栃木県の那須塩原市観光局は、新型コロナウイルスワクチンの職域接種について、17日付で国に申請したと発表した。「観光関連団体の申請は県内初」としている。
対象となるのは黒磯観光協会、西那須野観光協会、塩原温泉観光協会、塩原温泉旅館協同組合、板室温泉旅館組合で、これら団体に加盟する事業者、および非加盟の市内宿泊事業者の経営者、従業員ら1500人。
7月初旬から1回目の接種を始め、8月中には2回目の接種を終えたい意向だ。協力医療機関や接種会場は調整中。同局は「1日でも早い接種完了を目指し、全国や世界に向けて、市における観光のさらなる安心安全をアピールしたい」と話している。
企業や大学などでのワクチン職域接種は21日から本格的にスタートしている。