JR西日本ホテルグループの新規ブランドホテル「ホテルヴィスキオ大阪」(大阪市北区)が6月6日にオープンした=写真。シティホテル「グランヴィア」と宿泊特化型ホテル「ヴィアイン」の間に入る「上級な宿泊主体型ホテル」との位置付け。
ヴィスキオはイタリア語で「宿り木」の意味。宿り木は北欧神話で幸福、安全、幸運をもたらす聖なる木とされ、宿泊客に旅の疲れを癒やし、幸福を感じてもらえる場となることを願い命名した。
客室は宿泊主体型ホテルとしては広めとなる16.6~41.4平方メートル。全400室のうち、2人利用以上の客室を8割以上に設定した。快適な寝心地を提供するため「シモンズ社」のホテルオリジナルベッドを採用。レインシャワーを配したセパレートバスも28平方メートル以上の客室で採用した。
朝食は「大阪&イタリアン」をテーマにしたメニューを提供する。
ホテルが位置する大阪駅北側の「うめきた」エリアは第1期で複合商業施設「グランフロント大阪」が開業し、第2期開発も控えている注目エリア。関西国際空港とのアクセスが大きく改善される新駅をはじめとした大規模な街づくりが進められる予定となっている。