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トラベル ■第2454号《2008年2月2日(土)発行》  

KNT社長に近鉄の吉川副社長
吉川 勝久氏

 KNTは1月30日、近畿日本鉄道の吉川勝久副社長を次期社長とする人事を内定した。吉川氏が社長に就任すると、安部和壽元社長以来11年ぶりの近鉄出身社長となる。併せて、KNT非常勤取締役を務める、山口昌紀・近畿日本鉄道会長を取締役会長に迎える。今秋にも固まるKNTの次期経営計画への近鉄の影響力が強まりそうだ。

 3月下旬に開く同社株主総会で正式に就任する予定。吉川氏は経営企画部門などを歩み、現在は経営企画部を担当するほかグループ事業本部長も務める。けいはんなバスホールディングスの社長をはじめ、グループ企業13社の取締役なども兼務する。

 現社長の太田孝氏は取締役相談役に就く見込み。太田氏は04年1月に社長就任。プラットフォーム戦略を掲げ、各社との事業提携を進めたほか、今年1月の大幅な事業再編を主導し、仕入・企画部門や店頭販売部門の再編を行った。

 吉川 勝久氏 (よしかわ・かつひさ)1968年京大経卒、近畿日本鉄道入社。01年取締役、05年専務を経て07年より取締役副社長。62歳。奈良県出身。


ウィラートラベル、複数区間の高速バス乗り継ぎ予約サービス開始
新サービスの説明を行う村瀬社長

 高速ツアーバス最大手のウィラートラベル(東京都港区、村瀬茂高社長)は1日から、高速バス業界としては初めて、複数区間の高速バス乗り継ぎ予約サービスを始めた。距離の離れた地方都市同士を低価格で結ぶことにより、周遊型のインフラ作りと高速バス需要の拡大を図る。

 新たに始めるのは、乗り継ぎが必要な2つのバス路線を一括して予約、決済できるサービス。従来は別々に予約が必要だった複数路線を1路線とみなし、乗り継ぎ割引を適用する。乗り継ぎ割引は日程により異なるが、100円程度。電話とオンラインでのサービスを用意した。「オンライン予約を利用すれば、簡単に最適な乗り継ぎ便を探すことができる」と同社。

 乗り継ぎしやすい運行時刻設定を行うほか、渋滞や事故により最初の路線で遅延した場合には、後続便への振り替え、もしくは旅行業法上の旅程中止と中止分の全額返金といった対応を行う。同社は「従来は乗り継ぎを想定して予約しても、乗り遅れれば何の保証もされなかった。何らかのケアがあるのは画期的」と話す。

 現在高速バス路線は、大都市間あるいは大都市と地方都市を結ぶ路線が多く、地方都市間の移動、は鉄道や航空便が中心となっている。

 同社では今年7月までに運行路線を現在の15路線から50路線に増やす。乗り継ぎができる路線を拡充することで、乗り継ぎ予約の利便性を高め、需要拡大を図る。

 1月23日に会見した村瀬社長は「乗り継ぎ便を利用すれば、JRの4割、航空便の2、3割の価格での移動ができる。路線の拡充と安全かつ安価なサービスの提供で、地方都市間を結ぶ新しい導線づくりを進めたい」と意欲を示した。

 同サービスの08年度の取扱目標額は5億円。

 電話での乗り継ぎ予約は1日から始める。15日からは同社のWEBサイト(http://travel.willer.co.jp)でサービスの提供を始める。

 また今後、高速ツアーバスの乗り換え拠点となっている新宿に新たにインフォメーションセンターを設置し、常時2人程度の人員を配置、乗り継ぎの案内を行う予定だ。


JTBが富裕者向け商品、ロールスロイスで旅館送迎
 JTBは、自宅から一流旅館までの送迎に高級車「ロールスロイス・ファントム」を使った富裕者層向けの募集型企画商品を発売した。結婚記念日や誕生日など特別な日の活用を見込む。「旅館にこだわるだけでなく、出発から帰宅までの送り迎えにもこだわったプレミアムな企画」(同社)。

 高品質旅行専門店「ロイヤルロード銀座」が企画する国内旅行商品「夢の休日」の1つ。最高級のファントムは一枚板のフロント・ウッドパネル、革張りの内装で車両本体価格が約4500万円。教育を受けた運転手の上質な運転で、ゆったりとした室内の後部座席に座って移動する。

