H.I.S.ホールディングスはこのほど、今後のホテル展開を発表した。今後は、首都圏に加え、大阪、京都、金沢、福岡の各都市と、海外ではニューヨーク、トルコで、世界各国の旅行者をターゲットとしたホテルを開業する。国内都市部のホテルでは、訪日旅行者を含むレジャー観光客層を対象に、宿泊特化型に多い1人1室利用の客室比率を下げ、2人以上で1室利用が可能な客室を増やしていく。
同社が運営するホテル「変なホテル」は、2015年3月にハウステンボスに「変なホテル1号棟」がオープンして以来、19年10月までに計9施設をオープン。エンターテインメント性ある最新技術のロボットやシステムを活用し、生産性を向上した世界一のローコストオペレーションの実現を目指している。
新たな展開としては、客室に館内外の情報や照明、空調、テレビなどと連動するタブレットサービス「tabii(タビー)」を設置するなど、従来のエンターテインメント性の高い「フロントロボット」に加え、先進的で機能的な設備を掛け合わせ、今まで以上に進化したホテル運営に取り組む。
今後のホテルの展開予定は次の通り。
■国内
19年1月17日開業・変なホテル福岡博多(福岡県福岡市)▽同2月1日開業・変なホテル心斎橋(大阪府大阪市)▽同3月14日開業・変なホテル大阪西心斎橋(同)▽同3月末開業予定・変なホテル京都八条口駅前(京都府京都市)▽同夏開業予定・変なホテル浅草〈仮〉(東京都台東区)▽同秋開業予定・変なホテル関西エアポート〈仮〉(大阪府泉佐野市)▽同秋開業予定・変なホテル石川金沢〈仮〉(石川県金沢市)
■海外
アメリカ合衆国(ニューヨーク州)▽トルコ共和国(デニズリ県パムッカレ市)
2名1室の客室