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旅館・ホテル ■第2452号《2008年1月12日(土)発行》  

クーコム、直前宿泊予約サイトを復活
 宿泊予約サイト「タビータ」運営のクーコム(東京都渋谷区、西村惠治社長)は10日、昨年閉鎖した手数料ゼロの直前宿泊予約サイト「トクー!」(http://www.tocoo.jp)を再度開設した。

 トクーは宿泊施設から手数料を受け取らず、利用会員からの会費収入のみで運営するサイト。宿泊施設が設定した価格をそのまま利用者に提示する仕組みで、料金がガラス張りで明確なことから「会員からサイト復活を望む声が多かった」(三田隆嗣・執行役員)という。

 クーコムは98年5月にトクーを開設。旅館・ホテルが宿泊日直前に放出する客室在庫を原価で有料会員に提供するビジネスモデルで、契約施設4千軒(06年12月現在)、会員数85万人(同)の規模まで成長した。会員は、1人1泊の利用につき840円の会費を支払うパブリック会員と、年会費3780円で同行者分も含めて使い放題のプレミアム会員に分かれていた。

 同社は06年11月に、どこの宿に泊まっても「宿マイル」(ポイントに相当)がたまるという新しい仕組みの宿泊サイト、タビータを開設。その後07年6月に旧トクーを廃止し、両サイトを統合した。タビータの手数料率は5%で、契約施設は2500軒(07年12現在)、会員数90万人(同)。年会費は無料となっている。

 サイト復活の影には、裏事情もあったようだ。「統合により機能が増えたことで、わかりにくくなったという宿泊施設の声もあった」(三田氏)。また、契約施設総数は4千軒から2500軒にまで減っていた。

 両サイト統合の際に自前のポイントカードがあるなどの理由で離脱した旅館・ホテル、ホテルチェーンなどに、新トクーへ参画を現在呼びかけており、契約施設数は最終的に3千軒程度になる模様だ。

 新トクーの会費は、パブリック会員は以前と同額、プレミアム会員は5250円に設定した。またトクー、タビータのどちらかで会員登録をすれば両サイトとも利用できるようにした。旧トクーでは、予約開始日についての制限は設けていなかったが、新トクーでは、パブリック会員は宿泊日の3日前からの予約受付、プレミアム会員は同90日前からの予約受付とした。「利用頻度の高いプレミアム会員の付加価値を上げるようにした」(三田氏)。


栃木県日光市の一柳館本館が破産、負債総額50億円
 栃木県日光市の川治温泉一柳閣本館(石島節子社長、資本金1600万円、従業員約80人)は7日、東京地裁に自己破産を申請、同日破産手続きの開始決定を受けた。帝国データバンク(DB)によると、負債総額は約50億円。川治温泉で最大規模を誇る施設の突然ともいえる破たんで、温泉街全体の地盤沈下を懸念する声も少なくない。

 今後は旅館事業の継承を目的に、スポンサー企業を探す意向だ。

 帝国DBによると、同館は1934年創業。温泉街中心部に立地し、度重なる増築で規模を拡大した。100室を超える客室や宴会場、大小会議室を完備し、01年11月期には売上高約11億3千万円を計上していた。

 しかし、バブル崩壊後は団体客数や宴会の減少などで業績は低迷、借入金固定化に伴う金利負担の圧迫で、収益面では毎期欠損を計上。また、メーンバンクである足利銀行の一時国有化や金融債務の整理回収機構(RCC)への移管などで状況はさらに悪化した。

 各種プランを打ち出し集客に努めていたが、06年11月期の売上高は約10億円に減少、財務面でも大幅な債務超過に陥っていた。昨年12月に登記面本店を東京都内に移し、今回の措置となった。

 同館は6日まで通常に営業しており、突然の出来事だった。


アエリアが入札型宿泊予約サイトを開設
 モバイルコンテンツ事業などを展開するアエリアは7日、不動産投資事業などを行うザ・ピースインターナショナルと共同で、新たにユーザーの価値観で宿泊料金を決める入札型宿泊予約サイト「Trabia」(http://www.trabia.jp)を開設した。ユーザーにとってお得な宿泊プランを提供することで、平日の客室稼働率向上を図る。

 ユーザーは、宿泊したい施設の宿泊プランを選択し、希望する宿泊価格を入札する。同じプランに入札したユーザーの中で当選した人が入札価格で宿泊できる。入札した人数や入札価格によって当選確率が変動するシステムを採用しているため「入札金額が高額であるほど当選確率は上がる」と同社。入札は宿泊希望日の約1週間前までに締め切る。

 現在、参画施設は1施設のみだが、1年で200施設の参画を目指す。「小規模高級旅館など、宿泊単価が高い施設を中心に増やしていきたい」という。


JTB旅行スタンプ加盟店連盟が食の偽装問題で対応策協議
講演する前田氏(左から2番目)

 JTB旅行スタンプ加盟店連盟(小野寺邦夫会長=岩手県・平泉レストハウス)は12月12日、東京のJTB本社会議室で正副会長・常任幹事会議を開き、国内で多発している食の偽装問題について、みやげ業界としての対応策、防止策などを講演を通して学んだ。

 講演したのは立教大学の前田勇名誉教授。前田氏は「“食品偽装問題”の様相と土産品業界としての対応」と題して1時間にわたり講演した。

 この中で前田氏は、07年に起きた食品偽装の事例を挙げ、それぞれの問題点を指摘。「発覚は内部告発が多い。先代社長に心酔し、2代目社長に反発している社員が行うことが多い。2代目経営者は古くからいる社員を大切にしなければならない」「過ちを否定してから次々と偽装の事実が発覚するのは『じらし広告』と同じ効果を呼び、問題を長期化させる。何かあったら責任者がすぐ出てきて社会にわびる姿勢が大切」などと提言。

 「食品偽装は消費者の『安全を求める権利』『知らされる権利』『選択する権利』を侵害することだ。健康被害に直結しなければいいという問題ではない」と関係者を戒めた。

 連盟の小野寺会長は「食品の偽装問題がわれわれ業界に影響を与えている。消費者、旅行者の食品に対する不信感が頂点近くに達している。われわれ連盟が自浄作用を発揮しなければならない」として、今回の講演会の開催趣旨を述べた。

 このほか会議では、08年開催の「第5回日本おみやげアカデミー賞」「第14回みやげ塾」の概要、準備状況を説明。「みやげみらい委員会」の現況、9月16日に東京で開催予定の第40回通常総会の概要も説明した。


霧島山上ホテルが改装オープン
改装後の呉竹山荘

 国立公園、霧島連峰の中腹にある山荘風ホテル・霧島山上ホテル(鹿児島県霧島市)は12月28日、リニューアルオープンした。見た目も良くなり、利用者に好印象を与える雰囲気となった。

 工事は11月から、営業しながら実施。桜林山荘と呉竹山荘の外装を奇麗にしたほか、フロントロビーの内装を代え、ベランダの改修も行った。

 同工事は1期で、2期工事として客室の改装も手がける予定だ。
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