鳴子ホテル(宮城県鳴子温泉)は今年秋にリニューアルオープンする。足湯を備えた客室を新設するほか、バイキングレストランも全面リニューアルする。
足湯は「紅葉館」7階の全客室(7室)に設置。露天形式で、近くの山並みを眺めながら、ゆったりと源泉かけ流しの湯を楽しめる。
バイキングレストランは、オープンキッチンを新設。和の雰囲気を大切にしつつ、機能性を追求した。
大浴場「芭蕉の湯」「玉の湯」は自慢の湯が一層引き立つような内装に一新。照明にもこだわった。
足湯付き客室とバイキングレストランは7月下旬のオープン。9月下旬は大浴場とエントランスロビーのリニューアルが完了する。
同ホテルは創業134年の老舗。昨年12月からオリックス不動産が再生を支援している。今回のリニューアルでは、従来の団体客を大切にしつつ、個人客、特に30〜40代の女性同士の客層を取り込みたいとしている。
露天形式の室内足湯