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インバウンド ■第2503号《2009年2月21日(土)発行》  

08年の訪日外客、0.1%増の835万人
 08年(1〜12月)の訪日外客数(推計値)は前年比0.1%増の835万1600人となった。日本政府観光局(JNTO)がこのほど発表した。9月以降の世界的な景気後退の影響を受け、目標に掲げていた915万人を大きく下回った。ビジット・ジャパン・キャンペーン(VJC)の重点12市場では、韓国、英国、米国が振るわなかった。

 1〜6月までの上半期は、VJCの広告宣伝効果などで同10.0%増の433万6889人。しかし、8月には中国での公務旅行の自粛措置や韓国でのウォン安などが影響し30カ月ぶりに前年を下回り、9月には世界金融危機が発生、同時に急激な円高も進行し、7〜12月の下半期は同8.8%減の401万4700人だった。

 市場別に見ると、韓国は同8.4%減の238万2600人。金融危機による消費の手控え、円高の進行などで外国旅行意欲が大きく萎縮した。

 台湾は同0.4%増の139万300人。金融危機、円高などの影響を受けつつも、訪日旅行を宣伝したVJC効果やクルーズ船の需要増などに支えられ、前年水準を維持した。

 中国は同6.2%増の100万700人。VJC効果やクルーズ船増などで初の100万人台に乗った。ただし、四川大地震の影響などで伸び幅は縮小した。

 香港は、VJC効果や航空便の拡充などを背景に同27.3%増の55万200人。初の50万人台。増加数(11.8万人)、増加率(27.4%)はともにVJC重点市場で最も大きかった。

 タイは、メディアの日本紹介、新規訪日ツアーの催行などが奏功し同14.6%増の19万1900人。シンガポールもVJC効果などで同10.6%増の16万7900人。

 豪州は、VJC効果や上半期の豪ドル高と好景気により同8.8%増。過去最高の24万2千人となった。

 米国は同5.8%減の76万8400人。金融危機による訪日商用需要の減少と消費の手控え、円高の進行、燃油サーチャージの値上げで80万人台から転落。カナダはVJC効果と格安航空券の流通などにより同1.4%増の16万8300人。

 英国は金融危機などで同7.0%減の20万6500人。ドイツはVJC効果で同0.8%増の12万6200人。フランスは、日仏交流年キャンペーンの効果、訪日旅行ガイドブックの発行などが影響し同7.1%増の14万7600人。

 一方、出国日本人数は同7.6%減の1598万7千人と2年連続で前年を下回った。生活物資の価格上昇、燃油サーチャージの値上がりなどが海外旅行にマイナスに影響し長・短距離旅行地を問わず伸び悩んだ。


中部運輸局、外客増へ緊急キャンペーン
 円高による中部地域への外国人観光客の減少を食い止めようと中部運輸局は「ビジット中部緊急キャンペーン」を展開している。緊急キャンペーン用の共通ロゴ作成、PRチラシの作成・配布、ウェブを活用した新たなチャネルでの情報発信など、あの手この手で中部観光を促す。

 ターゲットは「景気動向の影響を比較的受けにくい層を重点とした個人客」(国際観光課)で、冬から春先の観光魅力を集中的にアピールする。

 ロゴは中部地方が日本の中心に位置するという意味を込め、日の丸の中心に中部地方のシルエット(人が走るイメージ)を配置し、表現。このロゴを付けたPRチラシをターゲットとなる外客用の言語で作ることを呼びかけたところ、「中部5県の自治体や観光協会23団体が参加した」(同)と言う。

 PRチラシは日本政府観光局(JNTO)や日本観光協会、空港、駅のほか、外国人が多く立ち寄る国内外の観光関係以外の場所など、これまでにない新たなチャネルを開拓して配布する。企業についてはトヨタや中部電力などが協力し、海外事務所にチラシを配った。また、名古屋や高山市内の宿泊施設、産業観光博物館などにも置いた。


九州で中国からの修学旅行生が増加
 九州地域訪日教育旅行促進協議会(事務局=国土交通省九州運輸局、九州観光推進機構)は、2008年度冬季(09年1〜2月)の中国からの修学旅行の動向をまとめた。四川大地震の発生に伴い夏季に修学旅行を自粛した学校が冬季に旅行を実施したケースもあり、旅行件数は前年同期比6件増の16件、人数では359人増の898人に増加した。

 出発地の地域別内訳は、上海地区が3件194人、北京地区が3件212人、広東地区が7件372人、山東省が3件120人。北京地区は前年同期を1件下回ったが、その他の地区は2〜3件増加した。

 08年5月に発生した四川大地震の影響で、08年度夏季には修学旅行の自粛が相次ぎ、九州への来訪も人数で前年同期比292人減の1573人となったが、冬季には回復。ビジット・ジャパン・キャンペーン九州地方連携事業として、中国の教育関係者を九州視察旅行に招いた効果も出たとみられる。

 日程は5〜6日が中心で東京〜大阪〜九州などを巡るコースが多い。北京、上海、広州からは日本各地への直行便を利用しているが、山東省の3校はいずれも青島〜下関間のフェリーを利用した。

 九州で人気の訪問先は、環境に先進的に取り組んでいるハウステンボス(長崎県)や北九州エコタウン(福岡県)、ロボット技術が学べるロボスクエア(同)、このほか阿蘇(熊本県)などだという。

 旅行中、九州の学校との交流、または学校視察を行ったのは、16件のうち14件だった。


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