 宿泊は、強羅花壇(神奈川県・強羅)、京風懐石海石榴(同・湯河原)、柳生の庄(静岡県・修善寺)、清流荘(同・蓮台寺)という著名な旅館の貴賓室や離れを利用。赤飯や記念写真、祝い膳やシャンパン、ケーキなどの記念日特典が付いている。

 旅行代金は大人1人当たり1泊2日で東京23区内出発24〜29万円。

 2月1日から4月27日までの設定期間に10組20人が販売目標。


阪急阪神HD、4月発足の持ち株会社の社名を決定
小島弘氏

 阪急阪神ホールディングスは1月24日、4月1日付で発足する旅行・国際輸送事業の中間持ち株会社の社名を「阪急阪神交通社ホールディングス(HD)」とし、社長には阪急交通社の小島弘社長(64)が就任すると発表した。持ち株会社における旅行事業の取扱額は約4111億5600万円となり、「業界第4位の規模になる」という。

 阪急阪神交通社HDの資本金は5億3千万円で本社事務所は大阪市に置く。発行済み株式数は1千60万株。

 傘下には、阪急交通社の旅行部門を継承する阪急交通社旅行事業分割準備会社(4月1日から阪急交通社に変更)、阪神電気鉄道の旅行部門を受け継ぐ阪神航空など4社を置き、「並列の関係で事業を営む形態に再編する」としている。

 阪急交通社の概要は、資本金1億円、従業員1479人(06年度末)、取扱額3758億7700万円(06年度)、営業拠点が国内52カ所・海外8カ所(今年1月1日現在)。阪神航空は同じく6千万円、250人、352億7900万円、国内19カ所・海外2カ所となっている。

 なお、阪神航空の社長は現社長の牧田俊洋氏がそのまま就く。


一休がJR東日本と提携、共同でパックツアー販売
 高級宿泊予約サイト運営の一休は1月23日、JR東日本との提携旅行商品「びゅうde一休」(http://www.travel.eki-net.com/view-de-ikyu/index.html)を発表した。一休の宿泊在庫を利用する。ネット専業エージェントがJRと組むのは初めて。JR東との提携を実現したことで、同社のネットエージェント内での存在感が増しそうだ。

 びゅうde一休は、往復グリーン車と高級旅館を組み合わせた募集型企画旅行(パックツアー)。JR東日本による旅行企画・実施で、JR東日本「えきねっと」サイトのみで販売する。一休.comのトップページからえきねっとへはリンクを張った。切符と宿泊単品の組み合わせではなく、パックツアーにすることで「普通車の運賃・料金程度の負担で、グリーン車を利用できるようにした」(一休)という。

 設定は、大人2人、1泊2日のみ。インターネット限定の旅行商品とし、紙パンフレットは作らない。駅内「びゅうプラザ」での対面販売も電話受付も行わない。

 びゅうde一休に参画した12軒の宿泊施設は全てJR東との契約がない高級旅館。同商品用の宿泊在庫を一休がJR東に供給する形だ。

 JR東との接点を探っていた一休と、高級旅行商品の拡充をしたいJR東の思惑が一致し、提携が実現した。楽天トラベルはANAと、じゃらんネットはJALとそれぞれ提携関係にあり、航空便と宿泊先を利用者がサイト上で自由に組み合わせて購入する国内旅行ダイナミックパッケージを展開しているが、鉄道会社との提携はまだない。

 びゅうde一休の参画旅館は次の12軒。星のや軽井沢、にき倶楽部1986、NIKI─CLUB&SPA、熱海・伊豆山 蓬莱、蓬莱洋館ヴィラ・デル・ソル、游泉志だて、松庵、温泉山荘だいこんの花、草津温泉ての字屋、お宿うち山、御宿かわせみ、阿しか里。


不採算の7路線を廃止へ ANA
 ANAはこのほど、08年度の航空輸送事業計画を策定した。国内線では来年春開港予定の富士山静岡空港に2路線を新設する一方、不採算の7路線を廃止、6路線を減便する。

 富士山静岡空港は来年3月開港予定だが、それに合わせ新千歳、沖縄路線を開設。それぞれ1日1便運航する。また、火山噴火で休止となっていた羽田〜三宅島路線を4月26日に再開することも決めた。

 廃止対象路線は新千歳〜松山、新千歳〜中標津、福岡〜富山、福岡〜仙台(4月1日)、新千歳〜鹿児島(6月1日)、新千歳〜高松、新千歳〜庄内(7月1日)。4月1日からは伊丹〜長崎、伊丹〜高知など6路線で減便に踏み切る。
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