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トラベル ■第2508号《2009年3月28日(土)発行》  

ANTA、静岡で観光活性化フォーラム
パネルディスカッションでは3氏が語った

 全国旅行業協会(ANTA、二階俊博会長)は17日、第6回「国内観光活性化フォーラム」を静岡市の静岡県コンベンションアーツセンターで開催した。ANTA会員が造成する着地型企画旅行「地旅(じたび)」の普及を目指して、パネルディスカッションや講演を繰り広げた。全旅が選ぶ「地旅大賞」の受賞作品への表彰式も行われた。

 冒頭、多忙の二階会長に代わり登壇した木村茂夫会長代行は「今日は観光庁や静岡県の、あるいは観光関係の方々が大勢来ている。国内観光活性化フォーラムにかける期待が相当あるのだと思う。皆さんがこの大会の意義をかみしめて地域の観光の発展に寄与してほしい」とANTA会員の地旅づくりを奨励した。

 パネルディスカッションは「地旅とその流通促進のために」をテーマとし、商品の作り手、売り手、地域行政の各立場にいる3人が語った。

 静岡県観光協会しずおかツーリズムコーディネーターチーフの今井利昭氏は、修行僧体験やB級グルメなど地域にある魅力を磨き上げた着地型商品を紹介。極東航空交通観光社長の徳永雅典氏は、「商品ができた背景を理解し、お客さまに印象付けて販売していくこと」と旅行会社が売るための秘訣を明かした。

 「(地旅に取り組む)みなさまは地域にとって救世主。良好なパートナーシップを築いていきたい」と発言したのは山口県地域振興部観光交流課主任の吉井明生氏。一方、「地旅は簡単には進んでいない。流通に乗ったものはきわめて少ない」と課題も投げ掛けた。  記念講演では、浜松の魅力を発信する親善大使「浜松市やらまいか大使」である作家の嵐山光三郎氏が仲間うちでの団体旅行の楽しさをユーモアを交えて語った。


KNT、4月から四国キャンペーン
キャンペーンのロゴ

 KNTは4月から全社キャンペーン「笑顔!にっぽんキャンペーン」の第2弾として「スマイル四国」を始める。首都圏などで、キャンペーンに合わせた商品造成のほか、オリジナルのキャンペーンキャラクター「四国4犬」を使った販促施策を展開。KNTグループ社員を対象にした研修なども積極的に実施し、四国エリア商品の販売拡大を図る。キャンペーン期間は9月まで。

 キャンペーンに合わせ、同社国内旅行企画商品ブランド「メイト」の商品企画を首都圏、中部、関西、中国四国で行う。オープニング商品として、4月3、4日にトワイライトエクスプレスの特別運行商品を設定する。また各メイト商品のオリジナル企画として、周遊連泊割引や郷土料理を味わえるプランの設定、関係施設などで割引などの特典を受けられるパスポートのプレゼントなどを実施する。

 販売促進策としては、同社サイト内にキャンペーン専用ページを設置するほか、四国4犬を使ったモバイルクリーナーなどのノベルティグッズの配布を行う。

 また社員に向けた販促策としては、各支店に対する商品、販促情報のきめ細かな発信や、より深く四国を知れるよう現地情報などを掲載した「四国塾」の社内用イントラネット上での開設などを行う。また2〜3日間の日程で四国をまわる団体での社員研修の実施や、社員が各自で行う個人型研修の支援なども行う。

 送客目標は前年比14%増の10万人。

 同社では昨年、従来の全社キャンペーンを見直し、店頭やウェブ戦略、社員へのキャンペーン浸透施策などを強化したキャンペーン「笑顔!にっぽんキャンペーン」を新たに設定。第1弾として昨年10月から今年3月まで、「笑顔!にっぽんキャンペーン スマイル長崎」を実施している。



高山グリーンツアー、4月から着地型ツアー開始
合掌造りの仕組みを解説するインタープリター

 高山グリーンツアー(高山グリーンホテル・ツアー事業部、新谷尚樹社長)は、最少催行人員が2名のガイド付き日帰りツアー「世界文化遺産白川郷の秘密を探る旅」を4月1日から始める。11月30日まで、お盆などの特定日を除いて毎日実施する。

 NPO飛騨インタープリター協会が認定した「インタープリター」と呼ばれる文化・歴史案内人がガイド兼添乗員として同行。昨年7月に飛騨清見IC・白川郷IC間が開通し、晴れて全線開通となった東海北陸自動車道の飛騨トンネル掘削にまつわる秘話や、合掌造り屋根の仕組みの解説など、きめの細かい説明を行う。地域密着型の着地型ツアーとした。

 濃飛バスが運行する乗合路線バスを利用し、昼食は現地で自由食とすることで、ツアー代金を大人7500円、子供5500円に抑えた。

 ツアーの発着場所は同ホテル内ではなく、JR高山駅に隣接する濃飛バスセンターに設定。インターネットやダイレクトメールによる自社での直販に加えて、JTB、KNT、日本旅行、名鉄観光などの大手旅行会社や、飛騨高山地区の他の宿泊施設にも現地オプショナルツアーとして販売してもらう。

