那覇市は4日、無料のWi-Fi(ワイファイ、公衆無線LAN)サービス「NAHA-City-WiFi」を始めた。観光客の受け入れ環境の充実化と中心市街地の活性化につなげる。
市内のアクセスポイントは115カ所で、国際通りや首里城公園、那覇空港など市内主要観光スポットを網羅している。外国人も簡単に使えるように、英語と中国語、韓国語にも対応。市は、観光客によるブログやツイッターなどでの情報拡散にも期待している。
さらに、現在地周辺の店舗情報を提供するポータルサイト「NAHAPO(なはぽ)」を開設する。利用者はGPS(衛星利用測位システム)を利用して現在地周辺の店舗を探すことができ、店舗からもイベント情報やクーポンの提供が行われることで、商店街の活性化につながると市は見込んでいる。