近畿方面が人気
阪急交通社が発表した年末年始(27日~1月5日出発)の予約動向によると、国内旅行の予約人数(募集型企画ツアー)は前年同期比9%増となった。近畿方面は同74%の増加と伸び率が最も大きく、「七福神巡りや冬の味覚を味わう日帰りバスツアーがけん引した」としている。
11月15日現在。以下、関東(18%増)、沖縄(12%増)、北陸・甲信越(7%増)の順で伸び率が大きい。沖縄は離島周遊コースや個人旅行のフリープランが好調。このほか、「令和最初の初詣や皇室関連ゆかりの地を訪れる旅は今年度ならではの人気の商品」という。
海外旅行は同19%増。土日曜を含めると9連休の長期休暇となるため、旅行日数の長い欧州が同14%増と好調に推移。また、3~4日間の旅行日数が一般的な台湾だが、今年は5日間の比較的長い周遊型商品が人気となっており、同63%増と高い伸びを示した。