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旅館・ホテル ■第2822号《2015年11月21日(土)発行》    
 

旅館数は4万1899軒、前年度比1464軒の減少

 厚生労働省は16日までに、2014年度の旅館・ホテルの営業施設数と客室数をまとめた。それによると、今年3月末現在の旅館軒数は前年度比1464軒減の4万1899軒となり、依然として減少傾向に歯止めがかからない状況が明らかになった。ホテルは同70軒増の9879軒で、1万軒に迫る勢いをみせている。

 旅館・ホテル、簡易宿泊所、下宿を含めた「旅館業」の14年度の営業施設数をみると、同621軒減の7万8898軒となった。旅館の減少が特に目立つ。

 旅館4万1899軒の総客室数は同2万5252室減の71万19室、ホテル9879軒の総客室数は同7377室増の83万4588室。ホテルの客室数は09年度に初めて旅館を上回ったが、その差はわずか6177室だった。しかし、14年度では12万4569室まで広がっている。

 都道府県別にみると、旅館軒数は軒並み減っている。減少幅が最も大きいのは静岡県で、1年間で111軒減った。茨城県(97軒減)、北海道(91軒減)、長野県・和歌山県(61軒減)なども目立つ。

 軒数そのものが多いのも静岡県で、なお2857軒が営業している。これに長野県(2426軒)、北海道(2391軒)、新潟県(2002軒)が続き、2千軒台を維持している都道府県はわずかこの4道県にすぎない。最も少ないのは香川県の299軒。

 客室数では北海道が4万5691室と最も多く、以下、東京都(4万5204室)、静岡県(4万3155室)、長野県(3万8974室)と続く。ただ、軒数減ながらも東京都や奈良県、愛媛県、大分県などは客室数が増えている。

 一方、ホテルで軒数が減ったのは8都府県あった。東京都は5軒減ったが、客室数が765室増え、計675軒・9万8644室となっている。このほか、軒数が多いのは北海道(689軒)、長野県(520軒)、兵庫県(421軒)など。最も少ないのは35軒の徳島県。



愛媛県旅組、調理師育成に講習会開催
ベテラン調理師が郷土料理の調理技術を若手に指導した

 調理師の育成が思うように進まない—。愛媛県旅館ホテル生活衛生同業組合(大木正治理事長)は、厚生労働省の補助事業を活用し、調理師の育成事業に取り組んでいる。業務多忙、経営合理化などで調理師の育成に十分な人員、時間を割けない旅館・ホテルが増える中、組合が講習会を開いて育成を支援した。衛生管理、食物アレルギー対策、郷土料理の調理技術などを学んでもらっている。

 大規模な施設の調理部門を支える人材の確保はもとより、小規模な施設では、経営者が調理を担当する場合も多く、調理師の育成は宿の後継者の育成に直結する課題となっている。また、郷土料理や伝統的な調理技術を受け継ぐ人材の育成は、地域の観光魅力を維持する上でも不可欠な要素となっている。

 地域を挙げて調理師の育成に乗り出そうと、同組合では今年度、厚労省の生活衛生関係営業対策事業を導入、約100万円の補助金を受けた。事業委員会を組織し、地元の調理師会、栄養士会、自治体の衛生管理担当部署などの協力を得て講習会を企画した。

 衛生管理、食物アレルギー対策をテーマにした講習会は、10月26日に松山市内で開かれ、若手調理師を中心に約80人が参加した。保健所、栄養士会の担当者を講師に、専門的な知識、管理態勢の重要性などを学んだ。

 伝統的な調理技術や郷土料理の講習会については、愛媛県内でも食材、調理法、味付けなどに地域の特性があることから、東予、中予、南予の3地区に分けて開催することにした。

 東予地区の調理講習会は今月5日、今治市内で開かれ、若手調理師ら約20人が参加した。鯛めし、鯛のチリ蒸し、イギス豆腐などの郷土料理5品をベテラン調理師の指導で実際に調理した。調理講習会は来年1月までに中予、南予地区でも開催する。

 同組合ではすべての講習会が終了した後、組合員の旅館・ホテルを対象にしたアンケート調査を行い、事業の成果を把握する予定。調査結果は今後の組合の事業立案などにも反映させる。



日本ホテルスクールが弁論大会
右から、石塚校長、英語部門最優秀賞の上野さん、アマン東京のスワード総支配人

 専門学校日本ホテルスクール(東京都中野区、石塚勉校長)は11日、第24回弁論大会を東京都内のホールで開いた。英語部門と日本語部門で構成。英語部門最優秀賞には昼間部英語専攻科2年の上野千鶴さん(埼玉県立浦和東高校出身)の「New Practical Guidance for Refugee(ホテル業界からの新たな難民支援)」が、日本語部門最優秀賞には夜間部ホテル科2年の渡邊千佳さん(神奈川県立弥栄高校出身)の「全ては『誰か』のために〜コーヒーという共通言語を使って〜」が選ばれた。

 また、英語部門優秀賞には夜間部ホテル科2年の齋藤愛美さん(千葉県八千代高校出身)の「Beyond the Service(サービスを超えて)」が、日本語部門優秀賞には夜間部ブライダル科2年鈴木千佳さん(茨城県立鹿島高校出身)の「『思い』を『遣る』ことで生まれるもの」がそれぞれ選出された。

 弁論大会は「表現力、語学力の向上」「同世代間の考え方・価値観の共有」などを目的として開始。今回の24回大会は、全校在学生約900人、ホテル総支配人などからなるゲスト審査員13人、内部審査員2人、教職員31人の合計約950人の聴衆を前に、予選を通過した英語部門5人、日本語部門5人の計10人の学生弁士が熱弁をふるった。

 今回のゲスト審査員は次の13人(敬称略)。

 ジェフリー・スワード(アマン東京総支配人)、アルノー・ド・サンテクジュペリ(アンダーズ東京総支配人)、ジェームズ・ミラー(ANAインターコンチネンタルホテル東京ホテルマネージャー)、田中勝(MTJ‐ホスピタリティ社長)、岩本大輝(週刊ホテルレストラン編集長)、スティーブ・ディワイヤ(グランドハイアット東京総支配人)、本間聡(ザ・ペニンシュラ東京人材開発部長)、ヴィクター大隅(西武ホールディングス総合企画本部ジェネラルマネージャー)、野田兼義(日本ブライダル文化振興協会専務理事)、マーク・デ・リューヴァ—ク(パークハイアット東京副総支配人)、小林信次(プリンスホテル元顧問)、マーク・ライオンズ(六本木ヒルズクラブ総支配人)、江口英一(観光経済新聞社企画推進部長)





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