にっぽんの温泉100選 | 人気温泉旅館ホテル250選 | 5つ星の宿 | 部門別100選 | 宿のパンフ | ベストセレクション | 宿の必需品 | 観光経済の本

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
  アーカイブ
→ PR
→ 宿の必需品
目次
→ 観光業界人インタビュー
→ このひと
→ いらっしゃいませ!
→ 最新宿泊&施設情報
→ 特集
→ データ
→ 注目トピックス
→ 2016年のニュース
→ 2016年の写真ニュース
→ 2015年のニュース
→ 2015年の写真ニュース
→ 2014年のニュース
→ 2014年の写真ニュース
→ 2013年のニュース
→ 2013年の写真ニュース
→ 2012年のニュース
→ 2012年の写真ニュース
→ 2011年のニュース
→ 2011年の写真ニュース
→ 2010年のニュース
→ 2010年の写真ニュース
→ 2009年のニュース
→ 2009年の写真ニュース
→ 2008年のニュース
→ 2008年の写真ニュース
→ 2007年のニュース
→ 2007年の写真ニュース
→ 2006年のニュース
→ 2005年のニュース
→ 2004年のニュース

  地域観光 ■第2479号《2008年8月9日(土)発行》  

東北各県、地震の風評対策にあの手この手
宮城県のリーフレット

「元気宣言」を行う三村青森県知事(八戸三社祭で)


 東北各県は、6月14日の宮城・岩手内陸地震、7月24日の岩手県沿岸北部で発生した地震による夏や秋の観光入り込みへの影響を懸念し、地震の影響なく観光を楽しめることをPRするキャンペーンを始めた。県内宿泊客へのプレゼントなどで誘客を図ったり支援策を公募したりさまざまなアイディアで観光を盛り上げようと工夫。観光客の呼び戻しとさらなる誘客を狙う。

■宮城県
 宮城県は8月から県内の指定旅館・ホテルに宿泊した人に県産品を贈るキャンペーンを始めた。

 同県ホテル旅館生活衛生同業組合、日本ホテル協会加盟施設300軒に宿泊した人が対象。同様のキャンペーンを実施する場合には参画施設を募ることが多いが、「緊急性が高いキャンペーンのため、県主導で組合などに直接協力を要請した」(同県観光課、小野寺彰英氏)ことから、これまでにない数の施設が参画した。

 4〜31日に対象施設に宿泊し、備え付けのハガキに施設の確認印などを押印のうえ応募する。フカヒレの缶詰や味付牛タンなど、宮城県産品カタログギフト掲載の商品を抽選で300人に贈る。「宮城を訪れたより多くの人に、宮城の良さを味わってほしい」と小野寺氏。今回のキャンペーンによって風評を払しょくし、その勢いを10月からの仙台・宮城デスティネーションキャンペーンにつなげたい考えだ。

■岩手県
 7月から「いわて・平泉観光キャンペーン」を展開する盛岡県。地震の発生に伴い「元気です!岩手キャンペーン」を併催、安全に楽しめる岩手をアピールしている。

 8月11日からは県観光協会が、風評被害払しょくのための復興支援策を公募する予定だ。県内では風評払しょくに腐心するが、「どこも資金難」(泉裕之・同協会観光振興部長)。そのため「私ができる応援策、期待する支援策」と銘打ち手軽にできる支援策案を集めることとした。資金や人手の面などを勘案し、実現可能なものを実施、あるいは県に提案する予定だ。また同県観光ポータルサイト「いわての旅」に案を掲載し、復興支援の輪の広がりを図る。

■青森県
 奥入瀬渓流の被害が大きく取り上げられた青森県では8月1、2の両日、夏祭りなどで本格的に観光客が増加する時期に合わせ、「元気です!十和田湖・奥入瀬渓流・八戸キャンペーン」を実施した。青森空港など、県内観光の上で拠点となる交通・観光施設で、三村申吾知事らが元気宣言を行った=写真=ほか、物産を配布するなどして青森の魅力をPRした。

