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インバウンド ■第2444号《2007年11月10日(土)発行》  

北海道や京都など17団体が英国で訪日スキーPR
着物で文化もアピール

 北海道運輸局や道内企業、京都市など17団体は10月24〜28日、スキー旅行目的地としての日本の魅力をアピールしようと英国のウインタースポーツ見本市「Metro Ski and Snowboard Show」に出展した。ビジット・ジャパン・キャンペーンの一環として、官民合同で日本ゾーンを形成。5日間の開催で、3456人が日本ブースを訪れた。VJCとしての出展は初めて。

 VJC事務局の子安義雄部長は「豪州での訪日スキー旅行が軌道に乗り、英国人にも良さが認知されてきた。スキー旅行目的地としての日本に目が向いている」と出展の狙いを話す。伝統文化にも関心がある英国人に、冬の京都をあわせてアピールした。

 ブース来場者の質問にも出展者が具体的に回答。北海道からはニセコ、ルスツ、富良野などで実際にウインタースポーツ産業に携わっているスタッフが渡英。降雪量、リフトの数など実用的な情報提供を行い来場者に好評だったという。

 25日には、業界関係者を招いて北海道運輸局・京都市主催のレセプションを行い、90人以上が参加。来場者からは「日本でスキーができるとは知らなかった」「スキーだけではもったいない。ぜひ2週間ぐらいの行程で、ゆっくり日本を見たい」などの声が挙がった。

JNTOによると、英国のウインタースポーツ人口は約120万人。欧州内の雪不足により新たなスキー場探しが始まっているという。「価格帯や旅程、東北・北信越地方も含めた豊富な商品供給が市場拡大のかぎ」としている。



神戸や大阪市などが米メディアを招へい
アメリカでも人気の日本酒。当日は菊正宗酒造記念館を見学した


 神戸市と大阪市、近畿運輸局はVJC地方連携事業として、10月29日〜11月3日、神戸、大阪を中心とした関西の食、歴史、文化の魅力を知ってもらおうと、アメリカ西海岸のメディア招請ツアーを実施した。

 今年、神戸市とシアトル市、大阪市とサンフランシスコ市がともに姉妹都市提携50周年を迎えるのを記念し、観光地やクルーズの寄港地としての関西の魅力発信と、姉妹都市の交流促進により訪日旅行者の増加を目的として行われた。アメリカから6人のメディア関係者が参加した。

 一行は関空到着後、ベイシャトルで神戸へ移動。神戸ビーフの夕食を楽しんだ。2日目は、明石海峡大橋や須磨海浜水族園を回り、南京町などを散策。3日目は、人と防災未来センター、菊正宗酒造記念館などを見学後、有馬温泉に宿泊した。ツアー後半の大阪では、大阪城、海遊館、交通科学博物館などの見学、上方浮世絵館で浮世絵絵画制作体験などを行った。

 「アメリカでは日本食や日本酒がブームになっており、灘の酒、有馬温泉、神戸ビーフをPRし、神戸への誘客につなげたい」(神戸市)、「大阪は古いものと新しいものが共存する町。都市型観光として食やショッピングを楽しむ以外に、今後は文化の体験型観光も取り入れていきたい」(大阪市)としている。




楽トラ、訪日客に旅スタイル提案

 楽天トラベルは1日から訪日外国人向けに名古屋をベースにした日本各地への旅行スタイルを提案するコンテンツ「NAGOYA〜Gateway to Japan」を同社サイトで始めた。英語など4カ国語で提供する。外国人の日本旅行への関心を高めるとともに、旅行客の増大を目指す。

 同サイトでは、外国人レポーターが、名古屋のユニークな食文化や名古屋城などの名所、またトヨタテクノミュージアムなどの最先端技術に触れられるスポットを外国人の目線から取材、レポートする。また、名古屋から飛騨高山や伊勢神宮、東京といった日本各地への旅行スタイルの提案も行う。

 このほか、観光施設のオンラインクーポンや新幹線などの交通情報も掲載。名古屋市内での宿泊施設検索、予約もできる。

 英語版(http://travel.rakuten.co.jp/en/promotion/nagoya)のほか、中国語の簡体字版、繁体字版、韓国語版がある。今後はインバウンド向けレンタカー情報なども取り上げる予定。掲載期間は1日〜3月31日の5カ月間。

 同サイトは名古屋観光コンベンションビューローが行う、名古屋の観光促進に繋がるユニークな企画を実施するプロジェクト「名古屋観光ヒートアップ事業」の助成対象事業に選定されている。

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