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トラベル ■第2512号《2009年4月25日(土)発行》  

ネットエージェント、GWの国内旅行予約が好調
 景気低迷のなか、今年のゴールデンウイーク(GW)休暇を利用した国内旅行は、定額給付金の支給や高速道路のETC割引による旅行者の増加が期待されている。大手旅行各社がGW期間中の予約を堅調に集めているなか、各ネットエージェントも豊富な宿泊プランで予約数を伸ばしている。インターネット経由の手軽さや自分で交通手段を予約できる利便性などを強みに、間際の需要も取り込みそうな勢いだ。

 楽天トラベルが15日発表したGW期間中(4月25日〜5月5日)の高速バス予約などを含めた国内旅行の予約流通総額は、同27.0%増と好調。「GWが近づくにつれ予約が入っており、間際まで伸びが期待できそう」と同社広報担当はみる。

 宿泊予約単体でも前年同期比24.7%増と伸ばしている。宿泊予約の都道府県別の状況をみると、新潟県が前年同期比55.8%増と好調。以下、同50.2%増の宮崎県、同49.3%増の山形県。

 このほか国内旅行関連予約サービスでは、レンタカー予約が前年同期比131.7%増、高速バス予約が同36.7%増。特に高速バス予約では、宿泊予約も好調の山形県、新潟県が、それぞれ同231.2%増、125.3%増と前年実績を大きく超えている。「放映中のNHK大河ドラマ『天地人』やアカデミー賞外国語映画部門受賞の『おくりびと』の舞台や撮影地として脚光を浴びている地域に予約が集まっているようだ」(同社)。ダイナミックパッケージ「ANA楽パック」も67.1%増と好調だ。

 リクルートが運営する「じゃらんnet」もGW(5月3〜5日)の予約数を大きく伸ばしている。19日現在の予約人泊数は前年同期比32%増。その後も順調に予約が入っており、「間際はもっと伸びるのではないか」と同社旅行カンパニーでは見る。

 方面別では、東京(同74%増)、愛知(同74%増)、神奈川(同65%増)の順で大きな伸び。このほか茨城、静岡、大阪の各府県も前年比50%超の増加となっている。「掲載プラン数の増加などが影響している県もあるがが、東京周辺に位置する県を中心に好調」(同社)。

 また台場・汐留・新橋・品川地域が同56%増となっている。同地域にはハイクラスホテルが多く集まっているが、景気後退により集客力が下がっている施設も多い。そのため各施設が従来に比べ割安な宿泊プランを投入しており、「GWの旅行計画に出遅れた人などが、近場でゆっくりしようと予約しているのではないか」(同社旅行カンパニー)とみている。

 安さが商品の消費者への訴求力を強めるなか、客室単価の高い外資系ホテルなどでも価格を下げて売り出す施設が出ているが、高級ホテル・旅館の宿泊予約サイト「一休.com」は、販売プランの平均単価を維持しながら、堅調に販売数を昨年よりも伸ばしている。「方面別では、京都、神戸、東京、九州が好調」と同サイトを運営する一休。

 「1万円相当の夕食や特典をプランに組み込むなど、各施設が利用者の満足度を高める工夫をすることで、プラン自体の単価を下げなくとも予約が入っているのではないか」と同社。

 同サイトでは13日ごろから予約のピークを迎えており、間際化の進行は見られないという。不況下でも高級宿泊サイトの老舗としての安定感は変わらないようだ。



航空各社のシニア向け割引運賃が好評
 航空各社が4月から投入している、シニア層向けの割引運賃が好評のようだ。平日休日関係なく利用が見込め、景気の影響を受けにくいシニア層を取り込もうと、定額給付金の支給額を意識した値段設定の特別運賃を投入したり、従来のシニア対象運賃を値下げしたりするなどして訴求したところ、予約、利用状況とも好調。値下げ前の予約実績の3倍の予約数となっている会社も出ている。

 全日本空輸(ANA)が4〜6月に設定しているシニア層向けの新運賃「シニア空割」は、一律片道9千円。搭乗日に満65歳以上のANAマイレージクラブ会員であることが利用条件のうえ、事前予約ができないなど制約は多いが、「多数の問い合わせが来ている。利用状況も好評」とANA広報室。

 ANAではこのほか従来から設定している、65歳以上を対象に普通運賃の約25%を割り引く予約可能な運賃「シニア65割引」についても、4月1日〜6月30日搭乗分を値下げし、多くの路線を片道1万2千円で利用できるようにした。

 ANAのように従来のシニア対象運賃を値下げする動きは、日本航空(JAL)の「シルバー割引」、エア・ドゥ「DOシニア60」、スターフライヤー「スターシニア」でも見られる。いずれも1万2千円を意識した価格設定。

 このうち普通運賃の約25%を割り引くJALのシルバー割引は、4月1日搭乗分から片道1万2千円均一としたところ、「予約数は従来のシルバー割引の約3倍」(同社広報部)と大きな反響を得ている。

 スターシニアは、4月1日〜7月16日と9月全日搭乗分について北九州〜羽田線片道1万7600円、北九州〜関西線片道1万3200円を1万1800円に値下げしたところ、18日現在の利用状況は前年比40%増。19日以降の申し込みについても同170%増となっており、「従来の利用者以外の方も多く取り込めている」(同社広報担当)という。

