JR西日本は中国の若者らに向けて、新型コロナウイルスの収束後に瀬戸内エリアに来てもらおうと、中国の若者に人気のSNS「TikTok」への動画配信を日本の6大学と連携し、2月26日から行っている。
瀬戸内エリアの魅力を大学生が元気良く伝えることで、少しでも旅行気分を味わってもらうとともに、日中の青少年交流につなげたいとしている。
参加大学はJR西日本が主催する2019年度の「瀬戸内カレッジ」に参画した6大学(関西大、神戸松蔭女子学院大、清泉女子大、広島経済大、流通科学大、和歌山大)。
瀬戸内カレッジは、若者の視点による地域活性化、旅行需要の喚起を図るとともに、学生の成長機会の創出を目指した自治体、大学との産官学プロジェクト。同様の取り組みは北陸、南九州、新潟エリアでも行っている。
JR西日本は、提携する中国アリババグループの旅行サイト「フリギー」に掲載する西日本エリアの旅行商品販売ページ「JR西日本旗艦店」でも、「一緒にこの難局を乗り越えよう」とのメッセージを掲載している。