 同ツアーはインタープリターの手配上の問題もあり、申込締切日を催行日の7日前としているが、新谷社長は「将来的にはハワイのオプショナルツアーのように前日まで受け付ける体制にしたい」と意気込む。

 ツアーは全部で3種類。5月1日から10月20日まで「豊かで神秘的な自然を育む上高地散策」、7月11日から8月10日まで「高山植物の宝庫・乗鞍岳お花畑の旅」も毎日募集・実施する。同様にインタープリターが同行、2名から催行する。ツアー代金も全て同額にした。

 旅行業法施行規則が07年3月に改正(施行は5月)され、第3種旅行業者も、催行区域を隣接する市町村に限定した募集型企画旅行の造成・実施が可能になった。

 これをうけて同ホテルは同年7月、岐阜県下では規則改正後初の第3種旅行業を取得。高山グリーンツアーの名称でツアーを始めた。

 ただ「バス1台を仕立てるのには最低15人の集客が必要。直販のみでは限界があった」(同社長)。今まで約20種類のツアーを行ってきたが、販売手法はツアー自体を宿泊プランに組み込んだセットプランでの販売が中心。08年の催行実績は130人程度にとどまっていた。

 そこで今回、濃飛バスと飛騨インタープリター協会の協力を得て、オリジナルツアーを開発。新谷社長は「各ツアーの集合時間は午前8時30分なので、必ず高山で前泊が伴う。高山の旅館・ホテル全体の宿泊需要の底上げにつながれば」と期待する。

 高山では、東海北陸自動車道の全通で、バスツアーなどの立ち寄り観光は増えたものの宿泊客数は伸び悩んでいる。同社長は「高山をベースにインタープリターが連日周辺をていねいに案内するという連泊パターンの定着化を狙っていきたい」と話している。



はとバスが60周年記念ツアー、OGと現役ガイドが案内
OGガイド(後列)と歴代の制服を着たガイド

 はとバスは19日、ガイドOGと現役ガイドが同乗し、東京タワーなどの都内の名所をまわるバスツアー「感謝オーライ都内遊覧バースデイ号」を運行した。案内ガール付き東京遊覧バスの運行開始60年を記念しての企画。600人が往年の名ガイドと現役ガイドの名調子を楽しんだ。

 懐かしい制服に身を包んだ41〜72歳のOGガイドの案内を体験できるうえ、運行開始当時の運賃250円でツアーを楽しめるとあって、5万人が申し込む盛況ぶり。
 
抽選で選ばれた600人は午前、午後、夜の3部合わせ26台のバスに分乗し、OGガイドと現役ガイドの案内を聞きながら、2時間30分かけ東京タワーや皇居、銀座などを巡った。乗車したガイドの中には、OGガイドの母と現役ガイドの娘がペアも2組おり、親子ガイドの共演を楽しんだ乗客もいた。

 出発式であいさつした松尾均はとバス社長は、「60周年を迎えられたのはお客さまのおかげ」と感謝の意を示したうえで、「今後も変貌する東京を感じられるコースを提供して行きたい」と意欲を示した。


気分は宇宙飛行士、JTBが訓練体験ツアー

 JTB関東は19日、茨城県つくば市の筑波宇宙センター内で宇宙飛行士の訓練を体験できるツアーを発売した。春休みやゴールデンウイークに設定し、子供連れの家族旅行などを対象とする。

 筑波宇宙センター宇宙飛行士養成棟は、宇宙航空研究開発機構が所有し、宇宙飛行士の選抜試験や訓練に実際に使用している施設。施設運営の受託会社と提携し、同社の「宇宙飛行士訓練一般体験サービス」を日帰りバスツアーに組み込んだ企画として実現した。

 訓練は、声のやり取りで絵を描きコミュニケーション力を養うものや、管制室の指令に従い宇宙船の外部パネルを修理するものなど=写真。国際宇宙ステーションでの配管事故への対処訓練もある。

 設定期間は3月25日〜4月5日で、第2弾ツアーをゴールデンウイークに予定する。

 東京発着の旅行代金は9500円。小学2年生以上を対象とし大人の申し込みも可能で、宇宙マニアにも売り込む。



小浜の中学生、修学旅行先で物産品販売、小浜PRに一役
多くの買い物客が立ち寄った

 「オバマまんじゅうを試食してみませんか」──。東京都江東区のイオン東雲ショッピングセンター(SC)を訪れた人に笑顔で呼びかけるのは、福井県小浜市の小浜市立小浜第2中学校の生徒33人。修学旅行で訪れた東京で地元・小浜を紹介しようと18日、同SCで観光PRと物産品の販売を行った。事前学習で用意したポスターやパンフレットを使い一生懸命に声をかけアピールする、制服を着た「小浜PR隊」に、買い物客らが足を止め物産の説明に聞き入ったり購入したりする姿が見られた。

 午前10時の販売開始に備え、生徒らは9時ごろから商品の陳列や手作りのポスターの掲示といった準備を開始。24時間営業の同店のため、準備中も興味を示した買い物客らが集まってきたが、生徒はみな丁寧に受け答えしていた。

