西馬内盆踊り」についての展示などを行う「西馬内盆踊り会館」を見学する。宿泊は同地域内の小安峡温泉の7施設、秋の宮温泉郷の3施設から月ごとに選べる。

 例えば2月12、13日催行の「かどかやきの『ひろっこ』収穫体験と『犬っこまつり』の旅」は、郷土料理「かどかやき」に使うノビルの根「ひろっこ」を雪の下から掘り起こす収穫体験と、大きな犬の雪像が並ぶ、湯沢市の冬の祭り「犬っこまつり」の見学を行う。

 定員は各コース40人。旅行代金は1万5千円。 「地域の農産物生産者や商店街関係者などが知恵を絞り考えた内容。地域に根差したスポットを回れるようにした」と同地域振興局の柴田裕主査は話す。同地域がモニターツアーを行うのは初めてのこと。参加者へのアンケートなどを通して、誘客策に生かしたい考えだ。



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