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地域観光 ■第2779号《2014年12月13日(土)発行》    
 

第28回「にっぽんの温泉100選」草津が12年連続で1位

 旅行のプロである旅行会社やネットエージェントが人気の温泉地を選ぶ第28回「にっぽんの温泉100選」。その審査会が12月1日、主催する観光経済新聞社(東京都台東区)で開かれ、今年のランキングが決定した。栄えある1位に輝いたのは草津温泉(群馬県)で、これで12年間トップを守った。2位は昨年同様に由布院温泉(大分県)、3位には下呂温泉(岐阜県)が昨年の5位から浮上して入った。審査会ではまた、2014年度の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」と「家族旅行にお勧めしたい宿泊施設トップ10」も決まった。

 にっぽんの温泉100選は、温泉地や温泉宿を熟知した旅行会社やネットエージェントの投票によって、どのような温泉地が旅行者に支持されているのかを探るとともに、温泉地ランキングに刺激を受けた全国の各温泉地が競って地域の魅力に磨きをかけることを狙いとしている。

 後援は観光庁と、日本旅館協会、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会、日本温泉協会、日本旅行業協会、全国旅行業協会、日本観光振興協会、日本政府観光局、公益財団法人日本交通公社という観光関連8団体。この8団体と観光経済新聞社によって「にっぽんの温泉100選実行委員会」が組織されている。にっぽんの温泉100選は、まさに観光業界がお墨付きを与える温泉地ランキングと言える。

 草津温泉は、シンボル「湯畑」や「湯もみ」などのイメージとともに、泉質の良さが万人によく知られるところ。温泉の魅力を生かすまちづくりにも努めており、来春には湯もみを披露する「熱の湯」もオープンする。

 2位の由布院温泉も、自然、文化に根差した継続的なまちづくりの取り組みによって地域ブランドを高めてきた。由布岳の景観も素晴らしく、旅情豊かで、特に女性の支持を得ている。

 下呂温泉は第23回から第27回まで9位、7位、8位、6位、5位とじわりじわり順位を上げ、今回、長らく草津、由布院、登別温泉(北海道)で形成してきたトップ3の牙城を崩した。「日本三名泉」の一つに数えられる名湯だ。

 昨年9位から上昇し、関西の奥座敷と言われる有馬温泉(兵庫県)が5位に。今回のランキングは、有馬、草津、下呂の日本三名泉の勢いが目立つ結果となった。

 投票は今回もJTBや日本旅行、KNT—CTホールディングスをはじめとする大手・中堅の旅行会社と、じゃらんnetや楽天トラベルなどネットエージェントに7月1日から10月末までの期間に投票を呼び掛けた。有効投票ハガキ枚数は1万146枚。1枚のハガキに最大5カ所の温泉地を記入できることから、総投票数は2万6671票となった。

 にっぽんの温泉100選と併せて、旅行会社やネットエージェントに人気温泉旅館ホテル250選の投票も行ってもらった。旅館・ホテルは規模の大小や経営コンセプトなどの違いから評価が難しいため、人気温泉旅館ホテル250選では順位を付けずに発表している。入選回数5回以上の優秀旅館ホテルは「5つ星の宿」の称号を贈る。

 来年1月23日には250選、5つ星の宿の入選施設に対する認定証授与式を東京の浅草ビューホテルで開く。

特別賞に塩原温泉
 今回は、にっぽんの温泉100選でランク外から47位にジャンプアップした塩原温泉(栃木県)を特別賞に選んだ。特別賞の設定は初めて。審査会で実行委員から推挙があり、審議を経て、満場一致で決まった。

 塩原温泉は、2013年から首都圏でPRキャラバンを始めたほか、来年4月には塩原温泉、黒磯、西那須野の3観光協会の窓口を一本化する那須塩原市観光局を設立するなど、観光客誘致による経済活性化に力を注いでいる。こうした活動の成果もあり、得票に結び付いたとみられる。

 人気温泉旅館ホテル250選の中からは、福島県いわき湯本温泉の「スパリゾートハワイアンズ」が特別賞に選ばれた。

 スパリゾートハワイアンズの250選への入選は昨年に続いて2度目。東日本大震災からの復興に向けたシンボル的な存在として、観光面を含む東北全体に元気をもたらしたことが実行委員に高く評価された。



