JRグループと長崎県、地元自治体、観光事業者が連携して開催する「長崎デスティネーションキャンペーン」(長崎DC)が1日に開幕した。キャッチフレーズは「旅さきは、ながさき。」。DCの長崎県での単独開催は初めて。期間は12月31日まで。
1日にはJR長崎駅かもめ広場でオープニングセレモニーを開催した。中村法道・長崎県知事や青柳俊彦・JR九州社長などが登壇し、長崎DCの開幕を告げるテープカットを行った。新大阪駅を出発した長崎DC専用の団体臨時列車の乗客の出迎えも行われた。
ステージイベントでは、長崎女子高等学校による龍踊をはじめ、長崎検番の祝舞、長崎県の市町(佐世保市、新上五島町、長崎市、大村市、西海市、川棚市、島原市)による観光のPRも行われた。
オープニングセレモニーの会場では各市町の特産品などの物販もあり、多くの人でにぎわった。
DCの期間中には、世界文化遺産に登録された端島炭坑(軍艦島)などを有する「明治日本の産業革命遺産」のほか、世界文化遺産候補「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」や「日本遺産」、夜景やハウステンボスのイルミネーション、長崎の豊富な食材などをPRしていく。テーマ別にさまざまな企画やイベントなどを展開する。
DC臨時列車 大阪で出発式
長崎DCの初日である1日、「オープニング記念号」として専用団体臨時列車の出発式がJR新大阪駅で開催された。
出発式には、金子昌彦・長崎県大阪事務所長、千葉利久・JR東海新大阪駅長、森亨弘・JR九州営業部長、水田雅博・JR西日本営業本部担当部長、新林由浩・JR西日本新大阪駅長、堀坂明弘・日本旅行社長が出席した。
テープカット、駅長による出発合図の後、約450人が乗車したオープニング記念号が出発した。
第37回「にっぽんの温泉100選」発表!(2023年12月18日号発表)
- 1位草津、2位下呂、3位道後