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地域観光 ■第2510号《2009年4月11日(土)発行》  

群馬県観光国際協会、地元視点でツアー造成
 群馬県観光国際協会(前橋市)は4月から、県や市町村と連携して地域密着型ツアーを開始する。地元ボランティアによるガイド付きで、まず、「花」をテーマに5コースを設定。ツアー代金も定額給付金を意識し、いずれも1人6千円以下とした。同協会では「全県的な協力態勢での着地型ツアーの企画・販売は、全国でも珍しいのではないか」と話している。

 ツアー名は「はばたけ群馬観光博覧会」で、開催期間は来年3月末までの1年間。24日に実施する、渋川市観光協会の協力を得て造成した「桜といちご、伊香保温泉満喫ツアー」(日帰り)が第1弾となる。JR渋川駅発着で、参加費は昼食付きで5990円(幼児3980円)。募集人員は40人、最少催行人員は15人。

 第2弾は26日の「バスとわたらせ渓流鉄道で巡る花と文化の旅」で、7月1日まで計5コース設定している。

 消費者が利用しやすいよういずれのツアーもJRや私鉄など県内の主要駅を集合・解散場所にした。「マイカー利用者向けに駐車場も確保する」と言う。参加費を6千円以下としたことについては「1人分の定額給付金(1万2千円)で夫婦や友人など2人で旅行できる。行きやすさを全面に出した」と強調。

 コースの全行程、または一部(観光スポットなど)に地元を知り尽くしたボランティアガイドを付けることで、特色を持たせる。また、郷土料理作りや農産物収穫など体験企画も盛り込み、通常の募集型ツアーと差別化を図る。

 同協会では期間中に約300のツアーを造成する方針で「各市町村は少なくとも1ツアー以上の造成を目指す。今後は複数の市町村にまたがるツアー、県全体を対象としたツアーも造りたい」と意欲を示す。

 花を始め、文化や行事、食、自然などあらゆる素材をツアーテーマに掲げており、新たな観光素材を掘り起こす狙いもある。

 今後については、ツアー案内を含めた総合パンフレットの作成や携帯電話用のインターネットサイト開設、鉄道会社とのタイアップ広告などを展開し、県内外からツアー参加者を募る。

 同協会は、県観光協会や県温泉旅館協同組合などが統合し、07年4月に発足。2種業者で、全国旅行業協会(ANTA)に加盟している。



兵庫DCがスタート、各地で開幕行事
新神戸駅でのセレモニー

 兵庫県を舞台にした「あいたい兵庫デスティネーションキャンペーン(DC)」が1日に開幕し、神戸市、城崎温泉、淡路島で観光客を迎えるオープニングセレモニーが盛大に行われた。兵庫DCでは全県を挙げた取り組みで、誘客の拡大に努めていく。

 兵庫DCは、兵庫県、JRグループが共同で開催。兵庫県では初のDC。期間は6月30日までの3カ月間。キャッチフレーズは「あなたに会いたい兵庫がいます」。自然や文化、食などの観光資源を生かした特別企画や体験メニューを提案する。

 1日、JR新神戸駅では、広島方面から新幹線「のぞみ16号」で到着したジパング倶楽部のツアー客約170人をDC関係者が出迎えた。井戸敏三・兵庫県知事、井上浩一・JR西日本営業本部長、釜谷研造・兵庫県議会議長、奥田眞・ひょうごツーリズム協会理事長、砂金美津子・女将の会会長らが歓迎。地元神戸のジャズバンドによる演奏も行われた。

 新神戸駅でのオープニングセレモニーでは、井戸知事が「兵庫は、さまざまな自然や風土を持っている。各地域で、何かを見つけ、ふれあい、兵庫で新しい世界を広げてください」とあいさつした。

 JR西日本の井上営業本部長は「今回のDCでは、エコな旅として、鉄道を利用して駅から『歩く旅』を提案している」とPRしたほか、DCの成功に向けた抱負を述べた。

 会場では、関係者による灘の酒を使った鏡開きがあり、振る舞い酒も行われた。

 新神戸駅のほか、JR三ノ宮駅でも、到着した観光客にガイドブックなどを配付し、DCの開幕をアピールした。

 また、JR城崎温泉駅前では、特急北近畿1号の到着に合わせて、湯けむり太鼓による演奏、城崎温泉の旅館の若女将らの笑顔が観光客を出迎えた。

 淡路島では、DCのスタートに合わせ、春の観光シーズンの幕開けを告げるセレモニー「うずしお島びらき」を開催、観光客の来島を歓迎した。DC期間中の日曜日に行われる、淡路島の特産品が楽しめる食のイベント「ツール・ド・グルメin淡路」のオープニング行事も行われた。




宮崎県、観光遺産に10件選定
大根やぐら

 宮崎県は3月26日、県民にとっては当たり前でも見せ方やアピールの仕方で新たに誘客が期待できる地域資源10件を「宮崎観光遺産」として選定した。県は選ばれた遺産の情報発信を積極的に行うとともに、誘客に向けて受け入れ態勢整備や交流促進の取り組みを支援する。

 宮崎観光遺産に選ばれたのは三ヶ所神社、御崎神社など神話の街にちなんだスポットや、宮崎県発祥の「チキン南蛮」など宮崎独自のもの。漬物などに加工するため巨大なやぐらを組んで大根を干す「大根やぐら」も選定された。

