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観光行政 ■第2510号《2009年4月11日(土)発行》  

5月に初の「観光立国教育全国大会」開催
 自分のまちを知り、地域が好きになる子どもを増やそうと、第1回「観光立国教育全国大会」が5月10日、静岡県三島市で開かれる。主催は大会実行委員会(会長・舩山龍二日本ツーリズム産業団体連合会会長、実行委員長・新倉武一財団日本交通公社会長)。

 同大会は政府による観光立国の動きを踏まえ、観光立国教育を全国に広げ、教師と観光関係者の交流を深めるのを目的としている。

 テーマは「郷土を愛する心を育てる観光立国教育」。大会では観光教育を積極的に推進している教師の表彰やそれら教師による実践発表のほか、本保芳明観光庁長官の記念講演、川勝平太静岡文化芸術大学長、中村徹日本観光協会会長らのトップ提言などが行われる。また、富士山をテーマに小中学校教師が模擬授業もなど行う。

 参加費3千円、募集人員は1千人。参加申し込みはファクス(054・348・0859)またはメール(rikkoku.@jtb.or.jp)で受け付けている。



経産省・中企庁、元気な商店街選定
 経済産業省と中小企業庁はこのほど、地域住民に役立ち、地域の魅力を発信する商店街を選定し「新・がんばる商店街77選」として公表した。両省庁は5月をめどに事例集を刊行し“元気な”商店街になるための参考にしてもらう。

 06年に第1弾を公表しており、今回が2弾目となる。地域コミュニティの担い手として、アイデアと工夫を凝らしながら活性化に取り組んでいる商店街を選んだ。

 石川県加賀市の山中温泉南町ゆげ街道では、観光資源である温泉と漆器産業との強調により、山中漆器を中心に1店舗2業種事業(例えば、山中漆器と加賀漬け物、オルゴールと山中漆器など)を展開し、地域の魅力発信に取り組んでいる。

 また、神戸市の新長田地区商店街は「大人が3時間楽しめる街」を目指したまちづくりを行っている。震災による壊滅的な被害から、商業者自らが掘り起こした地域資源(ぼっかけや鉄人28号)の活用で活性化を図っている。

 大分県別府市の市中心部8商店街(NPO法人ハットウ・オンパク)も選ばれた。別府温泉の中心街で温泉(地域資源)を活用して、旅館・ホテル、商店、飲食店などのやる気のある業者が連携して参加交流型のプログラムを企画、実施している。「このオンパクモデルは全国の中心街活性化の手法として注目され、10地域に移植されている」(中小企業庁商業課)。



観光関係団体会長連絡会議が東京五輪招致へ緊急アピール
 観光関係団体会長連絡会議(議長・舩山龍二日本ツーリズム産業団体連合会会長、17団体で構成)はこのほど開いた会合で、16年の東京オリンピックとパラリンピック招致に向けた緊急アピールを採択した。

 採択は、両大会を「究極のインバウンド促進事業」と指摘。訪日外国人観光客が急激な円高や世界経済情勢の悪化などで減少している状況を踏まえ、「20年の訪日外客2千万人の目標を達成するためにも、ツーリズム産業は一丸となって招致に取り組む」と強調し、政府に招致への最大限の協力を強く求めた。

 両大会の開催地は今年秋にも決まる予定で、現在、東京、シカゴ、リオデジャネイロ、マドリードの4都市が立候補している。




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