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■過去のトップ記事 第2359号《2006年2月4日(土)発行》
≪総合≫
450人が整然と授与式 本社主催 人気温泉旅館ホテル250選 5つ星旅館ホテルは173軒 温泉1位草津も表彰
 観光経済新聞社主催、観光関連9団体後援の05年度「人気温泉旅館ホテル250選認定証授与式」が1月27日、東京の浅草ビューホテルで、受賞した旅館・ホテル、来賓など関係者450人を集めて盛大に行われた。第1部の式典では、250選に選ばれた旅館・ホテルのうち、北海道から九州まで9地区の代表に江口恒明本社社長(250選実行委員長)から星マークの商標登録済の認定証を授与。通算5年以上250選入りした173軒には、特製の「5つ星」認定証が送られた。さらに今回から、250選と同時に実施している「にっぽんの温泉100選」で05年度の1位になった草津温泉にも表彰状が手渡された。式典にはWTO非公式閣僚会議で急きょダボス(スイス)入りした二階俊博経済産業大臣に代わり、松あきら経済産業副大臣がかけつけ、受賞者に祝辞を送った。


7回目を迎え、史上最多の450人が集まった今年度の授与式


≪総合≫
温泉観光地活性化へ答申 廃業旅館、行政が転用促進を 栃木県産業再生委員会 知事に道筋示す
  栃木県産業再生委員会(委員長・藤本信義宇都宮大教授)はこのほど、「県内の産業及び地域の活性化方策」をまとめ、福田富一知事に答申した。答申は温泉観光地について、廃業旅館・ホテルが景観や雰囲気を損ねていることから、転用促進や更地化などに行政として取り組むよう求めた。また、宿泊施設の倒産も予想されることから、緊急事態を想定した対応措置をあらかじめ検討し、影響を最小限にとどめる工夫をすべきだと提言した。

≪総合≫
再上場へ営業力強化 拡大再生産の体制整備 トップツアー 人員100人以上採用
 トップツアー(旧東急観光)は07年の再上場を目指し、縮小均衡から拡大再生産の体制へ路線を変更する。1月30日、東京都内で開いた東急観光の創立50周年記念・新社名発表会で森貞夫社長が明らかにした。株式上場に向け百人以上を新たに採用するほか、部門間状況や顧客情報などを把握できるシステムを利用し営業体制を強化。販売力を高める。

「07年に再上場をめざす」と意気込みをみせる森社長(30日、東京・渋谷で)

≪旅行業・運輸≫
日旅 “三線”を3日で習得 沖縄で楽器挫折者救済ツアー
 日本旅行はこのほど、楽器挫折者救済ツアーシリーズとして、沖縄の楽器「三線」を習得するツアーを発売した。昨年に続く2回目の催行。3月4日の「三線の日」に沖縄で行われる三線の大演奏会への参加を目指す。
 3月2日から4日の期間限定。料金は羽田空港出発コース7万4800円、現地集合コース3万9800円。募集20人。

≪旅館ホテル・施設・団体≫

日本秘湯を守る会 予約サイト開設へ 通常総会で決議 販路広げ営業力強化
 176軒の宿が加盟する「日本秘湯を守る会」(会長=佐藤好億・大丸あすなろ荘社長)は1月24日、新潟県湯沢町の湯沢グランドホテルで開いた第31回通常総会で06年度事業計画を決めた。インターネット予約サイトの開設などが柱。従来のスタンプ事業に加え、販路を広げることで営業力を強化していくのが狙いだ。

予約サイト開設による営業力強化を決議した総会

≪国際観光≫
東北の魅力をPR 県と仙台市、共同でセミナーを実施
 仙台市と、青森、秋田など東北6県は1月23日、東北地域の魅力をPRするため台湾台北市を訪問。現地の旅行業者らに向け観光セミナーなどを実施した。台湾人観光客の旅行スタイルは「ひとつのテーマを決めて、いくつかの場所を見て回る」(仙台市交流政策課)ことから東北6県と仙台市が共同訪問。地域が一体となった観光PRで誘致する。

仙台の春の祭り「すずめ踊り」を披露

≪地域観光≫
新潟県 豪雪の風評被害一掃へ 東京で「緊急キャンペーン」
 豪雪の風評被害一掃へ。新潟県(泉田裕彦知事)は1月27日から29日までの3日間、東京の「日本橋にいがた館」で緊急キャンペーンを実施。豪雪による風評被害の払しょくに努めるとともに、新潟の冬の楽しみ方をPRした。初日は会場に泉田知事がかけつけ、県内各地のミスとともにパンフレットを配布。通行人に来県を呼び掛けた。

街頭でパンフレットを配る泉田知事

≪商品・設備≫
ジャスパセイコー 06年版カタログ発刊 こだわりのスリッパを掲載

 業務用スリッパを企画・販売するジャスパセイコーはこのほど、最新カタログ「JASPA(ジャスパ)2006」を発刊した。独自の技術と職人気質の手仕事で、履き心地や機能にこだわった同社のスリッパは、旅館・ホテルから高い信頼を得ている。
 問い合わせ先は、ジャスパセイコー(TEL048・564・0381)。


最新カタログ(上)と防水機能付きスリッパ

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