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旅館・ホテル ■第2510号《2009年4月11日(土)発行》  

福島、二本松両市の旅館らが泊食分離の宿泊プラン
パンフレット

 福島、二本松両市の旅館・ホテルと飲食店が手を組み、泊食分離の試みを始めた。旅館・ホテルによる宿泊客の囲い込みを解消、外に出すことでまちのにぎわいを取り戻すとともに、飲食店の利用を促すことで、地域経済の活性化を図るのが狙い。泊食分離は旅館単体や温泉地で試行されているが、広域エリアでの取り組みは珍しく、成果が注目される。

 福島、二本松、相馬、伊達の4市が取り組む観光圏整備事業(やさしさと自然の温もりふくしま観光圏)の一環で「ふくしま『食』バラエティ宿泊パック」と銘打ち、3月31日から発売した。

 宿泊パックが利用できるのは飯坂、土湯、岳の各温泉地と福島市内の旅館・ホテル、飲食店で、合わせて旅館・ホテルは約50軒、飲食店約80軒が参加している。

 飯坂の場合、旅館・ホテルはまごころの宿宝龍荘、陽日の郷あづま館など8軒、飲食店は5軒。土湯は風望天流太子の湯山水荘など6軒、飲食店7軒が名を連ねている。

 料金は宿泊(1泊朝食付き)と飲食店で利用できるフードチケット(4枚)を付け、9千円、1万1千円、1万3千円の3コースを設定した。いずれも消費税込み、入湯税別。

 消費者は観光協会などに置かれているパンフレットを見て、泊まりたい旅館・ホテルに直接申し込む。福島市・相馬市・二本松市・伊達市観光圏協議会のホームページにも同様のパンフが掲載されている。

 フードチケットは宿泊先で受け取り、参加する飲食店の中から好きな店を選ぶ仕組み。各飲食店はチケットの枚数に合わせたメニューも用意している。「チケットは1枚当たり1千円」(福島市観光課)で、宿泊先での夕食にも使える。有効期間は発行日から10日間とした。

 同協議会は旅館・ホテルの協力を得て館内にアンケート箱を設置し、宿泊客の生の声を集め、今後に生かす。また、秋をめどにパンフレットなどを更新し、最新情報を提供する。




全旅連、安心安全管理検定サイトの受検呼びかけ
 全国旅館生活衛生同業組合連合会(全旅連、佐藤信幸会長)は、インターネット上に「旅館・ホテル安心安全管理検定サイト」(http://yado-kentei.jp/)を立ち上げている。厨房や浴場など旅館・ホテル内での衛生管理のポイントや、ノロウイルス、レジオネラ属菌など施設事故を引き起こす病原菌に関する基礎知識を出題。合格者には「旅館・ホテル安心安全管理士」として認定証を発行する。全旅連では旅館・ホテル従事者を対象に、ひとりでも多くの受検を呼び掛けている。

 全旅連は07年度事業として、旅館・ホテルの食中毒などの事故防止対策をまとめた「旅館・ホテル安心安全管理マニュアル」を発行。都道府県旅館組合を通して全旅連の全組合員に配布した。

 検定サイトは、このマニュアルの理解度を測るもの。全旅連の08年度事業として昨年立ち上げた。

 食品衛生管理、ノロウイルス対策、施設衛生管理、保険対応、新型インフルエンザ対策など、マニュアルに記されている内容を中心とした100問を2択式で出題。受検者は制限時間の45分以内に解答する。

 1問1点で、90点以上の獲得者を合格とし、「旅館・ホテル安心安全管理士」の称号を与えるとともに、認定証を発行する。認定証は旅館・ホテル名、受検者名、受検日、認定番号が入ったもので、ホームページからプリントアウトできる。「認定証を施設内に掲示することで、『安心・安全の宿泊施設』とお客さまにアピールできる」(全旅連)。

 検定はマニュアルを見ながらでも受けられる。また、一度不合格になっても合格するまで何度でも受検できる。検定料は無料。全旅連事務局によると、これまでの受検者の合格率は37%で、約3人に1人が合格している。マニュアルが手元にない人に向けて、サイト上にもマニュアルの内容を掲載している。また、マニュアルを追加注文したい旅館・ホテルに向けて、10部以上限定で、1部200円で販売している。

 検定サイトの開設は、マニュアルの内容を多くの人に理解してもらい、食中毒などの事故防止を図ることが狙い。全旅連では「宿泊施設の衛生水準を向上するために、マニュアルと検定サイトを有効利用してほしい」と呼び掛けている。

 全旅連では、食中毒が発生した時の対応策をまとめたマニュアルも近く発行する。




群馬・伊香保温泉の古久家がリニューアルオープン
 古久家(群馬県伊香保温泉、森田繁社長)は3月29日、「東の雅亭」4階を「湯山亭・燈(あかり)のフロア」としてリニューアルオープンした。また、展望大浴場の一部を改修した。

 「燈のフロア」は、通路をあかりの道しるべで装飾して、いやしの空間を演出。客室は「暮らしの延長で泊まれるように、快適でセンスの高い部屋」とした。このほか、自然素材と優しい色合いの備品類を常備。美と健康をテーマに、特に女性に配慮したアメニティグッズも用意した。

 展望大浴場は、浴槽の縁に、水に強いヒバ材を使用。浴槽には手すりも設置した。このほか床タイルの張り替えやシャワー・カランの取り替えを行った。

 同館は06年に「東の雅亭」3階を「湯山亭」として、客室を露天風呂付きやアジア風に改装した。今回のリニューアルはそれに続くもの。

 4月24日までに湯山亭に宿泊した客には、「世界3大珍味」の特別料理を付ける。



日本ホテルスクールの運営主体が変更、日本ホテル学院に
 財団法人ホテル日本ホテル教育センターは1日から、専門学校日本ホテルスクールの運営主体を学校法人日本ホテル学院に変更した。76年からこれまで財団法人日本ホテル教育センターが事業の1つとして同専門学校を運営していたが、学生向けの教育事業と業界向けの教育事業を分化、強化するため経営主体を独立させた。

 学生への教育は東京都知事認可を得た学校法人日本ホテル学院が実施。観光業界向けの研修など教育事業は、引き続き日本ホテル教育センターが行う。

 同センターではホテルの課長クラスを対象にした「ホテル産業経営塾」や教育機関、ホテル企業向けの実務知識を問う「ホテルビジネス実務検定試験」などを開き今後も宿泊、観光業界の発展に貢献していく方針。

 また、経営主体は独立するが「強いパートナーシップを基軸に相互協力の関係を継続していく」(日本ホテルスクール)という。


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