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地域観光 第2436号《2007年9月8日(土)発行》  
国交省、平城京跡を国営公園化
復元整備された朱雀門(平城宮跡)


 国土交通省は、来年度予算の概算要求で、国の特別史跡、平城宮跡(奈良県奈良市)を国営公園として整備する費用を計上した。事業費は国営公園関係予算300億円の一部を充てる。2010年に平城遷都から1300年の節目を迎えることをふまえ、奈良県や記念イベントを計画する組織が、国営公園化を国に要望していた。国交省は、歴史的建造物の復元などを含め、文化庁と協議しながら国営公園に整備したい考え。日本の文化、歴史を国内外に発信する観光拠点としても期待される。

 国交省都市・地域整備局公園緑地課によると、史跡とその周辺約140メートルを公園化。インフォメーションセンターや広場、駐車場を整備し、歴史的建造物の復元なども文化庁と連携して進めることを構想に入れている。来年度の着工を目指す。整備の完了時期は、「埋蔵物など史跡の保全に配慮する必要があり、未定」(同課)。

 国営公園化が決まれば、全国で18番目。そのなかでも都市公園法が「わが国固有の優れた文化的資産の保存及び活用を図る」ために設置する公園としては、国営飛鳥歴史公園(奈良県明日香村)、国営吉野ヶ里歴史公園(佐賀県神埼市、吉野ヶ里町)に次いで3番目となる。平城宮跡は98年、「古都奈良の文化財」として東大寺などとともに世界遺産にも登録されている。

 平城宮は、平城京の北端に位置し、天皇の住まいである内裏などがあった。文化庁が1978年に「特別史跡平城宮跡保存整備基本構想」を策定、この構想に基づいて歴史的建造物の復元を進めてきた。これまでに宮内省地区、朱雀門、東院庭園地区の復元整備を完了。平城宮の中核的な建物だった大極殿正殿の復元は、01年度に着手、10年度の完成を予定している。

 奈良県と「平城遷都1300年記念事業協会」(会長=秋山喜久・関西経済連合会相談役)では、平城宮跡を「古代の都城文化や日本の歴史文化を体験的に学ぶ場」とするとともに、「文化創造や交流・広域観光ネットワークの拠点」として国営公園に整備するよう国に働きかけてきた。

 同協会は、10年を記念イヤーと定め、平城宮跡をメーン会場に、奈良県内外で記念イベントを年間にわたり開催する。記念事業を通じて「奈良全体を国際的な歴史文化観光拠点として発展させ、10年以降の奈良、関西の継続的な観光周遊システムの構築につなげる」などを実施方針に挙げている。



コウノトリ但馬空港の利用を呼びかけ 都内でキャンペーン
物産の販売も行われた


 但馬空港推進協議会(兵庫県豊岡市)は8月20〜22日、東京都内で「コウノトリ但馬空港」の東京直行便の実現に向けた誘客促進キャンペーンを実施した。

 同キャンペーンでは「豊かな自然と味覚を求めて」をキャッチフレーズに、伝統工芸品の「杞柳細工」や安心兵庫ブランド認定の「コウノトリ郷米」など「但馬のいいもの、おいしいもの」の物産販売も行われた。

 11月1日には豊岡市で「地域航空フォーラム07」が開催され、地域振興における地域航空の役割をテーマに基調講演などが行われる。



自治体が観光タクシードライバーの認定制度導入へ

 観光タクシードライバーの認定制度に自治体などの関心が集まっている。今年4月には沖縄、8月には長野でドライバー認定制度がスタート。青森や群馬、高知でも制度の導入に向けた話し合いを進めている。地域の観光知識に加え、高いホスピタリティを持つドライバーを認定することで、各県とも広域周遊観光の促進を期待する。

 10年に東北新幹線が青森市まで延伸する青森県。延伸を前に観光促進のための施策を整備する同県は、観光客への2次交通網の整備を課題と捉えている。新幹線効果活用プロモーション協議会の提言を受け、同県の新幹線開業対策推進本部交通アクセス専門委員会は6月から、観光タクシードライバーの認定制度導入に向け、具体的な検討を始めた。

 青森県のドライバー認定制度は、青森商工会議所などが中心となって08年7月に始める「あおもり検定」を活用し、ドライバーの観光知識レベルをチェックする。来年夏ごろに第1号の認定ドライバーが誕生する見込みだ。「観光客の利便性向上に加え、タクシードライバーのホスピタリティ水準も上がる。多くの人が高品質なタクシーサービスを受けられようになり、周遊観光の促進にもつながる」と同県新幹線交流推進課では期待する。

 群馬県は観光タクシードライバーの認定制度に向け7月20日に初会合を開いた。具体的な仕組みなどは検討中だが、来春をめどに認定制度を始める予定だ。「ドライバーの認定制度と併せて、事業者の登録制度を策定し、タクシードライバーに向けて、市町村の観光情報などを発信する仕組みなどを整えたい」(同県観光局観光国際課)。

 このほか、高知県も8月31日に認定制度の実行委員会を開いた。四国で初めての観光タクシードライバー認定制度の創設を目指す。既存の「四国検定」の利用も含め、認定条件などを今後検討していくという。



 
掛川市、都内で「戦国の館」アピール
掛川茶をサービス


 静岡県掛川観光協会は8月23、24の両日、東京都内で観光PRをするキャンペーンを行い、NHK大河ドラマで放映された「功名が辻」「風林火山」の戦国時代が体感できる展示館「戦国の館・掛川」をアピールした。

 同キャンペーンでは掛川茶1500パックの配布や試飲のサービスが行われた。NHK大河ドラマ展示館の戦国の館・掛川は、12月24日までの期間開館される。戦国時代の武将、織田信長や徳川家康などの体型比較や家紋の解説コーナーなどが設けられている。

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