トップ

観光行政

トラベル

旅館・ホテル

ビジネス

地域観光

インバウンド

商品・サービス

　近畿日本ツーリスト(KNT)は1日付けで組織の一部改正を行った。従来のeビジネス事業本部カンパニー、国内旅行商品事業本部、海外旅行商品事業本部を統合し、個人旅行事業本部カンパニーを創設する。個人旅行全体の戦略の立案、実行機能を強化するとともに、ウェブ販売を強化するのが目的。

　12月21日に開いた取締役会で決めた。

　個人旅行事業本部カンパニーの下に国内旅行商品事業本部、海外旅行商品事業本部を設置。国内旅行商品事業本部の下にメイト事業部と国内マルチメディア事業部を、海外旅行商品事業本部の下に海外仕入商品企画事業部と海外マルチメディア事業部を置く。

　同社は8月発表の中期経営計画内で、個人旅行事業の運営強化とウェブ販売の体制強化を掲げる。特にウェブ販売については、豊富な商品の開発とスピーディーな商品掲載を実現するための専門部署の設置を明示していた。

　JR西日本は1~3月の期間、山口県、山口市、萩市、地元観光関係者と協力して「萩・山口ぶらりキャンペーン」を実施する。幕末・維新のまちである萩・山口エリアを舞台に展開。JR利用の旅行商品を対象にさまざまなイベントを企画、また着地型商品を設定し、集客に努める。

　キャンペーンテーマは「幕末維新のまちで歩いて、食べて、癒されて」。「桂小五郎直筆の書簡」(萩博物館)や「国宝瑠璃光寺五重塔内陣」(山口市)など幕末維新にちなんだ普段見ることができないものを特別公開するほか、「松陰神社で学ぶ松陰先生と松下村塾」などの特別講座も開催。

　また、アクセス面では駅から個人客や小グループ客が手軽に観光スポットを巡ることができる「駅から観タクン山口」を東萩駅出発の3コース新設。さらに新山口駅と萩間にある観光地を巡りながら、2つのエリアを移動できる「観光スポットお手軽タクシー」も設定する。

　クルーズ市場の拡大に貢献した商品を企画、実施した旅行会社などを表彰する「クルーズ・オブ・ザ・イヤー2010」(COY2010)の授章式が16日、東京都内で開かれた。主催は日本外航客船協会(会長・今崎慎司郵船クルーズ社長)、国土交通省、観光庁、日本旅行業協会が後援した。

　グランプリはミキ・ツーリストクルーズセンターとロイヤル・カリビアン・インターナショナルが企画、実施した「レジェンド・オブ・ザ・シーズで航く　上海・韓国周遊クルーズ」が選ばれ、両社関係者が喜びの表情でお礼の言葉を述べた。

　この日はベスト・クルーズカップルに選ばれた大和田伸也(63)、五大路子(58)夫婦も出席=写真。海をイメージしたネクタイ姿で現れた大和田さんは「仕事が忙しくてクルーズ旅行は実現していないが、いずれは夫婦でゆっくりと楽しみたい」と言えば、五大さんも「人生という船を(主人と)共に歩んでいきたい」と笑顔で語った。

観光業界トップメディア
観光に専門特化
観光立国を推進