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  インバウンド ■第2483号《2008年9月13日(土)発行》  

岡山県、24日に「観光立県宣言」

 岡山県は9月24日、観光振興計画「観光立県戦略」を策定し、観光立県を宣言する。計画は、検討会議(大原謙一郎座長=大原美術館理事長)の7月にまとめた素案をたたき台に最終決定するもの。着地型観光の推進など4つの重点方針や6つの目標を定め、観光力を高めていく考えだ。

 観光振興計画は09〜13年度の5年間が対象で、来年度からの新規施策に反映される。

 重点方針は(1)着地型観光の推進(2)各観光地の結び付きの強化(3)岡山県観光のCS向上(4)観光プロモの見直し──の4項目。その1つ、到着後に行き先を決める着地型観光の推進では、駅や空港を発着点とした短時間のルートを開発。交通基盤を生かし、ビジネスマンや外国人旅行者、高齢者をターゲットに訴求していく。

 6つの目標として「県の認知度を高める」「観光入り込み客数を増やす」「外国人旅行者を増やす」などを実現させる。外客誘致では東アジアに加え、欧米にも力を入れる。

 同県は、国が推進するVJCや10月に設置される観光庁など観光立国への動きを背景に観光振興を図る観光立県への必要性を感じたことから、現状分析と戦略策定に至った。

 同県の07年の観光客数は約2502万人。98年の2737万人をピークに減少傾向にある。半面、外国人観光客数は07年に6万700人で04年以降、増加しているため、特に外国人旅行者を取り込みたい方針。

 観光物産課の槙尾敏之氏は「昨年ミシュランが3つ星観光地に後楽園を選んだ影響で、欧米から多くの観光客が来るようになった。計画を契機に外国人旅行者を視野に入れ、宿泊者数を伸ばしていきたい」と意気込みを話す。



埼玉県、訪日外客誘致へインバウンドツアー発表


 埼玉県外客来訪促進計画推進協議会(荒井康博会長=埼玉県観光振興室長)は2日、埼玉県内に訪日外国人旅行客を誘致するインバウンドツアー「True Japan」を発表した。

 設定したツアーは全部で42コース。「日本のまつり『The MATSURIサミット』と鉄道博物館」(東秩父村、さいたま市)、「日本の手作りロケット『龍勢まつり』と秩父の花々」(秩父市)、「着物を着て蔵造りのまちを歩くサムライ・芸者ショーと温泉」(川越市)、「日本にしかないギャンブル体験川口オートレース」(川口市)などで、「『日本の四季=花・自然・祭り』をテーマに埼玉の魅力を体験できる内容にした」(北川秀樹・埼玉県観光振興室副室長)という。

 ツアーの申し込みができる専用の英文ウェブサイト(http://truejapan.jp/)=写真=を開設したほか、英文パンフレットを10万部作成。東京都内のホテル、成田空港、JNTOの海外拠点、旅行会社の海外拠点など約200カ所に設置する。パンフレットには、秋、冬、春、夏の観光情報とツアー商品、道路地図と鉄道路線図、鉄道沿線の観光情報、レンタカープランの紹介などを盛り込んだ。

 ツアーの販売は、HISのインバウンド専門会社、エイチ・アイ・エス・エクスペリエンス・ジャパン(HEJ)が担当。各ツアーを10日に発売した。

 埼玉県は、外国人観光客を県内に誘致するため、「埼玉県外客来訪促進計画」を07年3月に策定。16の市町村(さいたま市、川越市、川口市、行田市、秩父市、飯能市、東松山市、新座市、日高市、小川町、横瀬町、皆野町、長瀞町、小鹿野町、東秩父村、寄居町)を促進地域に指定し、05年に約14万人だったインバウンド客を10年までに25万人にする計画を立てた。

 08年1月には、県、16市町村、鉄道事業者、旅行業者などで構成する埼玉県外客来訪促進計画推進協議会を発足した。

 06年に東京を訪れた外国人観光客が約420万人で、日本のインバウンド客の約60%に達していることから、同協議会では東京を訪れる外国人客を誘客ターゲットに設定。同協議会が今年6月に実施した企画コンペにHEJとJTBグローバルマーケティング&トラベルが応募し、HEJが事業の委託を受けた。委託費は390万円。

 同協議会のメンバーは、県、16市町村、埼玉県観光連盟、JR東日本大宮支社、東武鉄道、西武鉄道、秩父鉄道、日本旅行業協会埼玉地区会、埼玉県旅行業協会、パレスホテル大宮、国交省関東運輸局、日本政府観光局(JNTO)、埼玉県国際交流協会。



7月の訪日客は過去最高を記録

 日本政府観光局(JNTO)によると、7月の訪日外客数は前年同月比2.2%増の82万5400人となり、過去最高を記録した。ただ、燃油サーチャージの値上げや四川大地震の影響などもあり「伸び幅は縮小」(JNTO)している。

 月別過去最高記録はこれで29カ月連続となったが、国別で見ると明暗が分かれた。

 韓国は同6.3%減の23万8100人で、4カ月ぶりに減少。「7月としては04年以来4年ぶりの減少」(同)という。燃油サーチャージの高騰による旅行手控えの影響が出たと見られる。

 中国は同0.1%減の10万1千人。四川大地震や北京五輪前の出張手控えなどもあり、前年並みにとどまった。「ただ観光目的の訪日客は、8月の団体観光旅行の需要が五輪観戦のため7月に前倒しされたこともあり、比較的好調だった」ようだ。

 一方、台湾、香港、タイ、シンガポール、豪州、カナダ、フランスなどについては過去最高を記録。このうち、台湾はANAやJALの定期チャーター便の就航や香港エクスプレスによる地方空港への乗り入れなどもあり、同25.5%増の6万6100人となり、7月としては初の6万人台を突破した。

 この結果、1〜7月の累計訪日外客数は前年同期比8.6%増の516万2600人。

 出国日本人数は同4.4%減の135万1千人で15カ月連続の減少となった。

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