阪急交通社発表のGW旅行動向で、旅行先ランキングは、国内1位北海道、海外1位韓国となった。
ゴールデンウィークに旅行する際、どこにどのくらいの日数旅行しようかと悩まれる方も多いでしょう。連休と連休の間も休みをとって長期旅行するか、短めにして他の日はゆっくり休むか……。
そこで阪急交通社では、ゴールデンウィークの期間中、どのくらいの泊数で、どの日から旅行を開始する方が多いのか、申込者数から算出をしてみました。
ゴールデンウィークに人気の海外旅行先、国内旅行先についても紹介します。
【調査概要】
対象:2018年4月28日出発から2018年5月6日帰着する海外、国内ツアー
*0泊1日(日帰り旅行)のツアーは除外しています。
*泊数が同じで旅行期間の異なるものは個別に集計しています。
*調査時点でのランキングとなります。
ゴールデンウィークは2泊3日の旅行が1位! 8泊9日フルの人も2割近く?
1位は2泊3日、2位は1泊2日となりました。案外短め?という印象も受けるかもしれませんが、通常の連休時は1泊2日が普通なので、1泊2日を超えて2泊3日が最多ということは、やはりゴールデンウィークの恩恵を多くの方が受けられているのを感じます。
3位はぐっと期間が伸びて、8泊9日。これはクルーズ旅行の影響が大きいです。阪急交通社ではゴールデンウィークに4月28日(土)発、5月6日(日)着にて日本初就航となる「MSCスプレンディダ」と「ノルウェージャン・ジュエル」の2つの外国船をチャーターし、春色クルーズ、夏色クルーズとして企画。旅行会社1社が単独でチャーターする話題性や比較的手ごろな価格でご案内できたこともあり、また普段は長期のご旅行が難しいという方もゴールデンウィークに合わせて申し込めるとあって人気となりました。
ゴールデンウィークの出発日はやっぱり初日! 4月28日(土)が1位
旅行の出発日として一番選ばれているのは4月28日(土)、続けて二日目の4月29日(日)となりました。後半のスタート日となる5月3日(木)もやはり人気です。
一番少ないのは前半、後半の休みに挟まれた5月1日(火)、5月2日(水)とも思われがちですが、5月4日(金)、5月5日(土)の方が若干ではありますが少なくなっています。どうしても残り日数の関係から行先の選択肢が少なくなってしまうこともありますが、残り少なくなった休みの日は遠出を控えようとする人も多いからかもしれません。
ゴールデンウィークに人気の旅行先は?
それでは、ゴールデンウィークに人気の旅行先についてもご紹介しましょう。海外、国内それぞれご紹介します。
【海外旅行先ランキング】
1位:韓国
2位:台湾
3位;中国
4位:香港
5位:ハワイ(米国)
6位:シンガポール
7位:タイ
8位:スペイン
9位:クロアチア
10位:マレーシア
ゴールデンウィークの海外旅行先としては、ベスト10中7つの国がアジアとなりました。前述したようにクルーズ旅行が人気であり、クルーズ船「MSCスプレンディダ」のツアー寄港地に釜山が含まれている韓国が1位。台湾やハワイは年間通して人気の旅行先となっています。3位の中国では、シルクロードの起点となり、世界遺産の秦始皇帝陵、兵馬俑坑がある西安の割合がやや多いです。
9位のクロアチアは、イタリアから海を挟んで東にある、美しい街並みと海が魅力の国。ちょうど5月からベストシーズンに入ります。
【国内旅行先ランキング】
1位 北海道
2位 長野県
3位 富山県
4位 青森県
5位 秋田県
6位 岩手県
7位 東京都
8位 福岡県
9位 千葉県
10位 広島県
ゴールデンウィークにちょうど桜が見頃となる予定の北海道が、国内旅行先1位となりました。広い道内、長期休暇でたっぷり堪能したいという方が多いのではないでしょうか。北海道北部の離島、利尻島や礼文島を回る方も多くいらっしゃいます。
4月15日に全線開通となった立山黒部アルペンルート「雪の大谷ウォーク」の人気が影響したのは、2位長野県、3位富山県。
そして4位青森県は弘前公園の桜、5位秋田県は角館の桜、6位岩手県は北上展勝地の桜が有名で、いずれもゴールデンウィークにさくらまつりが開催されます。