 生徒らは実際の販売、PR活動に先立ち、販売方法や接客マナー、小浜の魅力を伝えるための説明の仕方や質問への答え方などについて研修を重ねてきた。一押しの商品は、オバマ大統領の顔や後ろ姿の焼印を押したまんじゅう「オバマまんじゅう」だったが、甘いものが苦手という人には小浜特産のサバを使った缶詰めを勧めるなど、接客研修の成果が垣間見られる場面もあった。「いつも笑顔でいるよう注意した。『蘇洞門(そとも)めぐり遊覧船』などは今回の事前学習で初めて詳しく知ったけれども、今は自分も乗ってみたいし、東京の人にも知ってもらいたい」と観光地の説明を担当した岡村芹香さん。生徒からはこのほか、「『福井県』よりも『小浜市』のほうが良く知られていて驚いた」「小浜に来たことがある人が特に興味を持って見てくれうれしい」などさまざまな感想が聞かれた。 

 同日は、2年4組含め同校の2年生196人がクラスごとに東京、埼玉の両都県にあるイオン6店舗でそれぞれ地元のPRを兼ねた物産販売を行った。

 今回の取り組みは、同校が地元・小浜を首都圏で発信できる修学旅行ができないかと考えたことがきっかけ。人の流れが多くPR効果が高くや実践的な販売活動ができるところとして、買い物客の集まるSCでの物販活動を模索するなか、同校の修学旅行を取り扱ったKNTが電子マネー決済サービスなどで提携しているイオンでの特産品販売活動が実現した。

 特産品販売を通して小浜をPRしようという同校の取り組みに、小浜市商工会議所や同市観光協会も全面協力。小浜塗り箸やサバの缶詰、オバマまんじゅう、ご当地キティグッズなど9つの商品の仕入れ交渉などを支援したほか、観光用ポスターや小浜の名前の入ったはっぴ、のぼり旗なども貸し出した。

 物産品販売の売り上げは、地元の社会福祉協議会に寄付する予定だ。


JAL、定額給付金運賃を設定
 日本航空(JAL)は23日、片道運賃を5千〜2万円に設定した「定額給付金記念バーゲンフェア」の実施と、定額給付金を記念した「シルバー割引」の値下げを発表した。同社グループのJALツアーズが10日に発売した定額給付金特別ツアーと合わせ、定額給付金を利用した航空便での旅行を後押ししたい考えだ。

 バーゲンフェアは週末を含む6月30日〜7月6日搭乗分の同社グループの国内線全路線で設定した。

 予約は4月24日午前9時30分から。5月15日まで受け付ける。

 満65歳以上利用者を対象としたシニア割引は現在、大人普通運賃の25%割引となっているが、4〜6月搭乗分については片道1万2千円以上の路線を、一律1万2千円に設定する。搭乗2カ月前から予約できる。

 シニア層向けの割引運賃は、全日本空輸が10日に一律片道9千円の「シニア空割」を発表しているが、当日の空席にのみ適用される。


修学旅行ホームページコンクール、大賞は大阪・白木小
大賞と優秀賞の受賞校が記念撮影

 全国修学旅行研究協会(全修協、中西朗理事長)は19日、東京の九段会館で第8回修学旅行ホームページコンクールの表彰式を開いた。大賞の文部科学大臣奨励賞は大阪府河南町立白木小学校が受賞し、賞状と副賞の図書券、記念の盾が後援の文部科学省から送られた。このほか小、中、高校の各部門の優秀賞も表彰された。

 賞は全国の小、中、高校を対象に、修学旅行を紹介する自校のホームページをエントリーしてもらい、学習の内容やホームページの構成を教育、旅行関係者、本紙など報道関係者などが採点、表彰するもの。今回は全国から331校のエントリーがあった。

 大賞に決まった白木小学校は、6年次で広島方面へ2日間の「友情と平和、歴史を学ぶ旅」を実施。児童が普段の平和学習で作った折鶴を広島平和公園へ献納、語り部による被爆体験談を聞くなど、戦争と平和について学んだ。また修学旅行の実施に向けて、広島の小学校とのビデオレターによる交流も行った。

 審査員からは「一見シンプルな作りだが、情報量が豊富で見せ方にも工夫を凝らしている。事前・事後学習では、総合的な学習の時間を利用した平和学習への取り組みや、現地校とのビデオレターによる交流、全学年での折鶴作成など、学習内容が充実している」と高い評価を受けた。

 白木小学校は昨年の優秀賞に続いての受賞。同校の當麻裕彦教諭は「本校は修学旅行の取り組みを教育活動の柱にしている。(活動を)認めていただいたことがうれしい」と語った。

【受賞校】
文部科学大臣奨励賞(大賞)=河南町立白木小学校(大阪府)▽優秀賞・小学校部門=小平市立小平第六小学校(東京都)▽同・中学校部門=知夫村立知夫中学校(島根県)▽同・高等学校部門=東京文化高等学校(東京都)▽入選=園田学園高等学校(兵庫県)、一色町立一色中学校(愛知県)、坂井市立鳴鹿小学校(福井県)、知名町立下平川小学校(鹿児島県)


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