長野県北部、スキー場の安全アピール
地元のマスコットキャラとともに写真におさまる関係者

 11月22日、最大で震度6弱の地震があった長野県北部の自治体やスキー場関係者が観光客を呼び込もうと、8日、東京都内で記者会見し、安全性を強くアピールした。スキー観光による震災復興を目指す。

 長野県北部地震を受け、一部で観光客のキャンセルが出ている。こうした事態を受け、大町市や小谷村、白馬村で成る「北アルプス3市村観光連絡会」は白馬エリアのスキー場11カ所のオープンに合わせ、安全であることと風評被害を払拭するため、最新の情報を発信した。

 冒頭あいさつした小谷村の松本久志村長は「白馬山麓はいつもと同じ、変わりはない。(スキーを通して)雪を楽しんでいただくことがわれわれに元気を与えてくれる」と来場を呼び掛けた。

 「安全にお客さまを迎える準備はできている。安心して来てほしい」(大町温泉郷50周年記念事業実行委員会の遠藤美湖委員長)、「ホテルの壁の塗装がはがれた程度であり、安全確認は済ませている。明るく元気に皆さんのお越しをお待ちしています」(栂池高原観光協会の郷津喜久代会長)などと訴えた。

 HAKUBAVALLEY索道事業者連絡会の太田具英代表によると、各スキー場では今後、共同でリフト券や地元の特産品が当たるキャンペーンを展開、誘客を図る。



福島県とJR東、DCに向けて事業など紹介
 福島県とJR東日本は2日、東京都千代田区のホテルメトロポリタンエドモントで、来年4月から開催するふくしまデスティネーションキャンペーン(福島DC)に向けた最後の説明会を行った。首都圏の旅行会社の社員ら約80人が出席。DCの事業や目玉となる特別企画などを発表した。

 JR東日本鉄道事業本部営業部の高橋敦司次長は、あいさつで福島県の内堀雅雄知事の言葉を引用し、「福島県は風評と風化の二つの風にさらされている。DCで二つの風を打ち破りたい」と力強く述べ、「2011年の青森DCからスタートした東北DCの最後、福島DCを成功させることが東北の復興の成功であり、日本の観光を蘇らせるチャンス」と強調した。

 福島県観光交流課は、DCに向けた取り組みと旅行会社支援制度について説明を行った。

 プレDCでも行ったクーポン付き冊子を使ったポイントラリーを来年1月からDCに先駆けてスタートする。旅館や観光施設、飲食店など参加施設を千施設に拡大し、ポイントもたまりやすく設定した。ポイントに応じて千人以上に宿泊券などが当たる。

 過去4回で延べ21万人が参加した宝探しイベントが3月20日から県内30エリアを使って再び開催される。今回は温泉街もエリアに入っているため、宿泊と組み合わせて謎解きを楽しんでもらうことを狙いとした。

 旅行会社支援制度については、パンフレット作成への支援と貸切バス借り上げの支援について説明。募集型企画旅行のパンフレット作成に対し、5〜50万円の助成を行う。またDC用観光素材を3件以上利用し、県内で宿泊する15人以上の受注型旅行に対し、バス1台につき4万円の助成を行うことなども発表された。

 JR東日本からはリゾート列車と上野東京ラインの説明が行われた。

 「走るカフェ」をコンセプトにしたリゾート列車「フルーティア」が磐越西線の郡山—会津若松駅間で4月下旬から土休日を中心に運行される。県産果物を使用したオリジナルスイーツやドリンクをセットにして提供する。

 上野東京ラインは3月14日から宇都宮線、高崎線が東海道線と相互直通運転に、常磐線が品川駅まで直通運転を開始する。また、上野東京ライン開業に伴い、常磐線特急は品川—いわき駅間を運行する新たな特急「ひたち」「ときわ」に生まれ変わることなども説明された。



南紀熊野エリアで周遊クイズラリー開始
パンフレットの表紙

 南紀熊野エリア周遊クイズラリーが1日にスタートした。主催は熊野エリア観光推進実行委員会(和歌山県東牟婁振興局企画産業課内)。クイズラリーを楽しみながら和歌山県の南紀熊野エリアを観光してもらう。来年8月31日まで。

 クイズの設置個所は、熊野エリア7市町村にある大門坂やくじらの博物館、串本海中公園など17カ所。8問以上に解答して応募すると、正解者の中から抽選で熊野エリアの特産品5千円分が合計40人に当たる。クイズの正解数に応じて抽選回数が増える仕組みとなっている。

 応募は第1回の締め切りが来年2月28日。第2回の締め切りが来年8月31日。




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