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ビジネス ■第2508号《2009年3月28日(土)発行》  

中小企業、昨年の売り上げは前年比0.7%減

 中小企業庁の平成20年中小企業実態基本調査速報によると、同年の全国中小企業の売上高は前年比0.7%減の546兆7445億7千万円だった。このうち、飲食店・宿泊業は、法人企業が前年並みの約8兆円、個人企業が同約4千億円増の約6兆5千億円だった。売上高経常利益率(法人企業のみ)は、中小企業全体では同0.1=減の2.4%、飲食店・宿泊業は同0.6=減の1.0%と、ともに減少している。

 調査は昨年8月、全国の中小企業約11万社に行った。有効回答率は49.7%。

 同年の売上高を9業種別でみると、法人企業では建設業、製造業、卸売業で前年比増加、飲食店・宿泊業、運輸業、小売業で前年並み、情報通信業、不動産業、サービス業で同減少した。建設業が前年比約3兆円増加、サービス業が同4兆円減少したのが目立つ。

 個人企業では、飲食店・宿泊業のみが前年比増加。運輸業が前年並みで、ほかは減少した(情報通信業は回答なし)。

 売上高経常利益率は、製造業、小売業、不動産業が前年比増加。サービス業が前年並み。飲食店・宿泊業など5業種が減少した。利益率が最も高いのは不動産業の7.4%、最も低いのは飲食店・宿泊業の1.0%。

 このほかメーンバンクへの借入申し込み状況を法人企業に聞いたところ、「借入申し込みを行っていない」54.9%、「借入条件の変更なしで申し込み額通り借りられた」22.1%、「借入条件は厳しくなったが申し込み額通り借りられた」9.9%、「借入申し込みを拒絶または申し込み額を減額された」5.3%、「増額セールスを受けた」4.6%、「借入条件は緩和され申し込み額通り借りられた」3.2%。

 借入を申し込んだ企業のうち、条件変更なしで申し込み額通り借りられた例が前年(23.2%)同様最も多かったが、率は減少した。条件が厳しくなったが申し込み額通り借りられた例と、拒絶または減額された例は前年(8.9%、3.8%)から増加した。



昨年のゴルフ場倒産、件数・負債とも減少
 帝国データバンクによると、全国ゴルフ場経営業者の昨年1年間の倒産件数は28件で、前年(48件)比41.7%減少した。02年(108件)以降、減少傾向が続き、01年以降で初の20件台となった。負債総額は3545億2800万円で、同46.9%減少。02年比では83.8%の大幅減となった。

 負債額が最も大きい倒産は、東京の企業(民事再生法)の負債508億円。2000年代前半に相次いだ1千億円を超える超大型倒産がみられなくなったが、「複数のゴルフ場を経営する業者の倒産が大きく減少していることが背景にある」と帝国データバンクは指摘している。

 倒産の態様別でみると、民事再生法が21件で、前年比14件減。会社更生法が4件で、前年と同数。この2つの「再建型」倒産が全体の約9割を占める。「清算型」では、破産が2件で、前年比1件減、特別清算が1件で、同5件減。


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