 9月には羽田空港で秋の観光素材と「元気な青森」をアピールするキャンペーンを行う予定だ。

■秋田県
 秋田県では秋に観光キャンペーンを予定する。特に首都圏では、JR京浜東北線などで中刷り広告などを活用し、「元気な秋田」をPRする。冬の誘客を見据えた活動も検討中だ。また8月29、30日には、同県雄勝地域振興局(湯沢市など)が首都圏でのキャンペーンを実施。首都圏住民や旅行会社に直接観光誘客を働きかける。



大阪商工会議所などが産業観光ツアー実施

 大阪商工会議所、堺商工会議所は「大人にも社会見学のときめきを!大阪産業観光ツアー」を開催する。大阪市が共催し、堺市が後援する。大阪の多様な産業施設を知ってもらうことで、大阪の産業観光振興を図る。

 同ツアーはまほうびんの製造工場や中古車オークション、港湾施設など大阪のさまざまな産業の現場をグループで訪れる社会見学会。開催日は9月から11月までの毎月第1金曜日、第3水曜日(10月のみ第1金曜日、第3木曜日)で、全6コース。定員は各コース10〜20人。

 個人の参加も可能。参加費は500円(事務費、傷害保険料)。ただし、施設間の移動にかかる交通費や飲食費、入館料などは自己負担となる。対象は満15歳以上。

 見学先は、9月5日は大阪ガス・ガス科学館、読売新聞グループオール印刷高石工場。9月17日は河内ワイン、カタシモワインフード。10月3日はベイオーク、大阪港広報サテライト、大阪市広報船「夢咲」。10月16日は自転車博物館、仁徳陵古墳、RAC関西、関西再資源ネットワーク。11月7日はまほうびん記念館、和新ガラス(象印マホービン製造工場)。11月19日は山岡金属工業夢工房、大阪市環境局舞州工場。

 今後は旅行会社などに大阪の産業観光ツアー商品の企画を働きかける。

 大阪商工会議所では「商品化の際には、1つの産業施設に集中すると施設側の受け入れの問題が生じるため、行き先が毎回変わるツアー商品を企画してもらえれば」と話している。



道路から「草津節」、群馬県が草津温泉に音響道路設置

 草津節でお出迎え──。群馬県の中之条土木事務所は、道路の路面に掘った小さな溝により音楽が流れる道路「メロディーポイント」を道の駅、草津運動茶屋公園近くの国道292号に設置、10日にも供用を開始する。県内のメロディーポイントとしては3カ所目となる。

 県が地元の要望にこたえ、約800万円をかけて設置する。場所は長野原町大津交差点から草津へ向かう静可山交差点先の片側車線で、長さ約300メートル。「時速40キロで走ると約27秒間、草津節を聞くことができる」と同事務所。スピードの出し過ぎや眠気防止にも効果があるという。

 17日からは「草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティバル」(〜30日)も始まり、草津を訪れる国内外の音楽家たちを草津節が出迎えることになる。

 メロディーポイントは沼田市の望郷ライン(夏の思い出)、榛名湖(静かな湖畔)にも設置されている。



山口SLフェアに鉄道ファンなど3千人来場


 JR西日本広島支社による「おいでませ山口SLフェア」が7月27日、JR新山口駅構内で開かれ、家族客や鉄道ファンなど約3400人が来場した=写真。

 今年は山口デスティネーションキャンペーン(DC)の関連イベントとして実施。SLのほか、DC期間中に特別運転される車両や、県の観光PRコーナーも設けられた。フェアを組み込んだツアーを造成した旅行会社もあり、団体客の姿も目についた。

 車両展示では、SLやまぐち号として運転されているC57形と展望車「マイテ」、SLやまぐち号DX号の連結イベント車両「サロンカーなにわ」などが展示された。

 SLヘッドマーク、ナンバープレートなどの展示や、貴重な鉄道グッズの販売も行われた。

▲ページトップへ
週刊 観光経済新聞
観光業界トップメディア
観光に専門特化
観光立国を推進
JAPAN Endless Discovery
個人情報著作権等ご購読広告掲載お問い合わせ

写真、見出し、記事など全てのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます。著作権・著作隣接権は観光経済新聞社に帰属します。
Copyright (c) 1999ー2017 Kankokeizai News Corporation
All Rights Reserved