 エアドゥは20日出発分からの適用と発売して間もないが、割引前に比べ週末の北海道発便を中心に予約の入りは好調。同社では、「シニア層は景気の影響を受けにくい。割引が重要喚起につながれば」と期待する。



名鉄観光と地球の歩き方T&E、留学事業で提携
 名鉄観光サービス(名古屋市、中尾勝洋社長)と地球の歩き方T&E(東京都新宿区、中村竹志社長)は16日、留学事業に関わる業務提携契約を結んだと発表した。これを受け、5月31日には名古屋市で、夏休み向けの留学説明会を合同で開く。提携により、3年後には売上高を合計で10億円増やす方針だ。

 留学事業で実績を持ち「地球の歩き方 成功する留学」ブランドを展開するT&Eと、全国に支店網を持ち、多くの学校・法人顧客を持つ名鉄観光だが、両社の特徴を生かせば留学事業を強化、拡大することができると判断した。

 T&Eはこれまで、主にホームページ(HP)と東京、大阪、名古屋の店頭で個人顧客を対象に留学事業を展開していた。「提携により、学校・法人顧客など安定的な販路を得ることができ、中部を中心に、全国の主要都市で留学商品の拡販も可能になる」とT&E。 名鉄観光は中部エリアから、豪州などオセアニア方面への留学を取り扱ってきたが、「全国各地から全世界に向けた留学を提供することができるようになる」と言う。

 今後は両社の店舗で互いの留学商品を販売するほか、合同説明会や留学フェアの共催、パンフレットやHPでも商品を宣伝する。また、航空券の仕入れや留学ローンなどの付帯サービスでも連携し、相互メリットを追求する。



JR北海道とJTB北海道、白老町と組み商品造成
 JR北海道とJTB北海道は白老町と連携し、日帰り旅行商品を開発、17日発売した。商品名はJR北海道が「JRでぶらり白老」、JTB北海道が「ちょこっと白老」で、白老の新たな観光魅力を盛り込んでいる。

 町役場の職員が両社の担当者(JTB北海道は北海道国内旅行事業部、JR北海道は営業部)に企画を持ち込み、商品化が実現した。自治体や観光協会などが旅行会社に見どころや食など観光素材の提案をするケースは少なくないが、自治体職員が旅行プランそのものを持ち込み、商品化にこぎつけるのは珍しい。

 設定期間は24日から10月末まで。旅行代金はぶらり白老の場合、大人1人4680円から。

 地元名産・白老牛の焼き肉、ご当地グルメ「白老バーガー」などを味わえるほか、マイ箸づくり体験や温泉入浴など多彩なメニューを盛り込んでいる。



フォートラベル、ウィラーと高速バス予約サービスで提携
 旅行情報サイト「フォートラベル」を運営するフォートラベル(東京都新宿区、野田臣吾社長)は20日、高速ツアーバスを運行するウィラートラベル(大阪府大阪市、村瀬茂高社長)と高速バス予約サービス分野で提携した。フォートラベル上の高速バス予約コンテンツからウィラーが企画・運行する高速バスの検索、予約ができるようにした。

 フォートラベルのサイト上で希望の高速バスの日程や出発地などを検索すると、ウィラートラベルの予約画面に移動し、そのまま予約することができる。

 予約可能なのは、ウィラートラべルが提供する高速バス、65都市間、108路線。

 フォートラベルは昨年10月から、楽天トラベルの高速バス検索・予約サービスを利用した高速バス予約サービスを行ってきたが、今回の提携で、ウィラーの運行する路線のみ予約できることとなる。

 楽天トラベルを利用した従来のサービスの場合、179都市間635路線を予約可能だったため、今回の提携で予約可能路線は減少するが、高速バスの在庫を独自に持つウィラーに切り替えることで、利用者の利便性を高めるさまざまなキャンペーンを柔軟に展開できるようにした。



日本旅行、スローステイの熟年向け商品発売
 日本旅行はこのほど、北海道観光振興機構が推進する「ゆとりツーリズム魅力増進事業」に連動した滞在型商品「赤い風船『スローステイ北海道ゆとり旅』」を発売した。道内の1地区に3〜5日滞在し、その地区ならではの「スローステイプログラム」に参加する、主に熟年向けの旅行企画。東京、大阪発で、4月1日から10月28日発までの設定。期間中、500人の集客を目指す。

 北海道観光振興機構が、ゆっくりとした時間を過ごせるプランを持つ地域を公募し、選定された5地区がライナップ。例えば「函館・南北海道」では、「北海道の歴史に触れる街歩き」をコンセプトに、函館や松前のガイドウォークを設定。「ニセコ」では「おいしい水の避暑地」をコンセプトに、湿地のガイドウォークほか、陶芸体験や米、野菜、果物の収穫体験を盛り込んだ。このほか「知床」「釧路・阿寒」「彩北(稚内、礼文、利尻)」の各地を設定した。

 参加者にはひとり10枚の「スロークーポン」が付く。クーポンはプログラムに参加する際に必要で、プログラムごとに必要枚数が異なる。

 往復の航空機と宿泊、クーポン10枚が付いて、東京発着は5万2800円から(4日間)。



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