青森県と県観光連盟は12月14日から3日間、さいたま市のJR大宮駅で観光PRキャンペーンを開催した。14日のオープニングセレモニーでは青山祐治副知事や同連盟の九戸真樹専務理事らが出席し、テープカットを行った=写真。
東北新幹線八戸開業10周年を迎え、より身近になった青森の冬の魅力や観光情報を提供し、青森ファンを獲得するのが狙い。テーマは「行くたび、あたらしい。青森」。
会場となったイベントスペースには酸ヶ湯温泉や黄金崎不老ふ死温泉の手湯コーナーのほか、りんごや八戸せんべい汁など特産品も売られ、乗降客らでにぎわった。また、津軽三味線の演奏やミスによる観光クイズなども行われた。
02年の八戸開業から、12月1日で10周年の節目を迎えた。約10年間で盛岡〜八戸間の乗車人員は累計約4800万人に上る。「13年3月には『はやぶさ』の速度が時速300キロから320キロにスピードアップし、首都圏から青森がより身近になる」とJR東日本の向久保文一青森支店長は強調し、青森への観光をアピールしていた。