JTBは、観光振興や地域活性化の推進を目的として、地方創生に関する連携協定を鹿児島県大崎町と3日に、群馬県片品村と8日にそれぞれ締結した。
大崎町とは、リサイクル率82.6%という同町の廃棄物処理システムを循環型地域経営モデルの視察コンテンツとして開発し、企業、団体の視察研修や教育旅行を誘致。ほかの観光コンテンツの発掘、磨き上げも進め、周辺自治体と連携して大隅エリア、大崎町の交流人口を増やす。
地域産品の販路を拡大するために同町にサテライトオフィスも設置。ふるさと納税に関する問い合わせが増える中、コールセンターやクリエイティブセンター機能を地元で整備し、雇用の創出にもつなげる。
片品村とは、世界に通じる観光、農産物のブランド力の向上や、国内外からの誘客による地域活性化、観光誘客の促進などに取り組む。
特にアフターコロナの観光需要拡大、片品村振興公社をプラットフォームとした地域産業の活性化、尾瀬国立公園の自然資源の保全を進めながら、国際的な観光資源の発掘を目指す。