信州・長野県観光協会は17日、東京都内で、旅行会社の商品造成担当者らを対象に「旅行商品商談会」=写真=を開いた。10月から始まる信州デスティネーションキャンペーン(信州DC)の概要や着地型旅行商品などを説明、一層の送客を求めた。
会には旅行会社や観光関係団体関係者など約80人が出席した。同県のDCは過去3回実施されており、長野五輪が開かれた98年以来となる。今回は、「未知を歩こう。信州」をテーマに3カ月間実施される。
都市圏に住む女性および中高年層をターゲットに、新しい信州の魅力や歩く旅行スタイルなどを提案し、宿泊滞在型観光地の定着を目指す。
商談会では「泊まって熱気球体験プラン」(佐久市)や「高級旅館で現代懐石&お座敷芸能」(山ノ内町)など、市町村が独自に造った商品を紹介した。商品価格や販売手数料の有無なども記載しており、旅行会社にとっても造成の参考となりそうだ。