 他県の人には認知度が低かった宮崎県庁が観光施設としてにぎわっていることから、見せ方の工夫や魅力づけで県庁に続く資源が発掘できると考えた。昨年11月、県民から観光遺産を募集し、その中から県が選定した。

 観光遺産のアピールは新聞、雑誌への特集記事掲載やホームページの開設などによって行う方針。



奈良県、東京に新アンテナショップ開設
左からせんとくんの兄「黄鹿坊」、堂本さん、せんとくん、荒井正吾知事

 奈良県は4日、東京・日本橋にアンテナショップ「奈良まほろば館」(http://www.mahoroba-kan.jp/)を新設した。

 渋谷区恵比寿の奈良県代官山iスタジオを昨年12月28日に閉鎖。2010年に開催される平城遷都1300年祭や奈良の観光情報の発信、奈良県産品の販売、各種文化講座開催の拠点を移した。

 荒井正吾・奈良県知事は「華のお江戸のど真ん中に奈良の情報発信の拠点を開くことができて本当にうれしい。ここで最新トレンドを入手して今後の奈良の観光振興に生かしていきたい」と抱負を語った。

 人気タレント、KinKi Kidsの堂本剛さんも駆けつけ、「いちばん最初に都が誕生した奈良には日本の原点と愛がある。日本人なら、奈良に足を運べばきっと愛が見つかる」と郷土をPRした。堂本さんは奈良市の出身。昨年4月に奈良市観光特別大使に就任した。

 同館の1階(約205平方メートル)では、せんとくんグッズや奈良県の地酒・食品などの地場産品を販売。堂本さんが撮影した風景写真作品、堂本さんの書なども現在展示している。

 2階(約156平方メートル)では奈良や江戸にまつわる文化講座を開催していく。



群馬県と川原湯温泉、水没テーマに宿泊客誘致
 八ツ場ダム建設に伴い水没する群馬県長野原町の川原湯温泉。今のうちに訪れて、とばかり、県と同温泉旅館組合は宿泊料金の一部が割引になる助成制度をスタートさせた。

 同温泉(旅館7軒)の宿泊客全員に「次回助成券」をプレゼントする。次回宿泊時に提示すれば1人3千円の割引が受けられる。

 また「団体宿泊助成」もあり、ダム建設予定地などの見学を目的に泊まる団体客に1人当たり3千円を割り引く。条件は(1)高校、大学などの職員および学生(2)民間企業の研修──などで、いずれも10人以上の宿泊に限り、事前申請が必要。

 同温泉はJR吾妻線川原湯温泉駅から歩いて約15分の距離にある。源頼朝が発見したと伝えられており、800年の歴史を誇る。ダムが完成すると水没するため、現在、代替地での新たな川原湯温泉構想が浮上している。



東北観光推進機構が「春桜東北キャンペーン」開始
キャンペーンチラシ

 東北観光推進機構は3月28日から首都圏の旅行会社などと連携して「春桜東北キャンペーン」をスタートした。定額給付金の支給と3月28日に始まった高速道路の通行料金引き下げが東北旅行の需要増大につながるよう、プレゼントキャンペーンや旅行雑誌などへの露出を積極展開する。

 東北道の利用促進を図る「東北道桜キャンペーン」では、首都圏のJTB、KNT、日本旅行、トップツアー、名鉄観光の各店舗で東北・新潟の宿泊プランを申し込んだ人を対象に、抽選で500人にフカヒレ詰め合わせや稲庭うどんなど東北各県の物産品を贈る。また出光興産傘下の首都圏のガソリンスタンド100カ所で、同機構オリジナルの広告用ボックスティッシュを配布する。

 また、旅行雑誌や首都圏配布のフリーペーパーに東北の春桜のイメージ広告などを出したり、NEXCO東日本圏内のサービスエリア、パーキングエリア13カ所でオリジナルチラシを掲出したりして、東北への旅行を広くPRする。

 キャンペーン期間は5月31日まで。



山形・赤湯温泉の旅館女将、まゆ玉でさくら飾り
1つのまゆ玉から8枚の花びらを作る

 一足お先に桜の花を楽しんで──。赤湯温泉(山形県南陽市)の旅館女将がつくる「おかめ会」(会長=佐々木富子・竹屋旅館女将、13会員)がこのほどまゆ玉を使った桜飾りを完成させた。4月22、23日に南陽市で開かれる「2009全国さくらシンポジウムin南陽」に向け、桜の季節の気分を盛り上げようと作った。同温泉の桜の見頃は20日ごろの予定。本当の桜の前に一足早く「満開」を迎えたやさしい風合いのまゆ玉桜は、同温泉を訪れる観光客の目を楽しませそうだ。

 メンバーが手分けして作った。食紅で淡いピンク色に染めたまゆ玉を切って薄くはぎ、1つのまゆ玉から8枚の花びらを作る。各会員とも日々の仕事の合間をぬって、1人50個のまゆ玉から400枚、計5200枚の桜の花を完成させた。「針を使って4層に分ける作業は繊細で、思った以上に大変だった」といきかえりの宿瀧波の女将・須藤恭子さん。

 桜飾りは現在各旅館などで鑑賞できるが、シンポジウムの際には会場である同市市民会館に飾り、珍しい「まゆ玉の桜」を参加者にも楽しんでもらう予定だ。

 おかめ会では桜の時期に合わせ、まゆ玉桜のほか同温泉内の観光案内センター「ゆーなびからころ館」での抹茶とだんごの提供なども計画。桜の見頃とシンポジウムを前に、すでに歓迎ムードでいっぱいのようだ。




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